Zenithプラグインレビュー

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Zenith - Audiaire | レビュー!シンセをパワーアップするプラグインMIDIシーケンサー!

現在の販売状況

2021年より、AudiaireはSpliceのグループメーカーに。

現在、Zenithは基本的にSpliceでRent-to-Own販売のみとなっています。

シュンナリタ
シュンナリタ
Zenithはシーケンサーなどでシンセをコントロールするプラグイン!
特徴や使い方をレビューします。

Zenithは手持ちのシンセをパワーアップするプラグイン!

ZenithはAudiaireがリリースするMIDIプロセッサープラグイン。現在、Spliceのグループメーカーとなっています。

DAW内で、Zenithから手持ちのソフトシンセサイザーやハードウェアシンセにMIDIを送るように設定して使います。

Zenithでできることを大きくまとめると、ステップシーケンサー機能とMIDIコントローラーとしての機能。(くわしくは下の方で説明します。)

好きなサウンドのシンセで、もっとおもしろく遊びたい!

持っているシンセを、自分流にコントロールしやすくしたい!

なんていうDTMerはぜひチェックしてみてください。

Zenithのプリセット【さまざまなシンセに対応】

Zenithのプリセット

Zenithのプリセットバンクは、Arpeggiators・Chord Generators・Hardware Synths・Software Synths・Templatesの5種類に分かれています。トータルで200種類以上。

ArpeggiatorsChord Generatorsはその名のとおり、ワンキーでアルペジオやコードが鳴らせるプリセット。

Hardware SynthsSoftware Synthsではコントロールしたいさまざまなシンセのコントローラーとして最適化されたプリセットが含まれており、スムーズに手持ちのシンセにマッピングして使用することができます。

Hardware SynthsのラインナップはArturia・Roland・Moog・Yamahaなどなど、Software SynthsはD16・Sylenth1・Massive・u-he・Serumなどなど、あわせて100種類以上が含まれています。

Zenithのコントローラーは組み換え可能となっており、Templatesにはそのテンプレートが含まれています。(これも下でもうすこし説明。)

Zenith - Audiaireの使い方と機能

さて、ここからはZenithの使い方と、機能のポイントをもう少しくわしく説明していきます。
上記のチュートリアル動画とあわせてチェックしてみてください。

はじめは使い方を理解するのが少し面倒かもしれませんが、使いこなせば色々とクリエイティビティの幅が広がります。

なお、各DAWやシンセでの設定は、Zenithの再生リストZenith User Manualで説明されているのでご確認を。

ステップシーケンサー

Zenithのステップシーケンサー

こちらがアルペジオを設定したり、パラメーターの変化を設定するステップシーケンサーセクション。

下記の4モードから選択することができます。

  • OFF: シーケンサーオフで普通に鳴らせるモード
  • PARAM(パラメーター): シーケンサーに各種パラメーターをアサインできるモード(ブルーのレーン)
  • NOTE: PITCH・VELOCITY・GATEをコントロールできるモード(オレンジのレーン)
  • PRM&NOTE: 両方コントロールできるモード

最大100のシーケンスレーンを作成可能。もちろんそれぞれ拡大表示してエディットすることができます。アサインはドラッグ&ドロップで可能など、操作感も良し。シーケンサー部分のプリセットも備えられています。

ちなみにこちらのシーケンサーは、Audiaireのシンセプラグイン『Zone』に組み込まれているものが移植されています。

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コントロールノブ/フェーダー/スライダー

Zenithのコントローラー

Zenithではこれらのノブ・フェーダー・スライダーを自由に組み替えて使用することができます。

MIDIを送っているシンセのパラメーターと各コントローラーをマッピングしてオリジナルのコントロールサーフェスをでシンセを遊ぶことができます。上で説明したようにプリセットもバッチリ。

こちらでマッピングされているパラメーターを、シーケンサーにアサインして使うことができます。

また、GUI左下には6つのマクロコントローラーもあり。

CHORD GENERATOR・SCALER

ZenithのChord_Generator

便利なコードジェネレーターとスケーラーも組み込まれています。

コードジェネレーターを使うと、ワンキーでコードを鳴らすことが可能。
スケーラーを使うと、設定したスケール外のノートを自動でスケール内のノートに置き換えてくれます。

LFO・ENVELOPE

ZenithのLFOとEnvelope

GUI右下には4つの独立したLFOと、3つまでパラメーターをアサイン可能なエンベロープジェネレーターがあり、ここでシンセサウンドをコントロールすることも可能。LFOは12の波形から選択することができます。

もちろんシーケンサーにもアサインすることも可能。

Zenith - Audiaireのセール情報と購入方法

現在の販売状況

2021年より、AudiaireはSpliceのグループメーカーに。

現在、Zenithは基本的にSpliceでRent-to-Own販売のみとなっています。

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Zenithは単品購入のほか、Audiaireのエキスパンションも含めた全プラグインバンドルにも含まれています。

*追記: 現在、Zenithは基本的にSpliceでRent-to-Own販売のみとなっています。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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