2022年2月17日までのセール情報
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2021年12月: 最新のPigments 3.5がリリース。
- クロスモジュレーション
- ディストーションモジュール
- コムフィルター
などがパワーアップ。ユーザーは無料でアップデートできます。

特徴や使い方をレビューします。
Pigments 3.5 - Arturiaをレビュー【機能多彩なシンセ】
Pigments 3はArturiaのシンセプラグイン。
2018年末にリリースされ、現在最新バージョンの『3.5』にアップデートされています。
ポリクローム(Polychrome)ソフトウェア・シンセサイザーと題されており、アナログスタイルのオシレーター・ウェーブテーブル・サンプラーおよびグラニュラーシンセシステムを中心とした、とても多彩な機能を搭載。
いろいろなサウンドを1つのシンセで作り込みたい!
というDTMerはぜひチェックを。モジュレーションやエフェクトなど含め、プラグイン内部だけでガンガンにサウンドを完成形までを作り込むことができる機能です。
また、美しく直感的な操作性も素晴らしいです。一般的なバーチャルアナログシンセとは少し変わった作りをしていますが、とてもサクサクとコントロールしやすい。
視覚的にわかりやすいシンセがほしい!
という人はぜひ。特に、リアルタイムに表示されるサウンド波形やモジュレーション波形がとても便利。
長年数々の伝説的なシンセサイザーを研究し、エミュレートプラグインをリリースしてきたArturiaが、まさしく満を持して世に放つプラグインシンセといった感じですね。
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Pigments 3.5のプリセット【サウンドデモ】
Pigments 3のプリセットは有名アーティストなどが作成した1,300種類を備えています。
プリセット選択画面では、タイプやスタイルでフィルタリングできたりと、とても選びやすいです。
さらにGUI右上の電球アイコンにカーソルをあわせると、プリセットごとに作成者によるコメントとサウンドデザインのポイントを表示することができます。
プリセットをエディットする際にかなり嬉しい機能です。
全体的なサウンドの傾向としては、そこまでアナログ感は強くないのですがちょうどいい太さがあり、なおかつ透き通るようなクリーンさがあります。個人的にはかなり好きな質感。
下記リンクからYoutubeでプリセットデモが聞けるので、チェックを。
サウンドデモ
エキスパンションの販売もあり
Pigments 3のプリセットはエキスパンションでの販売もあり。
なんとプラグインGUIからストアをチェック、サウンドプレビューそして購入までいけます!
無料エキスパンションや、セールもあるのでこちらもチェックしてみてください。
Pigments 3.5 - Arturiaの使い方
さて、ここからはPigments 3のシステム、使い方のポイントをまとめてきいます。
上記のチュートリアル動画はアプデ前のPigmentsを使用していますが、ベースは変わりませんのであわせてチェックしてみてください。バージョン3.5の新機能についてはこちらの動画をどうぞ。
Pigments 3の基本構造は、GUI上部がSynth・FX・Seqの3ページを切り替えられるようになっており、GUI下部がモジュレーションセクションとなっています。
Synth【シンセエンジン・フィルター】
GUI上部で[Synth]ページを選択すると、シンセエンジンとフィルターセクションが表示されます。
2つのシンセエンジン【Analog・Wavetable・Sample・Harmonicから選択】
シンセエンジンは2つ搭載。それぞれAnalog・Wavetable・Sample・Harmonicから音源のスタイルを選択することができます。
Analogを選択するとバーチャルアナログシンセスタイルで3つのオシレーターをコントロール可能。
それぞれSine・Triangle・Sawtooth・Squareの基本4波形から選択でき、ノイズジェネレーターもあり。FM変調もできるようになっています。
Wavetableは160種類以上から選択可能。さらに自身でウェーブテーブル波形を読み込んで使うこともできます。
Sampleでは、最大6つのサンプルスロットの使用、それぞれのコントロールが可能。
こちらも豊富なサンプルが最初から含まれています。
さらに[GRANULAR]スイッチをオンにすると、グラニュラーシンセとしても使うことができます。不思議系なサウンドをレイヤーしてみるなど、楽しみ方はいろいろ。
バージョン3からはHarmonicオシレーターも追加。
