OxfordDrumGate_セール情報とレビュー

プラグイン

Oxford Drum Gate - Sonnox | レビューとセール情報!素早いドラム抽出・ブリード除去【ビートメイクにも】

2024年2月21日までのセール情報

現在、Sonnoxがフラッシュセール開催中

と、大幅割引に。

また2024年4月30日まで、Plugin Boutiqueで買い物をすると(上記リンク先)『U78 Saturator - Audified』(通常75.90ドル/アナログサチュレーション)か『VISION 4X Lite - Excite Audio』(通常64.90ドル/アナライザー)を選んでもらえるキャンペーンが行われています!2回何か買えば、どちらのプラグインも無料に。

シュンナリタ
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Oxford Drum Gateは、インテリジェントな検出で素早くブリード除去できるプラグイン!ビートメイクにもおすすめ!特徴や使い方をレビューします。

Oxford Drum Gate - Sonnoxをレビュー【正確なドラム検出】

Oxford Drum Gateは、Sonnoxがリリースするドラム用ゲートエフェクトプラグイン。

インテリジェントにキック・スネア・タムを検出し、素早く抽出してくれます。

レコーディングしたドラムの処理を効率化したい!ミックスの質を上げたい!

というなら、ぜひチェックを。

スネアマイクに入ってしまったキックやハイハットなどの、ブリードをかんたんに除去して、クリアなサウンドにまとめることができます。

また、正確かつ柔軟なドラムゲーティングにくわえて、余計な色付けをしないダイナミクスコントロールや、MIDIアウト機能を搭載しているのも要注目。

エンジニアリングだけでなく曲作りのスタートからアレンジの際にも、使い方次第でさまざまな方向から楽曲制作をサポートしてくれます。

いろいろなアプローチで、ドラムパターンのエディットや打ち込みをしたい!

というDTMerにも、おすすめできるツールです。

この記事内では、Oxford Drum Gateの機能と使用例をザッと幅広く紹介していきますので、自由にイメージをふくらませてみてください。

サウンドデモ・クリエイティブにサンプリング/ビートメイクも

ひとまず、サウンド抽出のクオリティは下に貼ったリンクから聞くのがわかりやすいです。かんたんな短いサウンドデモ動画になってます。

このように、さまざまなタイプのヒットを認識して、ワンタッチでキック・スネア・タムを抽出できるんです。

少し作業が必要な場合もありますが、スネアのリムショットやゴーストノートもしっかり分離してくれます。

Oxford Drum Gateを使ってビートメイクしてみた

Oxford Drum Gateのドラム抽出を利用すれば、こんな感じでビートメイキングのワークフローも幅を広げることができます。

上の動画では、ブレイクビーツのループからキックとスネアをグルーヴごと抜き出しつつ、ハイハットやクラップは自分で打ち込んでみました。Boom Bap Hip Hopなサンプリング×Trap系サウンドのハイブリッドってイメージで。

もちろん、使い込むほどに応用的なアイディアがほかにもたくさん考えられます。遊びながら試していくのがgoodです。

Oxford Drum Gateのプリセット

OxfordDrumGate_プリセット

プリセットはこんな感じ。

Kick・Snare・Tomsそれぞれに対してスタートポイントとなるベーシックな設定に、Triggerプラグインとあわせて使う場合の設定がラインナップしています。

Oxford Drum Gate - Sonnoxの使い方

ここからは、Oxford Drum Gateのシステムや使い方について。上のチュートリアル動画もあわせてご参考にどうぞ。

まずはメインとなるDETECTION・DECAY・LEVELLERの3タブをチェックし、MIDI Out機能およびTriggerプラグインとの併用例を説明していきます。

DETECTION

OxfordDrumGate_Detection

まずはDETECTIONタブ。

ひとまずOpen Thresholdをコントロールして、ゲートが開いてドラムヒットが鳴るボリュームを設定します。必要があれば[Transient Settings]をひらいて、トランジェント検出の感度・帯域のフィルタリングを調整してみてください。

