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Melody Sauce 2 - EVAbeatの使い方【メロディーを自動生成】

EVAbeatがリリースするメロディ生成プラグインのMelody Sauce 2は、AIを搭載したシンプルなシステムで、あつかいやすさが魅力。各セクションの使い方を順に説明していきます。
下記のサウンドデモとチュートリアル動画もあわせてチェックしてみてください。
関連動画
Melody Sauce 2の内蔵音源

新バージョンのMelody Sauce 2には音源が搭載されており、すぐにメロディを鳴らすことが可能です。
GUITAR・PIANO・SYNTHなど、約100種類。さらに、REVERB・DELAY・CHORUSエフェクトも付属。
ほかのプラグインエフェクトを使ったりしてちょっと作り込めば、そのまま素材として使えるようなサウンドもけっこうあります。
Melody Sauce 2のプリセット【ジャンルを設定】

さらに、Melody Sauce 2では生成したいメロディのジャンルを選択できるようになりました。
Hip Hop・Trap・EDM・Tropical House・House・Techno・Pop・Reggaeton・R&Bの9ジャンル、合計300種類オーバーのスタイルを収録。
しかも、このプリセットはあくまでもジャンルやスタイルであって、パターンはパッドをおすたびに違うものを生成してくれるのが素晴らしいところ。イメージをしぼって、スマートにメロディパターンを探っていくことが可能です。
DAWの設定【音源にMIDIを送るルーティング】

Melody Sauce 2にはそのまま鳴らせる音源も内蔵されていますが、DAWで設定してほかのシンセプラグインなどを鳴らすことも可能。
上記画像はAbleton Liveでの設定です。シンセを立ち上げたトラックが、Melody Sauce 2からMIDIを受けるようにルーティング。そして、OUTPUTを[MIDI]モードにすればokです。
使っているDAWにあわせて、Melody Sauce 2と音源を準備してください。
メロディーのキーやリズムなど、基本となるスタイルを設定

GUI左側では、メロディの基本的なスタイルを選択していきます。
KEYは基本的な12メジャーおよびマイナーキーから選択可能。
SPEEDはSLOW・MEDIUM・FASTボタンから選択。SLOWだと16小節、MEDIUMだと8小説、FASTだとさらに倍速で4小節のメロディとなります。作っている曲のBPMなどにあわせてフィットする方を選びましょう。
LOOP LENGTHでは、生成したメロディの頭の部分や前半の部分だけループさせるように設定できます。
OCTAVEは使う音源などにあわせてMIDIのオクターブを変更可能。
GROOVEセクションでは、メロディのパターンをアレンジできます。[SWING]をONにすると、揺れのあるスイングしたリズムのメロディに。[TRIPLET]をONにすると、三連符のタイミングをふくんだリズムのメロディに。SWINGとTRIPLETは同時にはONになりません。[SYNCOPATION]をONにすると、オフビートで変則的なリズムをふくんだメロディになったりします。
なお、これらのパラメーターは、メロディを生成したあとに変更をすることも可能です。
パッドでメロディーの雰囲気を選ぶ【AIが自動生成】

次はGUI中央のパッド。雰囲気を選べば、DAWと同期されたBPMでAIがメロディを自動生成してくれます。
横軸のSimple・Complex・Allは複雑さ、縦軸のLight・Dark・Allは明るさが表示されており、その組み合わせを決めてワンクリックするだけでOK。
このとき[EXTRA]を使うと、オンにしたところはより強調されるようになります。
なお、ボタンを選べるのは[FREE]モードのときだけ。[STYLE]モードで雰囲気を選択している場合は、それにマッチするパッドだけが押せるようになります。
トラップ系のメロディをガンガン生成してみた!
こんな感じで、ビートをループしながらイメージする雰囲気に合うメロディを探していくことができます。バイブス重視で曲作りを進めたい時はとくにおすすめ。
ちなみに、生成したメロディにあわせてパッドが光ってキャッチーですが、どんなMIDIノートでどのパッドが光るかは関係ないっぽいです。笑
MELODY BANK・ドラッグ&ドロップでMIDI抽出も

パッドでメロディを生成するたびに、GUI右側のMELODY BANKに新しいメロディがストックされていきます。
同じパッドをクリックしても、そのたびに新しいメロディが生成されるので、ガンガン試してピンとくるパターンを探していってください。[STYLE]モードで押せるパッドが1つでも、常に新しいパターンが生成されます。
気に入ったパターンができたら、☆ボタンでお気に入りバンクにリストアップしておくことができます。
また、ドラッグ&ドロップでMIDIファイルをDAWにサクサク貼り付けることも可能。ベロシティは一定で生成されるので動かしてみたり、ノートの長さを微調整したり。仕上げはDAW側でコントロールするのがいいと思います。
HARMONIZE

HARMONAIZEでは、メロディにハーモニーを付け足すことができます。HI・MID・LO・8VBから選択可能。生成したメロディと同じリズムでもう1ノートがくわわり、二和音となります。
ADVANCED EDITOR【コード進行の指定も】

Melody Sauce 2の新機能であるADVANCED EDITORを使えば、メロディをさらに仕上げていくことができます。
生成した1つのループを4セクションにわけられ、入れかえたり、パターンの雰囲気を変えたり、コード進行を指定したりすることが可能。
Scaler2と組み合わせて作曲
上記の動画後半では、コード進行生成プラグインのScaler 2と組み合わせて、サクッと作曲する様子が紹介されています。
なんだかとても次世代を感じますよね…。気分を変えてこういうアプローチを試してみるのは楽しいですし、新たなインスピレーションにもなります。
Melody Sauce 2 - EVAbeatをレビュー
こういう時にチェック!
曲のインスピレーションとなるメロディがほしい!
とにかくシンプルに、いろいろなフレーズを試したい!
近い感じのMIDI生成系プラグインはいくつかありますが、Melody Sauce 2は内蔵音源を使ってサクサク鳴らせるのでとても便利です。
特にEDM・Hip Hop・Trapなどのベースミュージック系ジャンルにはおすすめ。かっこいいフレーズがすぐに出来上がります。
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