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特徴や使い方をレビューします。
deCoda - zplaneをレビュー: 高性能コード解析で耳コピらくらく
deCodaはzplaneがリリースする、コード解析・耳コピサポートソフト。
さまざまな楽曲を読み込み、すぐにコード表示進行やセクション分けなどをしてくれます。
流行りの曲のコードを分析して、勉強したい!
というDTMerは要チェック。
リミックスを作りたいけど、コード進行がよくわからない…。
こういうときにも、めちゃくちゃ便利。
MIDIで書き出すこともできるので、フレッシュなアイディアがうかんだらスムーズに作業にとりかかることができます。
さらに、ループ機能やフィルタリング機能など、【解析→耳コピ→くりかえし練習】の流れをバックアップする機能が充実。
効率よく、演奏を練習したい!
というユーザーのことをよく考えて作られているなぁ、と感じるシステムです。デモトラックを聴いて練習しなくてはいけない、なんてときにも活躍します。
*スタンドアロンでの動作です。
deCoda - zplaneの使い方【解析・練習・書き出しまで】
さて、ここからはdeCodaの主な機能や使い方について説明していきます。
動画での解説はdeCoda tutorialsにまとまっているので、あわせてチェックしてみてください。
曲を自動で解析してコード検出・セクション分け
deCodaを立ち上げたら、まずは解析したい曲のファイルをドラッグ&ドロップで読み込み。
解析が完了すると、曲の波形とともにキーや各コードが表示されます。
GUI上段にはイントロ・メロ・サビ・ドロップ・ブリッジなど、各セクションも自動で分けてくれるので、とてもスムーズにチェックできます。
ループしながら練習【コントロールも便利・ブックマークも】
曲を再生すると、分けられたセクションでループしてくれます。
再生するところを変えたいときは、キーボードの左右で次のループに、上下でループの長さを変更してくれます。
地味ですが、ギターやベースをあつかいながらスムーズにコントロールできるのは、大きな便利ポイントだと思います。
さらにループをBOOKMARKSリストに保存して、サクサク呼び出すことも可能。
BPM・キー変更
読み込んだ曲のBPMやキーを変更することも可能。
ゆっくり、じっくりと練習したいときはBPMをおそく。テンポよくチェックしたいときは早く。シチュエーションに応じて変更できます。ワンタッチで変更できる[1/4][1/2][3/4]ボタンもあり。もちろんこのとき、曲のピッチ(音程)は変わりません。
キー変更はベースラインを耳コピしたいときなどにも便利。キーを上げればベースが聞き取りやすいピッチになったりします。このとき、コードも連動して表示が変更されます。
Focus EQ
Focus EQを使うと、メロディー・ベース・ボーカルなど、チェックしたいパートをフィルタリングすることができます。
ビジュアル的にもあつかいやすく、自然な感じにサウンドを切り分けてくれて優秀です。
ピアノロール
解析した曲を、ピアノロール上で表示することも可能。波形を長押しすると、そのサウンドのみをチェックすることもできます。
また、ペンツールを使えば、波形を見ながらメロディーやベースラインのノートを書き込むこともできます。あとでMIDIファイルとして書き出せるので、リミックス製作などにも便利。
FX【プラグインエフェクトが使える・AmpliTube LE付属】
プラグインエフェクトをdeCodaから立ち上げて、好きなようにサウンドを作り込んで練習することができます。別でDAWを立ち上げなくてもいいので便利。
また、AmpliTube LEが付属しているので、すぐにギターの音作りをすることもできます。
キー・コード・BPM・グリッドを調整
解析が完璧でなかった場合は、キー・コード・BPM・グリッドを手動でそれぞれを変更することも可能です。
書き出し【Project・Audio・MIDI・Lead Sheet】
Project・Audio・MIDI・Lead Sheetとさまざまな形式で書き出しができます。
BPMやキーを変更している場合、Audioは変更されたWAVファイルで。MIDIはコードのほか、ピアノロールでエディットしたメロディーなども書き出し可能。
さらに、リードシートとしてChordProと互換性のあるテキストファイルでも書き出しOK。
deCoda - zplaneのまとめ【精度についても】
こんな感じで、deCodaには優秀で便利な機能がそろえられています。耳コピやリミックスを作るときにはとてもおすすめ。
自動解析の精度についてですが、当然パーフェクトとはいきません。ある程度「これ、おかしくね?」と感じられるくらいの音楽の知識がベースとしてあると、よりdeCodaを有効に使えると思います。
なので、コード進行や音楽理論の勉強としてもかなり使えますが、初心者DTMerはdeCodaだけに頼らずいろいろ学んでいくのがいいですね。
ちなみに、コード進行の勉強になるツールとしてはScaler 2もおすすめ。
便利なシステムで曲作りをサポートしてくれるのプラグインなのですが、幅広いジャンルのコード進行がプリセットされており、いろいろな発見があります。
関連記事: Scaler 2 |セール情報とレビュー
deCoda LEとdeCodaの違い
低価格な、deCoda LEというバージョンもリリースされています。
追記: 現在、販売されていません。
フルバージョンのdeCodaと比較して、違いはザッと下記の通り。
LE版
- コードが解析されない
- キー変更ができない
- Focus EQがない
- ピアノロール表示がない
- エクスポートはProjectのみ
セクション分けはしてくれるので、シンプルにループさせて練習するのに使う感じです。
deCoda - zplaneのセール情報と購入方法・価格チェック
セール情報更新: 2024年12月7日まで
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また2024年11月30日まで、Plugin Boutiqueで買い物をすると(上記リンク先)『T-RackS Studio Bundle - IK Multimedia』(通常329.97ドル/エフェクトバンドル)『AXXESS - GForce』(通常92.39ドル/シンセ)『Beatmaker VICE - UJAM』(通常75.90ドル/ドラムマシン)『Monark - Native Instruments』(通常108.90ドル/シンセ)『Advanced Mastering Course - Mastering The Mix』(通常108.90ドル/ビデオコース)のどれかを選び無料でもらえるキャンペーンが行われています!5回何か買えば、通常トータル約11万円がすべて無料に。
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deCodaは単品のみで購入が可能。バンドルはありません。
【低価格版】deCoda LE
deCoda LEは低価版。シンプルな検出と練習用の機能にフォーカスされています。
追記: 現在、販売されていません。
deCoda LEの販売ページ
deCoda LE
おすすめのコード進行プラグインまとめはこちら
さまざまな方向性の、おすすめコード進行作成/作曲サポート系プラグインをまとめています。特徴や使い方をそれぞれチェックして、自身にとってベストなツールを見つけてみてください。