アディティブシンセシスがさらに音作りの幅をひろげてくれます。
UTILITY ENGINE【NOISE・OSCILLATOR】
くわえてUTILITY ENGINEとして、NOISEオシレーター2つと、シンプルな波形を鳴らしてくれるオシレーターもさらに1つあり。
サウンドの高域を補強したり、サブベースをならしたり、便利に使うことができます。
こちらもバージョン3で追加された新機能。
2つのフィルター
GUI上部右側には2つのフィルターを備えています。
MultiMode・LowPass Gate・Surgeon・SEM・Matrix 12・Mini・Jup-8・Comb・Phaser・Formantの9種類から選択可能。
Arturiaらしい、アナログモデリングのフィルターがガシガシ使えるのがポイントですね。
FX【エフェクト】
[FX]ページでは、3通りのエフェクトバスに、それぞれ3つずつのエフェクトをコントロールすることができます。
BUS A・BUS Bはインサート、もう1つはセンド&リターン方式となっています。
エフェクトはMulti Filter・Param EQ・Compressor・Multiband・Distortion・Overdrive・Wavefolder・Bitcrusher・Delay・PS Delay・Tape Echo・Reverb・Chorus・Chorus Jun-6・Stereo Pan・Phaser・Flanger・BL-20 Flangerの18種類から選択可能で、ここでもかなり音作りが楽しめるようになっています。
各エフェクトの質感もかなり個人的に好み。バチっとエグい音にもできるけど、ちょうどよくまとまってくれるという感じの全体的な印象です。こちらもアナログモデリングのエフェクトがふくまれています。
Seq【アルペジエイター・シーケンサー】
[Seq]ページを選択すると、アルペジエイターとシーケンサーがコントロール可能。
ARP/PITCH・OCTAVE・VELOCITY・TRIG PROBA・GATE LENGTH・SLIDEと一覧で表示され、操作しやすいシステム。
PITCHにはMajor・Blues・Fifthなどのスケールを設定することができ、狙ったサウンドをサクッと作れるようになっています。
また、各パラメータで設定できるランダム機能もおもしろいです。パラメーターを上げていくと、どんどんランダムなサウンドになっていき、予期せぬサウンドと出会うことができます。
モジュレーション
GUI下部はモジュレーションセクション。
ピッチベンドやModホイールが表示されるKEYBOARD・3つのエンベロープ・3つのLFO・3つのFunction・3つのランダマイザー・3つのコンビネーターが各ページに分かれており、加えて4つのマクロノブがあります。
Functionではかなり自由度高く直感的にモジュレーション波形を描くことができ、素晴らしいです。
また、ランダムに流れる波形でモジュレーションコントロールできるランダマイザーも特徴的でおもしろい。
さらにコンビネーターを使うと、各パラメーターをを組み合わせてモジュレーションをかけることができ、こちらもかなり奥深く遊べます。
ルーティングと波形表示
ルーティングは、上記画像の上の部分に並んでいるモジュレーション名をクリックした後、各パラメーターを操作すると自動的に設定され、パラメーターも表示されます。ほかのシンセとは少し違ったシステムですが、すぐに慣れますしとても便利でサクサク。
また各モジュレーション波形はリアルタイムに表示されるので、実際どのようなコントロールが行われているのかを目で見てチェックできるので、とてもわかりやすいです。
このへんの操作性は、超人気ウェーブテーブルシンセであるSerumにも匹敵するレベルだと思います。
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Pigments 3は単品販売のほか、限定のバンドルもあり。
なお、商品名に『3』がついていないものが多いですが、Pigmentsは無償でアップデートされていっている大丈夫です。
Pigments 3.5 - Arturiaを単品購入
また、総額だと割高になってしまいますが、Spliceにて月額9.99ドルのRent-to-Own利用も可能。20ヶ月分払い終えた時点で正式なライセンスが手に入ります。途中で支払いを止めておくこともできます。
Pigments 3.5 - Arturiaがふくまれるバンドルを購入
V Collection 7・FX Collection・Pigmentsがふくまれた20周年記念バンドルも販売されています。
*最新のV Collectionはバージョン9です。
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