Xtt_Vinaiプラグインレビューとセール情報

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XTT by VINAI - W.A. Production | レビューとセール情報!OTTと真っ向勝負のマルチバンドコンプレッサープラグイン!

シュンナリタ
XTTはVINAIプロデュースの音圧爆上げ系プラグイン!
特徴や使い方をレビューします。

XTT by VINAIをレビュー【音圧爆上げプラグイン】

1:23〜サウンドデモ

XTTは、W.A. ProductionがEDMデュオVINAIとのコラボレーションでリリースする、マルチバンドコンプレッサープラグイン。

サウンドの上下からコンプレッションして、ガッツリとラウドネスを稼いでくれるシステム。

Xfer Recordsのフリープラグインや、Ableton Liveの内蔵機能である、超定番エフェクト「OTT」に真っ向勝負する形でつくられている、音圧爆上げ系プラグインです。

音圧モリモリのEDM系を作りたい!

と、いうDTMerはぜひチェックを。

VINAIによるデモンストレーション

上記デモンストレーションのように、各トラックやミックスバスにしっかりとまとまりを出しつつ、ラウドなサウンドに作り上げてくれます。また、

OTTは大好きだけど、もっと細かくコントロールしたい!

と、いう場合も要チェック。

5バンド構成・アナライザー表示・プリセットなどなど、使いやすいエディット機能が盛り込まれています。

XTT by VINAIのプリセット【サクサク使えて超優秀】

Xtt_Vinaiのプリセット

なかでも、優秀なプリセットが用意されているのは大きなポイント。

BASS・KICK・SYNTH・CHORD BUD・MASTERINGなど、用途に応じてサクサクと選ぶことが可能。プリセットを選ぶだけでサウンドもかなりいい感じになります。

最初に貼った動画の1:23〜がサウンドデモになるので、ぜひチェックしてみてください。

XTT by VINAIの使い方【マルチバンドコンプレッサー】

3:55〜使い方の説明

さて、ここからはXTTの使い方について説明していきます。

なんとなくトラックにインサートするだけで音圧がアップしてしまうプラグインですが、仕組みを理解すれば、このプラグインの良さをより発揮できます。

ふつうのマルチバンドコンプとはちょっと使い方や見方が違うところもあるので、そのあたりがポイントかと思います。

(現在、公式のマニュアルがかなりラフだったので、じっくり使ってチェックしてみました。)

UPWARD・DOWNWARD・MIX・TIME

Xtt_Vinaiコンプレッサーの使い方

まずはGUI上段から。

中央にUPWARD・DOWNWARD・MIX・TIMEと、4つのノブが備えられています。

UPWARDは小さいサウンドをどくらい持ち上げるかを設定。アンビエンスなどをグッと持ち上げて、音圧をアップします。

DOWNWARDはもっとも一般的なコンプレッション設定。大きなサウンドをどのくらい圧縮するかを調整します。

MIXはDry/Wetノブ。パラレルコンプレッションにも対応しています。

TIMEでは各バンドのアタックタイムとリリースタイムをまとめて調整できます。

IN/OUTフェーダー・LINK・LIMITER

ノブの左右にはINPUT/OUTPUTフェーダーがあります。メーターがついており、ミキシングの中でゲインステージングを調整しやすくなっています。

なお、INPUT/OUTPUTフェーダーは[LINK]ボタンで動きを連動させることが可能。片方が上がると、片方が下がる、というように連動します。ゆるめのUPWARD・DOWNWARDでインプットをコントロールすると、音量感が変わってしまうという時なんかに使えると思います。

さらに、[LIMITER]をオンにすれば、きっちりとクリップを防いでサチュレーションをくわえることもできます。サウンドにパンチを出す、BOOSTパラメーターもあり。

VINAIはミキシングの中で各プラグインを効果的に機能させるために、このゲインステージングを重要と考えており、このあたりの機能や下で説明するアナライザーでの見やすさを充実させたようです。

