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2022年12月: 新バージョンのPigments 4にアップデート。

Pigments 4 - Arturiaをレビュー【機能多彩なシンセ】
Pigments 4はArturiaのシンセプラグイン。
2018年末にリリースされ、現在は最新のバージョン4にアップデートされています。
ポリクローム(Polychrome)ソフトウェア・シンセサイザーと題されており、アナログスタイルのオシレーター・ウェーブテーブル・サンプラーおよびグラニュラーシンセシステムを中心とした、とても多彩な機能を搭載。
いろいろなサウンドを1つのシンセで作り込みたい!
というなら、ぜひチェックを。
モジュレーションやエフェクトなどとあわせて、プラグイン内部だけでガンガンにサウンドを完成形までを作り込むことができます。
そのうえに、美しく直感的な操作性も素晴らしい。
視覚的にわかりやすいシンセがほしい!
というDTMerにも、おすすめです。
僕はとくに、リアルタイムに動きが表示されるサウンド波形やモジュレーション波形がとてもお気に入り。ベーシックなバーチャルアナログシンセとは少し変わった作りをしていますが、サクサクとコントロールしやすくなっています。
さて、Arturiaといえば、数々の伝説的なハードウェアシンセサイザーを研究し、エミュレートしているメーカーです。Pigmentsのさまざまな魅力は、まさしくそのリソースがギュッと結集されたものという感じ…。間違いなく要チェックのプラグインですよ。
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Pigments 4の音質・プリセットデモ【モダンサウンド】
全体的な音質の傾向は、ちょうどいい太さがあり、なおかつ透き通るようにクリーン。
アナログっぽさがそこまでゴリゴリに強い感じでなく、現代的な楽曲にスッとなじんでくれるモダンサウンドです。個人的にはかなり好き。
上記動画のほか、下記リンクからYoutubeでプリセットデモが聞けます。
サウンドデモ
Pigments 4のプリセットラインナップ・ブラウザ
プリセット数は1,400種類以上。さまざまな有名アーティストやサウンドデザイナーにより作成され、幅広い音色がラインナップしています。
プリセットブラウザでは、タイプやスタイルごとにフィルタリングできたり、とても選びやすくgoodです。
さらに、メイン画面でもGUI右上の電球アイコンにカーソルをあわせれば、プリセットごと作成者によるコメントとサウンドデザインのポイントを表示できます。
プリセットをエディットする際にかなりありがたい機能。
それから、Pigmentsは無料のアップデートごとにトレンドを取り入れたプリセットが追加されるのもうれしいポイントです。
エキスパンションパックの販売もあり
Pigments 4のプリセットは、エキスパンションパック販売もあり。プラグイン上のストアからサウンドプレビュー、購入までいけます。
また、サードパーティ製のプリセットパックもいろいろとリリースされています。
プリセットパック
Pigments 4 - Arturiaの使い方
Pigments 4の新機能
ここからはPigments 4の機能や使い方のポイントをまとめてきいます。
構造は、GUI上部をSynth・FX・Seqの3ビューで切り替えられるようになっており、GUI下部がモジュレーションセクションとなっています。また、Pigments 4からはシンプルに主要パラメーターがまとまったPlayビューも搭載。
下記の動画では、Pigments 4を使ったサウンドデザインの例が紹介されています。こちらもあわせてどうぞ。
関連動画
Synth【シンセエンジン・フィルター】
GUI上部で[Synth]ビューを選択すると、シンセエンジンとフィルターセクションが表示されます。
2つのシンセエンジン【Analog・Wavetable・Sample・Harmonicから選択】
メインとなるシンセエンジンは2つ。それぞれAnalog・Wavetable・Sample・Harmonicから音源のスタイルを選択することができます。
Analogは、バーチャルアナログシンセスタイルで3つのオシレーターをコントロール可能。
それぞれ、Sine・Triangle・Sawtooth・Squareから基本波形を選択します。ノイズジェネレーターもあり。FM変調もできるようになっています。
Wavetableは160種類以上が備えられています。さらに、自身でウェーブテーブル波形を読み込んで使うことも可能。
Sampleでは、最大6つのスロットを使用して音源素材をコントロールできます。こちらも豊富なサンプルが最初からふくまれています。
さらに、[GRANULAR]スイッチをオンにすると、グラニュラーシンセとしても使うことが可能。不思議系なサウンドをレイヤーしてみるなど、楽しみ方はいろいろ。
そして、バージョン3からはHarmonicオシレーターも追加されました。
アディティブシンセシスがさらに音作りの幅をひろげてくれます。
UTILITY ENGINE【NOISE・OSCILLATOR】
UTILITY ENGINEとして、NOISEオシレーター2つと、シンプルな波形を鳴らしてくれるオシレーターもさらに1つ搭載。
サウンドの高域を補強したり、サブベースをならしたり、便利に使うことができます。
2つのフィルター
GUI上部右側には2つのフィルターを備えています。
それぞれ、MultiMode・MS-20・SEM・Matrix 12・Jup-8・Mini・Surgeon・Comb・Phaser・Formant・LowPass Gateの11種類から、フィルタータイプを選択可能。
Arturiaらしい、アナログモデリングのフィルターラインナップがテンション上がります。
新しいPigments 4で追加されたMS-20タイプは、レゾナンスをギュンギュン効かせながらパンチのある低域を形成するのに最高ですよ。
