VocalSynth 2 レビュー

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VocalSynth 2 - iZotope | 2024/8/1までセール【レビューあり】今っぽいボーカルエフェクトがかんたんに!

シュンナリタ
シュンナリタ
VocalSynth 2を使うと、ボーカル音源を使った今風のサウンドや、ボーカルの空気感作りがかんたん!特徴や使い方をレビューします。 #iZotope

VocalSynth 2 - iZotopeをレビュー!ボーカルエフェクトがかんたんに【セール中】

VocalSynth 2はiZotopeのボーカルエディット用プラグインです。

上記のプロモ動画のように、ボーカルトラックの空気感や質感を作ったりするだけでなく、ヴォコーダーやトークボックス使って今っぽいフューチャー感のあるボーカルサウンドなども作ることができます。

こんな感じのやつとか、

もっとハードなデスボイスとか、ロボットボイスとか、ボイチェン的に使うことも可能。

この記事には、VocalSynth 2を使ってみて感じたことや使い所をまとめていきます。

どちらかというとボイスチェンジャーとして便利に使えるプラグインを探している場合は、上の記事をチェックしてみてください。各種の特徴を紹介しています。

今っぽいボーカルエフェクト

VocalSynth 2のパラメーターや説明を見ているとビンテージエフェクトのモデリングをしている感じも強いですが、古っぽいサウンドになるのとは全く違います!

さすがに比較的新しいプラグインなので、今っぽいフューチャー感が出ますね。
なおかつビンテージのアナログ感もあるので暖かいサウンド。ほんといい音になります。

ボーカルトラックをエディットしてフューチャー感のある曲を作りたい!

という人にはとてもおすすめです。

MIDIモードを使えば、近年大人気の手法である「ボーカルカットアップ」なんかも、VocalSynth 2で作ることができます。

ボーカルサンプルをグッとおもしろくできる

ボーカルサンプルを買ったけど、なんだかイマイチつまらないし曲にハマらない…

販売されているボーカルサンプルは多々ありますが、こういうことありませんか?笑

そんなボーカルサンプルも、VocalSynth 2を使うと手軽にグッとおもしろくできます。

プリセットからかんたんに作り込める

VocalSynth 2でできるような効果をそのほかのエフェクトでやろうとすると、色々なエフェクトを組み合わせたり、慣れないと結構大変なんですよね…。
初心者にはわりとハードルが高い。

VocalSynth 2も、各パラメーターの意味を覚えるのとかは正直言ってけっこう大変だと思います。

しかし、プリセットがとても充実しています!

まずはそれを色々選んでみて、その中で少しずつパラメーターをいじってみるという使い方をすると、かんたんにサウンドメイキングができると思います。

VocalSynth 2 - iZotopeの使い方

ここからは、VocalSynth 2の主なパラメータ・できることをまとめます。

操作が思った以上にかんたんなのがいいんですよこれ!

Biovox・Vocoder・Compuvox・Talkbox・Polyvox【メイン機能5つ】

VocalSynth2のモジュール

VocalSynth2のメインモジュール

VocalSynth 2の画面上段にあるのが、メインの機能となる部分。Biovox・Vocoder・Compuvox・Talkbox・Polyvoxに分かれています。

この5つのモジュールでサウンドをシンセサイズします。

各モジュール、左下はプリセット名。クリックするとプリセットを選ぶことができます。

左上のボタンでOn/Offの切り替えが可能。右下のスライダーのようなアイコンをクリックすると、細かいセッティングができます。

Biovox: ボーカル音の成分をモデリングして新たな質感に

ボーカルの息づかいや鼻にかかる感じ、母音などをモデリングして、新しい質感に作り上げることができます。

Vocoder: クラシカルなボコーダーサウンドを

ロボットボイスを作る定番エフェクト。

Smooth・Vintage・Hardと質感を選ぶことができます。どれもちょうどよくグッとくる感じ。

Compuvox: デジタル感のあるグリッチサウンドを

Compuvoxでは、よりデジタルでノイジーな質感を加えることができます。
ちなみに80年代のおもちゃのサウンドをモデルに作られているとのこと。

Talkbox: Daft Punkのようなトークボックスサウンドもかんたんに

Stevie WonderやBon JoviやChromeo、のようなトークボックスサウンドがプラグイン上でサクッと作れてしまいます。

下記の動画では、VocalSynth 2のTalkboxの機能を使って「Around the World - Daft Punk」のボーカルサウンドを再現する様子が紹介されています。

Polyvox: ハーモニーやダブリング作成に

Polyvoxはいわゆるピッチシフターです。

ボーカルのハーモニー作りや、同じフレーズを若干変えて重ねるダブリングなどに使います。

VocalSynth 2のエフェクト

VocalSynth2のエフェクト

VocalSynth2のエフェクト

VocalSynth 2の画面下段に並ぶのが、7つのエフェクトです。

Distort・Filter・Transform・Shred・Chorus・Deley・Ring Modとあり、ドラッグ&ドロップで順番を変えることができます。

Distortで思いっきりハードにドライブさせたり、Chorusで深みを加えたり、Shred(ビートリピート的なエフェクト)で浮遊感を出したり、さらにサウンドを作り込むことができます。

VocalSynth 2の画面中央

VocalSynth2 画面中央

VocalSynth 2の画面中央

VocalSynth 2の画面中央は主に全体の調整。

VocalSynth 2を象徴する中央の模様は、各メインモジュールのバランスを調整できます(使っていてテンション上がるやつ)。XYパッドに切り替えることも可能です。

Auto・MIDI・Sidechain【3モード】

VocalSynth2 モード

Auto・MIDI・Sidechainの3モード

VocalSynth 2にはAuto・MIDI・Sidechainの3モードがあります。

Autoモードはそのままエフェクトがかかり、MIDIモードではMIDIを送ることで音程をつけてメロディを作ったりできます。

Sidechainモードではシンセサイズに外部のシンセ音などを使うことが可能。

Inter-plugin CommunicationでOzoneやNeutronと連携

同じくiZotope社の人気プラグインであるOzoneやNeutronを持っている場合は、上記の動画のように機能を連携することができます。

VocalSynth 2 - iZotopeのセール情報と購入方法

最新の #DTMセール 情報はX(@DTM_Checker)でも発信しています。お得に #DTM を楽しもう。

VocalSynth 2は単品のほか、バンドルやアップグレードでの購入が可能。

VocalSynth 2を単品購入

学生や教育機関向けの学割バージョン、アカデミック版もあり。
証明書の提出が必要です。各ストアで対象や提出方法などのご確認を。

VocalSynth 2をバンドルで購入

VocalSynth 2がふくまれるバンドルは下記のとおり。

それぞれ、アップグレードやクロスグレード対応や、アカデミック版もあります。

iZotopeの主要プラグインがそろうMusic Production Suiteバンドルはとてもおすすめ。

またPlugin Boutique限定で、人気プラグインとのバンドルもあります。

VocalSynthからVocalSynth 2へのアップグレードも可能

前バージョンであるVocalSynthやiZotope Music Production Suiteバンドルを持っている場合は、アップグレードで安く手に入れることができます。

大幅に機能が追加されたVocalSynth 2は、十分にアプグレの価値があると思いますよ。

VocalSynth 2の無料プリセットパック

拡張のプリセットパックもフリーダウンロードできるようになっています。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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