それから右側のMatch Transientsセクションで、Kick・Snare・Tomから抽出したいサウンドだけを選択して鳴らすことができます。うまく認識できていないトランジェントがある場合は、そのタイミングでメーター表示がThresholdを超えるようにしてあげると検出にふくめてくれます。

Learn Unmatched・Remove Matched機能

Open Threshold・Thresholdのコントロールだけでは完璧に処理できないトラックも大丈夫。

Learn Unmatched・Remove Matched機能を使うと、認識されないトランジェントを認識させるようにしたり、認識してしまうサウンドを認識させるようにしたりが自由にできます。

これを利用してカスタムゲート作成すれば、通常のゲート処理にとどまらないクリエイティブなエディットも可能です。

DECAY

OxfordDrumGate_Decay

こちらはDECAYタブ。

抽出したいドラムのトランジェントがうまく検出できたら、次にゲートの閉じ方を調整します。

フォーカスしたい帯域だけゲートが閉じるタイミングを遅らせることができるシステムで、細かな処理にも対応。GUI上にはトランジェントごとのスペクトルを表示してくれるので、範囲を見た目でも確認しやすいです。

さらに、右側のShorten Decayスライダーを上げると、トランジェントのレベルに応じてゲートの閉じ方を自動で調整してくれます。小さなヒットをきっちり抽出しつつ、大きなヒットはしっかり聞こえるようにすることが可能。

LEVELLER

OxfordDrumGate_Leveller

ここまでで抽出したドラムをミックス処理する前に、LEVELLERダブでダイナミクスをととのえることができます。

まずは、左側にあるSplitスライダーで、ラウドヒット・ソフトヒットの区分けを設定。次に、右側にあるLoud TargetとLevellingスライダーを使って、ラウドヒット・ソフトヒットそれぞれのレベルをどれだけ動かすか決定します。

[Auto-Set Leveller]ボタンをワンタッチすれば、上記の設定を自動でプラグインにまかせることも可能。

クリアにボリューム感だけをコントロールしてくれるので、この後でかけるコンプレッサーなどはトーンやグルーヴにフォーカスしやすくなって便利です。

MIDI Out・Triggerプラグインとの併用も

抽出したドラムからは、MIDIデータをアウトプットしてほかのドラム音源を鳴らすことができます。

OxfordDrumGate_MidiTrigger

GUI右下のここから別トラックへリアルタイムでMIDIを送るようにセッティングするか、キャプチャーした後にドラッグ&ドロップでMIDIクリップを貼り付けます。

当然MIDIクリップは自由にエディットが可能。抽出されたタイミングやベロシティからグルーヴを引き継ぎつつ、さまざまなドラムフレーズを作り込んでいくというようなことができるわけです。

Triggerプラグインとの併用

Oxford Drum Gateをサポートとして使い、Triggerプラグインから別音源を鳴らすのも効果的です。

上に貼った動画はその使用例。Slate Digital Trigger 2でスネアを置き換える際、最初はキックのブリードも検出されてしまっていますが、Oxford Drum Gateを使ってきれいに修正しています。

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Oxford Drum Gate - Sonnoxのセール情報と購入方法

2024年2月21日までのセール情報

現在、Sonnoxがフラッシュセール開催中

と、大幅割引に。

また2024年4月30日まで、Plugin Boutiqueで買い物をすると(上記リンク先)『U78 Saturator - Audified』(通常75.90ドル/アナログサチュレーション)か『VISION 4X Lite - Excite Audio』(通常64.90ドル/アナライザー)を選んでもらえるキャンペーンが行われています!2回何か買えば、どちらのプラグインも無料に。

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価格はPlugin Boutiqueで安くなっていることが多いです。現在、Oxford Drum Gateがふくまれるバンドルはありません。

なお、Sonnox OxfordシリーズにはAvid HDXシステムに対応するHD/HDX版があるプラグインもありますが、Oxford Drum Gateは通常のNative版のみ。よくわからないというDTMerは、気にせず購入して大丈夫です。

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