Ableton Liveのエディション比較

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Ableton Live 12の違いを比較【Lite/Intro/Standard/Suite】

シュンナリタ
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Ableton Live各エディションの違い比較&ポイントまとめ!

Ableton Live 12を購入しようとしているけど、Lite/Intro/Standard/Suiteエディションの違いがよくわからない!という人も多いと思います。

できることや制限されていることのポイントを解説するので、予算とやりたいことを考えつつ、Ableton Liveを選ぶときの参考にしてみてください!

Ableton Live 12 Lite

Liteエディションは、MIDIコントローラーなどを購入すると無料で付いてくるエディション。

Lite - Ableton Live 12のお試しエディション

他の商品のおまけでついてくるLiteエディションですが、Ableton Liveの基本的な機能はすべて備わっていますし、音源も付属しています。

なので、とりあえずLiteエディションだけで一通り作曲をしてみるということは十分に可能。

ひとまずDTMをはじめてみたい!という人は、このようなAbleton Live Liteが付属しているキーボードなどをとりあえず購入して、遊んでみるのもいいですよ。

制限のポイント

とはいえ、やはりお試しエディションなので、製品版と比べて制限されている機能が多くあります。

制限されている機能で1番のポイントは、トラック数が8トラックまでということ。

たとえば、DTM初心者向けに下の画像の説明してみます。

8トラックで作曲

各トラックの内容は、[バスドラム/スネア/ハイハット/シンバル/ギター/ベース/シンセサイザー/ボーカル]です。この8つで1トラックずつ使えば、これ以上の音源を楽曲に組み込むことはできません。

DTMに慣れてくると、8トラック以下で作曲をすることは、かなり制限を感じるようになります。長い目で見るのであればLiteエディションではなく、下でご紹介する製品版の購入がおすすめ。

Liteエディションの機能詳細は、下記の公式サイトもあわせてチェックを。

こちらもあわせて

続きを見る: Ableton Live Liteが無料で付属するバンドル製品まとめ

Ableton Live 12 Intro

Introは製品版でもっとも安く手に入れることのできる、Ableton Live 12のエディションです。価格は11,800円。

Intro - Ableton Live 12の入門エディション

もっとも安いIntroエディションですが、こちらもLiteエディションと同じくAbleton Liveの基本的な機能はすべて備わっていて、音源も付属しているので、十分に一通りの作曲は可能です。

Liteエディションと比較ポイント

トラック数は16までとなっていて、Liteエディションよりは多くのトラックを使用することができます。

また、使用できるオーディオエフェクトがLiteエディションでは16でしたが、Introエディションでは27のオーディオエフェクトが使用できるようになっています。

ぼく的にはお試しとしてIntroエディションで買うのであれば、MIDIコントローラーなどを購入して付属してくるLiteエディションでお試しするほうが、お得感があるなっと思います。

Ableton Live 12 Standard

Standardは一部のエフェクトや音源が制限されている、中間のエディションです。価格は52,800円。

Standard - Ableton Live 12のおもしろさはここから

中間エディションのStandardですが、このエディションからAbleton Live 12ならではの特徴が楽しめるようになります。

楽しいDTMライフをスタートしたい!というひとは、まずはこのエディションから購入してみてはどうでしょう。

Introエディションと比較ポイント

Standardエディションからはトラック数が無制限になります。

また、主にリバーブやディレイなど用に使うセンドリターン数が、Introエディションまでは2までだったところ、Standardからは12までになります。

さらに42のオーディオエフェクトが使用可能。EQ EightやMultiband Dynamicsなど、使用頻度のかなり高いオーディオエフェクトが使えるようになります。

それ以外にも便利な機能が増えます。

オーディオスライス機能では、取り込んだオーディオファイルを一発で切り分けてくれるので、すぐにサンプリングした音源を打ち込むことができます。

オーディオをスライス

取り込んだオーディオファイルを、MIDIに変換することも可能。そのオーディオファイルのメロディラインを他の音源で鳴らすことができちゃいます。

オーディオMIDI変換

さらに、柔軟なMIDIツールによるエディット機能も搭載。

下位エディションに比べて値が張るようになってきましたが十分にその価値はありますよ。

Ableton Live 12 Suite

Suiteはすべての機能や付属音源が使える最上位エディションです。価格は84,800円。

Suite - Ableton Live 12の醍醐味が詰まったエディション

こちらが最上位エディション。Ableton Live 12の機能の全てを、思う存分楽しむことができます。Ableton Live 12だけでハイレベルな作曲をすることも可能。

Spitfire Audioと共同制作されたString Quartet、Voice Boxなど、付属するPack音源もかなり充実しています。

高い買い物ですが、楽しんで使いこなせるようになれば人生が豊かになりますよ!

Standardエディションと比較ポイント

Standardよりさらに充実のオーディオエフェクト数は58

MIDIエフェクト数もStandardで13だったのがSuiteでは14。

そして、内蔵のシンセサイザーもいろいろ使えます。

また、RoarやHybrid Reverbなどの強力なエフェクトもがっつり追加。

さらにMax for Liveも使用可能。Ableton Liveの機能拡張およびカスタマイズに対応するシステムです。

こちらもあわせて

続きを見る: Max for Liveデバイスをチェック

Ableton Live 12の比較まとめ: やりたいことができるエディションを選ぼう

ここまで書いたように、Ableton Liveはエディションによって使える機能と価格がかなり変わってきます。

「やりたかったことができない!」とならないように、きちんと調べて購入してみてくださいね。くわしくは下記リストのAbleton公式ページでご確認を。

また、買った後にアップグレードすることも可能ですよ。

こちらもあわせて

続きを見る: Ableton Liveのアップグレード方法と価格チェック

DTM初心者におすすめはStandardエディション

初心者の方でどの製品版を買うか迷っているひとには、まずはStandardエディションをおすすめします。

StandardエディションでAbleton Liveの基本機能を覚えて楽しめるようになったら、ぜひSuiteエディションへアップグレードしてみてください!さらにAbleton Liveにハマること間違いなしです!

ぼくもSuiteエディションを愛用していますが、めちゃくちゃおもしろいですよ!それでは、Ableton沼でお待ちしております!

ちなみに、全てのエディションでVSTおよびAudio Unitsのプラグインも使用することができるので、そのエディションでできないことをプラグインで補うのもgoodです。

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続きを見る: Ableton LiveでVST/AUプラグインを使おう

Ableton Liveについてのまとめ記事

まとめ記事: Ableton Live【特徴まとめ】直感的なDAWで、DTMを始めよう!

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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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