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Oxford Limiter - Sonnoxをレビュー: マスタリングにミックスに
Oxford Limiterは、Sonnoxがリリースするリミッタープラグイン。現在、バージョンはV4となっています。
ゲインコントロール・エンハンスの2段階処理で、クリーンかつはっきりとラウドネスを持ち上げるシステムが特徴。
がっつり音圧アップさせたい!サウンドもともとの良さはちゃんとキープしたい!
というDTMerは、ぜひチェックを。
ディティールの魅力を活かしながら、密度をアップし、存在感のある仕上がりに楽曲をまとめてくれます。マスターに、各トラックのミックスに、幅広い場面で使えて高品質。
もちろん、ピーク処理・メーター表示・ディザリングと、マスタリングリミッターとしての機能もしっかり備えられています。
制作全体において役立つので、これから曲の完成度をどんどん上げていきたいDTM初心者にも、おすすめのプラグインです。
Oxford Limiter - Sonnoxのプリセット
Oxford Limiterのプリセットはこんな感じ44種類。
Brick Wall・Gentle Master・Max Loudnessなど、さまざまな場面で基本となるようなセッティングがずらっとラインナップしています。
プラグインのシステム自体シンプルなのであつかいはむずかしくありませんが、サッと使えてとても便利です。
Oxford Limiter - Sonnoxの使い方・サウンドデモ
チュートリアルとサウンドデモ
ここからは、Oxford Limiterの機能や使い方について。
INPUT・PRE-PROCESS・OUTPUTの3セクションをそれぞれ見ていきましょう。
古いバージョンで収録されていますが、上に貼った動画もあわせてチェックしてみてください。手短に機能とサウンドの感じがまとめられています。また、下にリストアップしたデモもご参考にどうぞ。
デモ動画
INPUT
まずは、INPUTセクションのINPUT GAINコントロールから。ピークをどのくらいTHRESHOLDにつっこんでリミッティングしていくかを調整します。
THRESHOLDは、必要に応じて0 db以下にすることも可能です。
PRE-PROCESS【ゲインコントロール】
リミッタープロセスは、先にこちらのPRE-PROCESSセクションで処理されます。
基本的には、一般的なリミッター/コンプのように、ATTACK・RELEASE・KNEEパラメーターを使ったゲインコントロール。
ただし、ここでポイント。遅めのアタックでオーバーシュートしたピークは、次のOUTPUTセクションにてエンハンス処理されます。パンチの効いたおいしいトランジェントを、キープしておいたりすることができるわけです。
なお、[AUTO GAIN]をオンにすると、ぬるっとなめらかにゲインリダクションされるようになります。
OUTPUT【エンハンス】
最終的なリミッティングをくわえるのが、こちらのOUTPUTセクション。
ENHANCEスライダーで、ピークをどのくらいエンハンス処理するか調整します。100%を超えた数値にすると、歪み感が強めになってくるので、ガッツのあるサウンドに色付けることも可能です。
ここで[SAFE MODE]がオンだと、エンハンスがピークに対してではなく全体にかかるようになります。モリッと音圧を出したい時はこちらで。
そして、最終的なレベルはOUTPUT TRIMで設定します。
AUTO COMP・アウトプットメーター・ディザー
さらに、[AUTO COMP]をオンにすれば、トゥルーピークのオーバロードまでしっかり処理されます。
このとき[RECON METER]をオンにしておくと、アウトプットメーターにはトゥルーピークのレベルも表示してくれるので、こまかく実際の出音を作り込んでいくことが可能です。
また、ディザーオプションもいろいろ用意されています。フィットするタイプを選んでみてください。
Oxford Limiter - Sonnoxを比較【Pro-L2・Ozone・Inflator】
さて、Oxford Limiter以外にもリミッター系プラグインはいろいろ。
中でも人気がある、FabFilter Pro-L2・iZotope Ozone 11と比較したサウンドの印象・使い分けのポイントをざっくりまとめてみます。
くわしい機能などについてはレビューを書いていますので、そちらもあわせてご参考にどうぞ。
Pro-L2はやはり強い。多機能で高品質。
Pro-L2はモダンリミッターとしてはマスターピースとも言えるプラグインです。
8種類から選択できるリミッティングスタイル・わかりやすいグラフィックやメーターなど、多機能。そして、ガツッとリダクションしてもクリアなサウンドを保ってくれます。
ただ、CPU負荷は高めです。
ミックスでもガンガン使いたいならOxford Limiterのほうがおすすめ。
比較的、Oxford LimiterはCPU負荷が軽いです。なので、マスターやグループバス以外の各トラックでも効果的に使っていくなら、こちら現実的。
EDM系のプロデューサーで、ほぼ全トラックにリミッターをインサートするというプロデューサーもいたりしますからね。
Oxford Limiterもしっかりピークを叩いたときのクリアさは素晴らしいですし、UIがシンプルなので効率よくサクサク使えるのもgoodです。
Ozone 11だからできるマスタリングがある。
Ozone 11は、マスタリングエフェクトのオールインワンプラグイン。そのリミッティングセクションである、マキシマイザーモジュールと比較してみます。
サウンドとしては、ほかに比べて色が付く感じ。そして、それがめっちゃいいんです。グッとまとめたときの音圧感というか、グルーヴ感というか、Ozone 11ならではの仕上がりになるんですよね。
とくにベースミュージック系など、ラウドネスモリモリでパンチを出したい楽曲には最高。
また、言わずもがな、マキシマイザー以外の機能も超有能で超便利です。
Inflatorもおすすめプラグイン
Sonnoxの音圧アップ系エフェクトだと、Oxford LimiterのほかにはInflatorがとても人気ですね。どちらがいいのかを考えているDTMerも多いのではないでしょうか?
こちらも違いをまとめておきます。
サウンドをかんたんに言えば、Oxford Limiterはクリーン、Inflatorは色付けされつつブワッとラウドネスを稼げる感じです。
チューブサチュレーター的な、上質なアナログの歪みがほしい場合はInflatorがとてもおすすめ。エレクトロニックミュージックの中でわずかにニュアンスをくわえるような使い方でも、格段に雰囲気を良くしてくれます。
こちらはOxford Limiter・Inflatorの合わせ技
それから、どちらとも各トラックからマスターまでいろいろな場面で役立ちますが、当然、Oxford Limiterはその名の通りリミッタープラグイン。マスタリング最終段で使用するための機能が備えられています。
Inflatorをマスターで使う場合は、どこかエフェクトチェーン間にインサートするのが通常です。
もちろん、両方あればベスト!こちらもレビュー記事をあわせてチェックしてみてください。
Oxford Limiter - Sonnoxのセール情報と購入方法
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Oxford Limiterは単品およびバンドルでの購入が可能。
Oxford Limiterを単品購入
Oxford LimiterはNative環境で動作する通常版のほか、Avid HDXシステムで使用するHD/HDX版があります。
よくわからないというDTMerは、通常版を購入すれば問題ありません。
また、UADハードウェアで使用するUAD版もあり。
UAD版の販売ページ
Oxford Limiterをバンドルで購入
Oxford Limiterがふくまれるバンドルは以下のラインナップ。
バンドルの販売ページ
こちらもそれぞれ、通常版のほかHD/HDX版があります。
その他 Sonnoxプラグイン【セール情報・レビューまとめ】
長年信頼される定番エフェクトから、イノベーティブなツールまでいろいろ。要チェックです。