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▼こちらのバンドルもチェック▼

特徴や使い方をレビューします。 #NativeInstruments
FM8 - Native Instrumentsをレビュー【FMシンセサイザー】

FM8はNative Instrumentsがリリースするシンセサイザープラグイン。
Yamaha DX7を代表とする、Frequency Modulationシンセシス(周波数変調)の音源です。
FMシンセでがっつり音作りしたい!
FMシンセのサウンドが好き!苦手だけど、勉強してみたい!
というように、幅広いDTMerにおすすめ。
下記のYoutubeプレイリストで、いろいろなサウンドやそのワークフローをチェックしてみてください。
Native Instrumentsのシンセといえば、MassiveとFM8です。最新のプラグインもたくさんありますが、DTM初心者さんなら、長く根強く評価されるこの2つはぜひチェックすべしです。
FM8の販売ページ
FM8 - Native Instrumentsのプリセット

FM8のプリセットは約1,200種類。Browserウィンドウで、サウンドの種類をしぼりながら探していくことができます。
*スタンドアロン版を一度起動しないと、データベース構築の関係でプリセットが正しくすべて表示されない場合があります。チェックを。
ザFMシンセなエレピから、エッジの効いたDubstep系ベースまでさまざま。FM8が持つ音作りのポテンシャルがはっきりわかんだね…。もっとFMシンセを使いこなして音作りしたいなぁ、というお気持ちになります。
また、ADSRやPlugin Boutiqueで販売されているプリセットパックで音色を追加することもできます。
プリセットパックの販売ページ
なお、FM8にはハードウェアシンセサイザーYamaha DX7・DX7 II・DX200のプリセットパラメーターをインポートすることも可能です。
FM8 - Native Instrumentsの使い方【サクッと&がっつり音作り】
さて、ここからはFM8の使い方や機能のポイントについて説明していきます。
FM8は、FMシンセの仕組みがよくわからないという初心者から、がっつり音作りしたいDTMerまで、さまざまなユーザーが楽しめるシステムとなっています。
下記の動画も、あわせてご参考にどうぞ。
チュートリアル
Easy / Morph

FMシンセが苦手なら、プリセットを選んでこちらのEasy/Morphウィンドウで音色をかんたんにエディットできます。
左側はハーモニクスやデチューン、エンベロープやLFO、エフェクト量のコントロール。右側はモーフィングパッドとなっており、動きのあるサウンドを作り込めます。
モーフィングは1つのプリセットで音色を少しずつ変えるだけでなく、4種類のプリセットをそのままアサインすることも可能。
Expert【FM Matrixなど】

FMシンセシスでがっつり音作りしたいなら、こちらのExpertウィンドウから。
ちなみにもし、FM音源についてこれからくわしく勉強していきたい場合は、下記マニュアルの33ページあたりをまず読んでみてください。基本的な仕組みについてわかりやすく解説されています。
マニュアル
FM Matrix

右側のFM Matrixで、FM8のOperatorを自由に組み合わせてアルゴリズムを作成します。
[A]〜[F]が通常のOperator(モジュレーターおよびキャリア)、[X]がノイズオシレーターのような感じで、[Z]がフィルターとなっています。
また、エフェクトプラグイン版のFM8で[IN]を有効にすると、インプットシグナルをFM Matrix上であつかうことも可能です。
さまざまなパラメーターや波形変更

GUI左下からタブを選択すると、[A]〜[Z]それぞれのOperatorのこまかいパラメーターなどをコントロールすることができます。
なお、クラシカルなFM音源のようなサイン波だけのシステムではなく、さまざまな波形を選択して音作りが可能となっています。
Arpeggiator
Arpeggiatorはステップシーケンサースタイルとなっています。
One・Tie・Accent・Note Order・Octave・Transposeのシーケンスを、最大32ステップでコントロールすることが可能。
ランダムボタンで遊んでみるのも楽しいです。
Effects