FX【エフェクト】
[FX]ビューでは、3通りのエフェクトバスに、それぞれ3つずつのエフェクトをアサインしてコントロールすることが可能。BUS A・BUS Bはインサート、もう1つはセンド&リターン方式です。
エフェクトラインナップは下記の18種類。ここでもかなり音作りが楽しめるようになっています。
エフェクト
- ディレイ系: Delay・Tape Echo・PS Delay
- リバーブ系: Reverb・Shimmer
- ディストーション系: Distortion・Bitcrusher
- ダイナミクス系: Compressor・Multiband
- モジュレーション系: Super Unison・Chorus・Chorus Jun-6・Flanger・BL-20 Flanger・Phaser・Stereo Pan
- フィルター/EQ系: Multi Filter・Param EQ
最新のPigments 4で追加されたのは、ShimmerとSuper Unisonの2つです。
近年わりと流行っているシマーリバーブですが、サクッと雰囲気が出せてとても便利。Super Unisonは、「もう少し厚みがほしい」という時にこれまたガッツリ役立ちます。
その他エフェクトも全体的にかなり好きな質感。バチっとエグい音にもできるけど、ちょうどよくまとまってくれるという感じの印象です。また、こちらもアナログモデリングのエフェクトがいい味してます。
Seq【アルペジエイター・シーケンサー】
[Seq]ビューを選択すると、アルペジエイターおよびシーケンサーがコントロール可能。
ARP/PITCH・VELOCITY・OCTAVE・TRIG PROBA・GATE LENGTH・SLIDEと、シーケンスが一覧で表示されており、操作しやすいシステムです。
PITCHにはMajor・Blues・Fifthなどのスケールを設定することができ、狙ったサウンドをサクッと作れるようになっています。
また、各パラメータで設定できるランダム機能もおもしろいです。パラメーターを上げていくと、どんどんランダムなサウンドになっていき、予期せぬサウンドと出会うことができます。
モジュレーション
GUI下部はモジュレーションセクション。
ピッチベンドやModホイールが表示されるKEYBOARD・3つのエンベロープ・3つのLFO・3つのFunction・3つのランダマイザー・3つのコンビネーターが各ビューに分かれており、くわえて4つのマクロノブがあります。
Functionではかなり自由度高く直感的にモジュレーション波形を描くことができ、素晴らしいです。
また、ランダムに流れる波形でモジュレーションコントロールできるランダマイザーも特徴的でおもしろい。
さらにコンビネーターを使うと、各パラメーターをを組み合わせてモジュレーションをかけることができ、こちらもかなり奥深く遊べます。
ルーティングと波形表示
ルーティングは、モジュレーション名をクリックした後、各パラメーターを操作することで設定。そうすると、それぞれどこにルーティングされているかが一覧で表示されていきます。
また、Pigments 4からはドラッグ&ドロップで設定することもできるようになり、あつかいやすさがアップ。
そして、各モジュレーション波形の動きは、GUI中段ですべて同時にチェックすることができます。実際どのようなコントロールが行われているのかを、リアルタイムに見て追えるので、とてもわかりやすいです。
Play【シンプルビュー】
Pigments 4で追加された、[Play]ビュー。
主要なパラメーターのみが、シンプルにまとまってくれます。直感的にノブをいじくり回して音作りしたい時などは、こちらが便利。
また、シンセの音作りがそこまで得意ではないという場合も、よりかんたんにあつかえておすすめです。
Pigments 4をほかの人気シンセと比較【Serum・Divaなど】
ここで、Pigments 4をほかのシンセとざっくり一言ずつ比較していきます。
Pigments 4と比べて検討されそうなシンセをなんとなくチョイスしてみました。レビュー記事を貼っておきますので、くわしい機能などについてはそちらをあわせてどうぞ。
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Pigments 4の比較まとめ
こうして比較してみると、あらためてPigments 4はいいシンセだなぁ…と感じます。
もちろん、いろんなシンセそれぞれに良さがあります。その中でもPigments 4は、サウンド・機能・あつかいやすさのすべてが高いレベルでちょうどいいんですよね。
確実に、持っておいて間違いのない、長く使えるシンセです!
Pigments 4 - Arturiaのセール情報と購入方法・価格チェック
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最新のDTM関連セール情報はTwitter(@DTM_Checker)でも発信しています。
Pigments 4は単品のほか、バンドルで購入が可能。プリセットパックの販売もあり。
なお、現在のところPigmentsは無料でバージョンアップされていっています。
Pigments 4 - Arturiaを単品購入
また、総額だと割高になってしまいますが、SpliceではPigments 4の月額8.49ドルRent-to-Ownもあります。20ヶ月分払い終えた時点で正式なライセンスが手に入るシステムで、途中で支払いを止めておくことも可能。
Pigments 4 - Arturiaがふくまれるバンドルを購入
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Pigments 4 - Arturiaのプリセットパックを購入
Pigments 4は、GUI上からエキスパンションパックを追加購入することが可能。
また、サードパーティ製のプリセットパックもいろいろとリリースされています。