ゲインステージングに関しては、下記の記事がとても勉強になります。英語ですがよろしければチェックしてみてください。

アナライザー・スレッショルドとバンド幅設定

Xtt_Vinaiのアナライザーとバンド設定

GUI下段にはアナライザーが備えられており、サウンドのチェックがしやすくなっています。

太いラインがINPUTを表示。その下の赤いゾーンがOUTPUT時点で削られているサウンド、上の赤いゾーンがOUTPUT時点で大きくなっているサウンドの表示です。

単にUPWARD・DOWNWARDのコンプレッション量ではなく、ゲインコントロールまでふくめたOUTPUTサウンドを表示しているので気をつけてください。

5バンドの各バーを上下すると、スレッショルドがコントロールできます。

スレッショルドはUPWARD・DOWNWARDがセットになっており、それぞれでコントロールはできません。上に動かせばUPWARD強めに、下に動かせばDOWNWARD強めのコンプレッション設定となります。ざっくりいい感じのところを探ってみてください。

バンド幅は、アナライザー下部のポイントを動かせば自由にアレンジ可能。サウンドに応じて動かしましょう。

バンドごとのゲインコントロール

Xtt_Vinaiのゲインとアタックリリース

バンドごとにゲインコントロールもあり。EQ的に使えます。

また各バンド、ミュート・ソロボタンもあり。部分的に細かくサウンドをチェックすることができます。

バンドごとのATTACK・RELEASE・RMS・M/S TILT

各バンドのパラメーターを開くと、それぞれのATTACK・RELEASEタイムを細かく設定できます。こちらもUPWARD・DOWNWARDのパラメーターはセット。

また、サウンドをRMSでとらえるように設定も可能です。

さらにM/S TILTをコントローラーすると、ステレオイメージャーとしても機能。-100〜100%で設定でき、-方向だとタイトに、+方向だとサウンドに広がりをもたせることができます。

XTTとOTTの違いを比較【Xfer Records・Ableton Live】

XTTのメリット

  • プリセットが超優秀
  • 5バンド
  • アナライザー表示
  • INPUT/OUTPUTフェーダーとリンク機能やメーター表示
  • リミッター機能
  • M/S TILT

超定番エフェクトである、Xfer RecordsやAbleton LiveのOTTと比較して、XTTのポイントはこんな感じ。独自で優秀な特徴が多数。

中でもVINAI仕込の優秀なプリセットがサクサク使えるのはかなり大きいです。XferのOTTにプリセットはありませんし、AbletonはOTT自体がMultiband Dynamicsというエフェクトのプリセット名です。OTTやXTTはインサートするだけでなんとなく音圧がかせげてしまいますが、DTM初心者がパラメーターを理解して毎回調整するのはちょっとむずかしいと思いますのでね。

OTT - Xfer RecordsとXTTを比較して

OTT - Xferの特徴

  • フリープラグイン
  • シンプル

OTT - Xfer Recordsは無料ですし、多くのDTMerが使っていますよね。

各バンドUpwd・Dnwdそれぞれバイパス(Cmd or Ctrl+クリック)できたりしますが、とてもシンプル。それゆえに気軽に使えるのにもかかわらず、なんとなくインサートするだけでガッツリ音圧アップしてくれる設計がすばらしいところ。

Xfer Recordsの超人気シンセサイザープラグイン、SerumのFXにも同じようなコンプレッサーが組み込まれており、Serumサウンドのかなめとなっていたりもします。

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OTT(Multiband Dynamics)- Ableton LiveとXTTを比較して

AbletonLive_Ott

OTT - Abletonの特徴

  • 3バンドまでだが、バンド数を変更できる
  • 各バンド上下でスレッショルドとレシオが設定できる
  • エクスパンダーとしても動作
  • Soft Knee設定ができる
  • サイドチェイン設定ができる

おおもとであるAbleton LiveのOTTですが、こちらもかなり高機能。使いこなせばかなり強力な武器になります。

Ableton Liveの上位エディションでしか使えない機能ですが、こちらも多くのアーティストに使われているのを見かけます。

下記の記事ではAbleton LiveのOTTを使ったチュートリアルも紹介しているので、よろしければチェックを。

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XTT by VINAI - W.A. Productionのセール情報と購入方法

最新のDTM関連セール情報はTwitter(@DTM_Checker)でも発信しています。

XTTの販売は単品のみで、現在バンドルはないようです。

Plugin Boutique・W.A. Production公式、どちらも購入特典のあることが多いので、あわせてチェックしてみてください。

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