Effectsウィンドウでは、各種エフェクトのこまかい設定が可能。
エフェクトのラインナップは、Overdrive・Tube Amp・Cabinet・Shelving EQ・Peak EQ・Talk Wah・Phaser・Flanger・Tremolo・Reverb・PsycheDelay・Chorus / Delayの12種類。
Flanger・Chorus / Delayで80'sっぽいきらびやかさを演出したり、Talk Wahでサクっと流行りのLo-Fiっぽさを出せたりするのが個人的にいい感じです。
Master

Masterウィンドウは、レベルやユニゾン、MIDIコントロールのアサイン設定などが表示されます。
Qualityセクションにある2つのスライダーは、ビンテージ機材のような雰囲気作りに使えるので要チェック。
Analogスライダーは、アナログの不安定さを演出できます。これはUnisonスライダーと組み合わせるといい感じ。Digitalスライダーはビットクラッシャーのように使えます。
そのほかのFMシンセもチェック【Freeプラグインあり】
近年、シンセウェーブが人気だったり、80'sリバイバルだったり、レトロできらびやかなサウンドが流行っていますよね。
プラグインだと、そういう質感をくわえるエフェクト系は注目を集めることが多いわりに、FMシンセがそこまでフォーカスされていないような…。
ということで、FM8以外のFMシンセをいくつかご紹介。あわせてチェックしてみてください。
無料のDexed
Dexedは、Yamaha DX7を忠実に再現したFMシンセ。フリープラグインです。
UI的にこれで音作りするのはちょっとキツいかな…とぼくは思いますが、プリセットで雰囲気のあるFMサウンドがバッチリ楽しめます。
DX7 V - Arturia
ArturiaがリリースするDX7 Vも、その名のとおりYamaha DX7がモデル。
人気のビンテージシンセ・キーボード系音源バンドル、V Collectionシリーズのプラグインです。
400以上の充実したプリセットだけでなく、クラシカルなDX7のシステムが、よりあつかいやすくデザインされているのがポイントです。
Operator - Ableton Live

Ableton Liveユーザーなら、Operatorもお忘れなく。最上位版のAbleton Live SuiteにふくまれるFMシンセサイザーです。
ちょっと昔の記事ですが、SkrillexはMassive・FM8とならんでOperatorもよく使用するそうな。
【まとめ】FM8なら音作りが楽しい!初心者にもおすすめ。
さてさて、ここまでザッとまとめてみましたが、自分自身、FMシンセの魅力っていうのをあらためて確認できた機会になりました。
今っぽいサウンドを直感的に作り込みたいとなると、やはりSerumとかが強いのはまちがいないです。そのうえで、FM音源もいろいろ使い込めばもっともっと可能性が広がるなぁ、と。
そういう観点からも、FM8はベーシックでありながら、あつかいやすさと柔軟性を兼ね備えており、ほんとうに楽しいプラグインだと思います。DTM初心者でこれからFMシンセを深めていきたいなら、FM8を使ってじっくり勉強してみるのはかなりおすすめです。
FM8 - Native Instrumentsのセール情報と購入方法
セール情報更新: 2025年3月1日まで
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FM8は単品のほか、バンドルでの購入が可能。プリセットパックもいろいろと販売されています。
FM8 - Native Instrumentsを単品購入
FM8の販売ページ
FM8 - Native Instrumentsをバンドルで購入【KOMPLETE 15】
さまざまま音源やエフェクトがセットになった超定番のお得なバンドル、KOMPLETEシリーズにもFM8がふくまれています。
KOMPLETEバンドルのさまざまなエディションや購入方法については、下記の記事をあわせてチェックしてみてください。
FM8のプリセットパックを追加購入
ADSRやPlugin Boutiqueでは、FM8のプリセットパックが販売されています。
プリセットパックの販売ページ
なお、FM8にはハードウェアシンセサイザーYamaha DX7・DX7 II・DX200のプリセットパラメーターをインポートすることも可能です。