セール情報更新: 2024年7月1日まで
現在、MeldaProductionがアニバーサリーセール開催中!
と、大幅割引に。バンドル各種もお得です。
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![シュンナリタ](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2024/04/ShunNarita_Profile_Square.jpg)
MAutoAlign - MeldaProductionをレビュー【位相ずれ高速解決】
チュートリアルとサウンドデモ
MAutoAlignはMeldaProductionがリリースする、位相問題を解決してくれるプラグイン。
複数マイクで録音したトラックをミックスする場合など、位相ずれによってサウンドがうすっぺらくなってしまう『フェイズキャンセレーション』をかんたんに防いでくれます。
ドラムやギターなど、レコーディングをして曲作りをすることが多い!
という場合は、ぜひチェックを。
使い方は、各トラックにインサートしてワンクリックするだけ。手動で1つ1つ気を使わなければいけないトラックディレイを自動で適用し、位相補正までできる超時短ツールです。
また、レコーディングはしない打ち込み系DTMerも見逃せません。
ミックスするとサウンドがよわよわしくなってしまう…。
ということはありませんか?
それは、位相が原因かもしれません。このことについては、下の(MAutoAlignは打ち込み系のミックスにも効果あり)ところでもう少しまとめています。
ちなみに位相問題についてイメージがわかないという人は、下記の動画をぜひチェックしてみてください。ミックスの中で逆相がサウンドを打ち消してしまうということを、わかりやすく解説しています。
MAutoAlign - MeldaProductionの使い方
![MAutoAlign_MeldaProductionの使い方](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2022/01/MAutoAlign_MeldaProductionの使い方.jpg)
MAutoAlignの基本は、各トラックにインサートして[Analyse]ボタンを押すだけでOKです。
ここからは、よりくわしい機能や設定・使い方について説明していきます。
下記の動画もあわせてご参考にどうぞ。
Analyse・ディレイ表示・INV
![MAutoAlignのAnalyse](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2022/01/MAutoAlignのAnalyse.jpg)
まずは、この上の画像で黄色で囲ったセクションから。
こちらの[Analyse]ボタンをおすと、MAutoAlignがインサートされているトラックを解析して、自動で位相問題を解決してくれます。
適用されたディレイは、その下の段にsample(サンプル数)・ms(ミリ秒)・m(メートル)・ft(フィート)で表示。
位相反転されている場合は、[INV]がハイライト表示されます。こちらは手動でオン/オフすることも可能です。
[Bypass all]ボタンで、MAutoAlignが適用されている各トラックを同時にバイパスできたり、A/B比較機能もあり、使い勝手もよくできています。
Group・LATENCY・DELAY
![MAutoAlignのGroupLatencyDelay](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2022/01/MAutoAlignのGroupLatencyDelay.jpg)
次は赤で囲ったセクション。
さまざまなパートでMAutoAlignを使用する場合は、Group分けをします。そうるすことで、ドラムセット・ボーカルごとなど、それぞれにMAutoAlignを適用することが可能。
MAutoAlignを使用してミックスにずれを感じる場合は、LATENCYノブを使用することでグループ全体のタイミングを調整することができます。
DELAYノブを使うと、[Analyse]で適用されたディレイを手動で調整することが可能。GUI下部に表示されるサンプル数表示なども、コントロールにあわせて変化していくれます。最終的には自分の耳で、ベストなサウンドを判断していきましょう。
ANALYSIS
![MAutoAlignのAnalysis](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2022/01/MAutoAlignのAnalysis.jpg)
青で囲ったANALYSISパネルは、解析設定のセクション。
解析の長さ・サウンドのフィルタリング・ディレイの最大値などをコントロールすることができます。
SPECTRAL PHASE COMPENSATION
![MAutoAlignのSpectralPhaseCompensation](https://shunnarita.com/wp-content/uploads/2022/01/MAutoAlignのSpectralPhaseCompensation.jpg)
こちらは、SPECTRAL PHASE COMPENSATIONパネルをひらいた画面。
[Enable]ボタンでオンにすると、位相を直接補正することでミックスの質をコントロールしてくれます。THRESHOLD・SMOOTHING・DEPTHノブで、補正のレベルを調整が可能です。
ディレイ・インバートのみでの処理を再生しながら比較したいときは、[Enable]ボタンとなりの[Bypass]ボタンが便利。SPECTRAL PHASE COMPENSATIONモードではレイテンシーが発生しますが、そのレイテンシーをキープしたままオン/オフすることができます。
MAutoAlignは打ち込み系のミックスにも効果あり
上の方で貼ったチュートリアル動画を見てもらえれば、複数マイクでレコーディングされたトラックのミックスに対する効果はよくわかると思います。
さらにMAutoAlignは、打ち込み系DTMでも有効に使えるということについて書いていきます。
ミックスがなんだかスカスカに聞こえる場合は、位相反転してみるとパワフルに聞こえるなどというのはよく知られたことなので、当然といえば当然ですね。それを自動で解析&調整してくれるMAutoAlignは、とても便利なプラグインです。
オーディオ化したシンセレイヤーや、キック&ベースのサンプル素材をミックスしてみました。
どうでしょう?
シンセレイヤーは厚みがしっかりプラスされ、キックとベースのからみはそれぞれのアタックがくっきり前に出てきてくれる感じ。
この動画でははっきりとわかりにくいかもしれませんが、ぼくのモニター環境ではブラインドテストをしても9割方判別できるレベルでした。
これ、そのまま「まぁこんなもんかな」と済ませてしまっていることがものすごく多い部分だと思うんです。MAutoAlignをインサートしてみて、はじめていい結果が出せるのに気づくんですよね…。
ちなみにMAutoAlignのマニュアルには、パラレルEQなど、Dry/Wetのミックスにおける位相変化の修正にも効果的と記載があります。
MAutoAlign - MeldaProductionのセール情報と購入方法
セール情報更新: 2024年7月1日まで
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また2024年8月1日まで、Plugin Boutiqueで買い物をすると(上記リンク先)『Frostbite 2 - AudioThing』(通常64.90ドル/スペクトルフリーズエフェクト)か『EQuivocate - Newfangled Audio』(通常108.90ドル/EQ)を選び無料でもらえるキャンペーンが行われています!2回何か買えば、どちらのプラグインも無料に。
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MAutoAlignは単品のほか、バンドルでの購入が可能。
セール期間は各ストアでずれていることがあります。限定キャンペーンもチェックを。
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MAutoAlign - MeldaProductionを単品購入
MAutoAlign - MeldaProductionをバンドルで購入
MAutoAlignは、下記のバンドルにもふくまれています。
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