
Addiction Synth - Stagecraftをレビュー
Addiction SynthはStagecraftがリリースするシンセサイザープラグイン。
シンプルでわかりやすいシステムを求めて設計されているので、
見た目で音を理解しやすいシンセが使いたい!
というDTMerにはいいかもです。下で使い方や機能を説明していますので、ご確認を。
サウンドデモ
プリセットはKeys・Synths・Horns・Organs・Woodwindsなどに分かれており、サウンドは全体的にフィルターがかった感じ。
最近主流のハイファイなジャキジャキ系シンセとはかなり雰囲気が違います。
好き嫌いが分かれるかも。
人と変わったシンセで曲作りをしてみたい!
という人はチェックしてみてください。
個人的なサウンドのイメージを情景で表してみると、「現代に初代プレステのグラフィックを見ている感じ」です。笑(見た目もあいまってですが)
良い音か?と言われるとハッキリ言って微妙なんですが、鳴らしているとなんだかクセになってしまう、まさしくアディクションシンセ。笑
Addiction Synthの販売ページ
Addiction Synth - Stagecraftの使い方

さて、ここからはAddiction Synthの使い方を1〜5で説明していきます。
グラフィックがチープな感じはしてしまいますが、直感的な操作性を求めたシステムになっているのを感じることができます。
オシレーター・エンベロープ

Addiction Synthは3オシレーター搭載。
それぞれSine・Sawtooth×2・Triangle・Square・Noiseの6種類から選択可能。
オシレーターの下はエンベロープセクションとなっています。
エンベロープはグラフィックでサウンドの流れが表示されるので、わりとわかりやすいです。
なお、オシレーターの上部分はマスターセクションで波形表示、プリセット選択、ボリューム設定が可能。
フィルター

ドーンと中央に配置されたフィルターセクションはグラフィックが印象的。黄色いポイントのドラッグでカットオフとレゾナンスをコントロールできます。
また下の段はカットオフへのLFOになっており、こちらも波形表示されます。
エフェクト

GUI右側は4レーンのエフェクトセクションとなっており、それぞれ20種類のエフェクトから選択が可能。選択したエフェクトを細かくエディットする時は、別ウィンドウでの表示もあり。
基本的にAddiction Synthのプリセットはフィルターがかったサウンドが多いので、ここでオーバドライブなんかをパキッっとかけてあげると、はっきりしたサウンドにもできます。
また、エフェクトレーンにはほかのプラグインも読み込めるようになっているのですが、ぼくの環境だと動作が不安定で読み込むことができません…涙
Automation

GUI中央下部はAutomationとされており、ほかのシンセで言うLFOですね。オシレーターと同じ波形から選択可能。アサインするパラメーターは右側の枠のなかにどんどん追加していくことができます。
フィルターセクションのように黄色いポイントで周波数やパーセンテージをグリグリいじることができるのが特徴です。
パッド

GUI右下のパッドは、横軸が音程、縦軸がフィルターカットオフとなっており、スケールを選択してグリグリいじりながら鳴らすことができます。
音域もプラマイ1オクターブからプラマイ3オクターブまで選択可能です。
Addiction Synth - Stagecraftのセール情報と購入方法
Addiction Synthは単品購入のみ可能。バンドルはありません。
セールは年に数回程度。50%〜80%オフほどの大幅割引となることが多いです。
Addiction Synthの販売ページ
セール期間は各ストアでずれていることがあります。限定キャンペーンもチェックを。