The Riserのレビュー

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The Riser | レビュー【使い方まとめ】楽曲を盛り上げるライザーサウンド専用シンセ by AIR Music Technology

シュンナリタ
シュンナリタ
The RiserはRiserやSweepサウンド特化型のシンセサイザー!
特徴や使い方をレビューします。

The Riserをレビュー

The RiserはAIR Music Technologyのシンセサイザープラグイン。

シンセはシンセでも、これはRiser(ライザー)やSweep(スウィープ)サウンドを作ることに特化した作りになっています。

EDMなどエレクトロニックミュージックでよく聞くことのできる、「ギューーーーーん!」と登っていくようなサウンドや、「シュワーーーーーーッ」っと広がっていくような、あのサウンドです。

曲の展開がかっこよくキメられない…

と悩んでいる初心者DTMerのかたはぜひ、こういうサウンドを取り入れてみてください。
裏にうっすら入れるだけでも、一気に雰囲気が変わりますよ。

(ぼくがそうだったんですが、初心者の頃ってこういうサウンドの存在に気づかなかったり、名前を知らなったりして、取り入れられていないということも多いです。)

オリジナルのライザーやスウィープサウンドを作りたい!

という人もぜひ。これ系のサウンドはサンプルの使い回しで済ませてしまうことも多いですが、自分で作ればさらに自分色の曲ができますよね。

もちろんふつうのシンセやエフェクトの組み合わせで作れないサウンドではないのですが、やはり特化型のシンセは効率が違います。サクサクとインスピレーションを失わずに作業するの、大切です。

The Riserのプリセット【サウンドデモ】

プリセットは300種類。

ライザーサウンド特化でこの種類なので、自分で音作りしなくて、プリセットを選ぶだけでも十分遊べる数です。

Pitch Rises・Fades・Rhythmical Crescendosなど、12のカテゴリに分類されており、ド派手な盛り上がりサウンドから、静かに広がっていく雰囲気系サウンドまで、幅広く対応しています。

さらにエキスパンションパックもリリースされているので、さらにプリセットを追加することも可能です。(ラインナップ一覧はページ下部にまとめました。)

The Riserの使い方

The Riser 使い方

さて、ここからはThe Riserの機能と、使い方のポイントを1〜7のセクションで説明していきます。

先にポイントを言うと、言わずもがな各パラメーターもライザーサウンド特化仕様。
多くのセクションの基本的な操作は、ライザーやスウィープサウンドの変化の流れのカーブを設定していく形になっています。

GENERATORS

音源部分であるGENERATORSセクションには、SWEEP・NOISE・CHORDSの3つのサウンドジェネレーターを搭載しています。

SWEEPはメインのサウンドを決定します。オシレーターモードは7種類から選択可能。

NOISEではサウンドの高域部分を設定します。
かんたんに言えば、ライザーやスウィープサウンドのシュワシュワした質感のところですね。

CHORDSではコード感を加え、サウンドに厚みを出すことができます。

これらの組み合わせとカーブ(変化)を設定し、自分のライザーサウンドを作り込んでいく形になります。

FILTER

フィルターセクションではCUT OFF・RESONANCE・DISTORTIONの3パラメーターが設定可能。

FILTER MODEは23種類から、DISTORTION MODEは5種類から選択することができます。

AMP

AMPセクションにはボリューム、パンニングの設定のほか、PUMPERというパラメーターがあります。

PUMPERはいわゆるサイドチェインダッキングのような効果をかんたんに設定することができます。RATEを1/4に設定すれば、EDMの4つ打ちのノリがバシッと決まりますよ。

EFFECTS

EFFECTセクションにはディレイとリバーブを搭載。

リバーブモードはHall・Stadium・Room・Abstractの4種類から選択可能です。

LFO

LFOはAとBの2つがあり、Aは周波数でRATEを決定、BはDAWのBPMにシンクしています。

それぞれが各セクションにルーティングされており、LFOセクションでLFOのキャラクターを決定、各セクションで2つのLFOのかかり方、変化のカーブを設定していく感じです。

DECAY

DECAYセクションでは、LEVEL・FILTER・PITCHのディケイ(減衰)を設定することができます。

INVERT / SWAP

最後になりますが、これまたワクワクする機能。

INVERTボタンを押すと、設定したカーブが逆に流れていくようになり、SWAPボタンを押すと、設定されているカーブが全て反転します。

オーディオファイルをリバース処理するような作業が、音作りをしながらシンセ内で可能ということで、またひと味ちがったインスピレーションが広がります。

The Riserのセール情報と購入方法

The Riserは単品のほか、バンドル、追加でエキスパンションパックの購入が可能。バンドルのセールは要注目です。お見逃しなく。

セール期間は各ストアでずれていることがあります。限定キャンペーンもチェックを。

The Riserを単品購入

The Riserをバンドルで購入

セール状況をチェック

上記バンドルはセール時に90%オフ以上の大幅割引で販売されることが多く、通常販売されていないこともあります。

人気プラグインとセットになったPlugin Boutique限定バンドルもあります。

The Riserのエキスパンションを購入

エキスパンションのラインナップは下記のとおり。

それぞれ、50種類のプリセットを追加することができます。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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