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Minimal Audio Rift 2.0をレビュー【ディストーションで音作り】
Rift 2.0は、Minimal Audioがリリースするディストーションプラグイン。
2つのメインエンジンにくわえ、フィードバック・フィルターセクションや、柔軟なモジュレーション機能を搭載しています。
バキバキのハードなサウンドデザインがしたい!
というDTMerは、ぜひチェックを。
力強いだけでなく、動きのある感じ、変わったテクスチャーやグリッチ系だったり、EDM・Dubstep・Hardstyle・Future Bassなどにはバッチリのエフェクトを作り込めます。
また、プリセットがすごく充実しているのでかなり即戦力。
強い音…力がほしい…!ダケド..ヤリカタワカラナイ
という初心者にもおすすめです。
ビッグで壮大なリードシンセ・ベース・パッドなどの迫力を、サクッと出してくれます。
Riftの販売ページ
Minimal Audio Rift 2.0のプリセット【サウンドデモ】
プリセットブラウザ
プリセットはトータル400種類以上と、かなり豊富。Rift 2.0の強力なポイントです。
MASSIVE 808・GROWL BASS・SYNTH PLUSE・FUTURE FILTERSなど、25カテゴリーに分けられており、幅広いタイプのサウンドデザインがサクサク。また、タグ付けもされており、ソートしてほしいエフェクトを探せるのが便利です。
サウンドデモ
エグいDubstep系ベースやEDM系リードシンセの作り込み、ドラムのキャラクター作り、パッドにやわらかくユニークな色付けをしたり、多用途に使えます。
エキスパンションパックもあり
RiftのエキスパンションパックもMinimal Audioからリリースされています。今のところ1つだけですが、120種類のプリセットを追加することが可能。
今後いろいろと新しいパックが出てくるんじゃないかと思います。最新の状況は、一覧ページをチェックしてみてください。
Minimal Audio Rift 2.0の使い方【PLAY VIEW】
ここからは、Rift 2.0の機能や使い方の説明です。まずは、PLAY VIEWの方から見ていきます。
2つある画面のうち、デフォルト表示はこちら。よりシンプルで直感的なコントロールができるようになっています。
2つのディストーションエンジン
Rift 2.0でメインとなるのが、2基搭載されたディストーションエンジン。
各エンジンごとにアルゴリズムを選択でき、サウンド波形の正負に対して別々にエフェクトをくわえる、おもしろいシステムになっています。
ディストーションタイプ
ディストーションタイプは、WAVESHAPE・WAVEFOLD・NOISE・BIT DEPTH・SAMPLE RATEの5カテゴリーにわけられた30種類がラインナップ。
組み合わせ次第で、さまざまな音の変化を楽しむことができ、使うたびに新しい発見があるようなワクワクがあります。
DRIVE・STAGES・OUTPUT・DRY WET
こちらはPLAY VIEW上部。
DRIVEノブでインプットゲインをコントロールしたり、STAGESセクションでディストーション2種類のブレンドを調整したりして、歪み感を決めていきます。
アウトプットセクションにはDRY/WETミックス機能があるほか、リミッティングを設定することも可能です。
MACRO・ランダマイズボタン
GUI下部には、2つのマクロコントロールノブがあります。
プリセットごとにきっちりと作り込まれていますし、マウスオーバーするとアサインされているパラメーターが黄色くなってわかるので、あつかいやすいです。もちろん、自分でいろいろ設定を組んでいくことも可能。
また、ノブの間にあるボタンを押すとパラメーターがランダマイズされ、思いもよらないエフェクトをガンガン生み出してくれるのがおもしろいです。ランダマイズされるセクションを指定できるようにもなっています。
マルチバンドモード
GUI中央のディスプレイを切り替えてマルチバンドモードにすると、エフェクトの効く帯域を分けることが可能。
DISTORTIONのほか、ADVANCED VIEWで説明するFEEDBACK・FILTERを、それぞれマルチバンド処理するかどうかディスプレイ下部で選択します。
Minimal Audio Rift 2.0の使い方【ADVANCED VIEW】
こちらが、すべてのパラメーターをコントロールできるADVANCED VIEWです。
注目はPLAY VIEWに無かった、FEEDBACK・FILTER・モジュレーションのセクション。
そのほか、インプットのTRIMが調整できるようになったり、MACROのアサインがドラッグ&ドロップに対応するようになったりします。
FEEDBACK
FEEDBACKはとても柔軟で奥深いモジュール。
メタリックな感じやフランジャーっぽくしたり、ディレイやエコーのように使ったり、ノートを指定してメロディックな雰囲気にもできたり、設定によってサウンドがいろいろなテクスチャーに変身します。
FILTERやモジュレーションを組み合わせれば、かなりエッジの効いたサウンドデザインをすることが可能です。
FILTER
FILTERもさまざまなバリエーションの音作りに使えておもしろいです。
フィルタータイプはさまざまで、トータル24種類。
フィルタータイプ
BASICカテゴリー以外はMORPHノブが有効となり、2種類のタイプをモーフィングして変化をくわえることが可能です。
また、SPREADノブを使えば、ワイドなステレオの広がり感が出てきます。迫力のあるシンセ系サウンドをデザインするにはバッチリ。
モジュレーション
モジュレーターはFOLLOW・LFO・CURVE 1/2の4つ。
CURVEは、エディターをひらくと作り込みがとても楽しいです。
CURVEのエディター
サクサクとコントロールしやすい、とてもよくできたシステム。モジュレーションカーブのプリセットも、かなり豊富に用意されています。
そのほか、LFOに搭載されたランダマイズ機能とかもおもしろいです。
Minimal Audio Rift Filter Lite・Feedback Liteも【無料版あり】
Rift Filter Lite
無料のRift Feedback Lite
Rift 2.0のFILTER・FEEDBACKセクションが取り出された、Rift Filter Lite・Rift Feedback Liteもリリースされています。
コンパクトなLiteプラグインで、Feedback Liteはなんと無料。
モジュレーション機能などはありませんが、使い方によっては深い音作りをすることも可能です。下のデモ動画を参考にしてみてください。
まあ、FILTER・FEEDBACKセクションのみでもかなり強力なエフェクトだからねぇ…。
そういった見方でも、Rift 2.0はやっぱりすごい。強力な機能が、多彩なプリセット・マクロでサクサク直感的に遊べるわけですよ。おすすめ!
Minimal Audio Rift 2.0のセール情報と購入方法
セール情報更新: 2024年12月2日まで
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Rift 2.0は単品のほか、バンドルでの購入が可能。
また、エキスパンションパックやLite版プラグインもリリースされています。
Minimal Audio Rift 2.0を単品購入
Riftの販売ページ
Minimal Audio Rift 2.0をバンドルで購入
Rift 2.0は、下記のバンドルにもふくまれています。
バンドルの販売ページ
Minimal Audio Rift 2.0のエキスパンションパックを購入
エキスパンションパックの購入で、プリセットを追加することが可能です。
現在1種類だけですが、今後いろいろと新しいパックが出てくるんじゃないかと思います。最新の状況は、一覧ページをチェックしてみてください。
その他 Minimal Audio Riftシリーズ【Filter Lite・Feedback Lite】
Riftシリーズの、よりシンプルなプラグインもあります。Rift Feedback Liteは無料です。
Riftシリーズの販売ページ