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![シュンナリタ](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2024/04/ShunNarita_Profile_Square.jpg)
特徴や使い方をレビューします。
Babylonは1画面にまとまったシンセ【初心者にもおすすめ機能】
W.A. Productionがリリースするシンセサイザープラグイン。
"One Page Wonder"をコンセプトに、1ページのGUIでシンセサイズが完結するように作られているので、
パッと1画面を見て全体のサウンドデザインをしたい!
というDTMerにはうれしいシンセ。
とは言うものの、見た目的にはあまりキャッチーではありませんし、直感的にコントロールできる感じのシステムでもないです。
しかし、ある程度シンセサイザーの仕組みがわかるDTMerには、頭が整理されて効率的にサウンドデザインにつながると思います。シンセっていじり倒しているとわけがわからなくなること、ありますからね…。
ここまでは初心者向けではない感じですが、シンセの仕組みをあまり理解できていないDTMerにとってもめちゃくちゃ便利な機能がついているんです。
それが、スケールヘルパー。
詳しい機能について下で説明しますが、
音楽のスケールとか、キーとか、よくわからない!
という人はぜひ使ってみてください。めちゃくちゃ曲作りがはかどるアイテムになってくれますよ!
Babylonのプリセットとサウンドデモ
サウンドデモ
Babylonのプリセットは2300種類以上と豊富。
基本波形や楽器名、モジュレーションの方式などでプリセット名がととのえられているので、サウンドをイメージしやすいです。
サウンドの質感はデジタルな感じで、ぶっとい感じではないですね。
PAD系の音色なんかはちょうどよく雰囲気があって好きです。
Babylonのシンセサイズ【使い方】
さて、ここからはBabylonのシンセサイズの仕組みや使い方のポイントについて、GUI上段から順に説明していきます。
シンプルにまとまったシステムも良さですが、スケールヘルパーがかなり便利です。
オシレーター
![Babylonのオシレーター](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2020/03/Babylonのオシレーター.jpg)
Babylonはオシレーターを3搭載。
波形は基本的なSineやSaw、VoiceやFormantなどにカテゴリ分けされた257種類から選択可能。インバートやリバースして使うこともできます。
FM・AM・RMでモジュレーションが可能。OSC 3でOSC 1・2をモジュレーションするシステムとなっています。
OSC 3と同じ段にはノイズジェネレーターも備えられています。
その隣がマスターのADSRとなっているのですが、[Lock]ボタンを押すと設定を固定したままプリセットを変えていくことができます。サウンドのアタック感や長さをそのままに色々な音色を試したいときにとても便利です。ADRは、カーブを選択する形でサウンドを作り込めるようにもなっています。
FILTER・エフェクト
![Babylonのフィルターとエフェクト](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2020/03/Babylonのフィルターとエフェクト.jpg)
FILTERタイプはLow Pass・Band Pass・High Pass・Notch・Peakから選択可能。
こちらにも[Lock]ボタンを備えたADSRがあり。
Saturation・Overdrive・Distortion・Bit Rate Reduction・Sample Rate Reductionのから1つ選んでエフェクトをかけることもできます。
FILTERの隣がエフェクトセクションとなっており、Dist・LoFi・Filter・Chorus・EQ・Delay・Reverbをコントロール可能。
ドラッグ&ドロップで並びを変えることができるので、エフェクトでもいろいろ音作りを楽しめます。
MATRIX・MODULATORS
![BabylonのMatrix](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2020/03/BabylonのMatrix.jpg)
![BabylonのModulators](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2020/03/BabylonのModulators.jpg)
GUI下部のMODULATORSページでLFO2つとエンベロープジェネレーター2つ、VIBRATOをコントロールすることができ、MATRIXページで割り当てを決めるシステムとなっています。
TUNER【スケールヘルパー】
![BabylonのTuner](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2020/03/BabylonのTuner.jpg)
TUNERセクションはかなり特徴的で便利です。
まず個々のノートをそれぞれチューニングすることができるので、実験的で不思議な感じのスケールを自由に作って鳴らすことが可能。設定を保存することもできます。
そしてそして、これ。
![Babylonのスケールヘルパー](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2020/03/Babylonのスケールヘルパー.jpg)
これだけの数のスケールが用意されており、キーとあわせて選択するとGUI上のキーボード色が変わってスケール上の音階のみがパッと見てわかるようになります。
さらに、Play Modeを選択すると、スケール外のノートはミュートされたり、スケール内の音に置き換えられるようにも設定することが可能。
MajorやMinorだけでなく、LydianやBlues、さらにペルシャ、アラブ系などクセのあるスケールも用意されているのがおもしろい。
曲のベースづくりやアイディア作りにかなり役立ちます。
最終的にBabylonで音を鳴らさなくても、とりあえずこれでMIDIを打ち込むという使い方もありですね。
特にスケール上のノートがパッとわからないDTMer(僕です)にとっては、とてもうれしい機能です。
Babylon - W.A. Productionのセール情報と購入方法
セール情報更新: 2024年6月20日まで
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Babylonは単品のほかバンドル、プリセット拡張パックの購入が可能。
セール期間は各ストアでずれていることがあります。限定キャンペーンもチェックを。
Check
Babylon - W.A. Productionを単品購入
Babylon - W.A. Productionをバンドルで購入
バンドルは、Babylon本体とすべてのエキスパンションパックセット・コンプリートコレクション系があります。
Babylon - W.A. Productionのエキスパンションを購入
豊富なエキスパンションパックも注目です。お得なエキスパンションパックバンドルもあり。
Babylonエキスパンションのラインナップ
- All In One: Babylon Presets(バンドル)
- Future House 2 for Babylon
- Uplifting Trance for Babylon
- Festival House For Babylon
- Complextro for Babylon
- Melodic House for Babylon
- Trap for Babylon
- Future Rave for Babylon
- Progressive Deep for Babylon
- Cyberpunk for Babylon
- Cyberpunk 2 for Babylon
- Psytrance for Babylon
- Hardstyle For Babylon
- Future House For Babylon
- Lo-Fi Hip Hop for Babylon
…など