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Pulsar Audio Mu【使い方・レビュー】マスタリングにアナログ感を!スタジオサウンドをプラグインで【バリミュー】

シュンナリタ
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Pulsar Audio Muは定番マスタリングコンプ・リミッターをモデルにしたプラグイン!特徴や使い方をレビューします。 #PulsarAudio

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Pulsar Audio Muの使い方・レビュー【マスタリングにアナログ感を!】

PulsarAudioMuの使い方

Muは、Pulsar Audioがリリースするコンプレッサー・リミッタープラグイン。マスタリングスタジオの定番真空管コンプ、『Manley Stereo Variable Mu』通称『バリミュー』がモデルです。

アナログ風味のある、マスタリングコンプ・リミッターがほしい!

というDTMerは、ぜひチェックを。以下で主な機能や使い方について説明していきます。

シンプルなコンプレッサーパラメーターにサイドチェインEQなどを組み合わせて使えば、ねらったサウンドにより近づけていくことが可能です。

なお、モデリングされる真空管コンプの仕組みについてはVariable-bias Compression Explainedでくわしく書かれています。興味のある方はチェックしてみてください。

Muの販売ページ

2種類のゲインリダクションメーター

PulsarAudioMuのClassicメーター

GUI上部はメーターラックとなっており、2種類のメーターでGR(ゲインリダクション)をチェックすることができます。

上記画像のクラシックメーターでは、シンプルなアナログスタイルのメーターで各チャンネルのGRに反応します。

PulsarAudioMuのModernメーター

メーターラックをクリックすると、メーターの切り替えられます。

上記画像のモダンメーターでは、わかりやすいグラフィックとあわせて各チャンネルのGR・インプットレベルが確認可能。右側のメーターには、アウトプットレベルも表示されます。

さらに、表示のスタイルはM・L・R・LR-1・LR-2・S・MS-1・MS-2と場面にあわせて変更が可能。

なお、Muのコンプレッションでは2〜6db、リミッティングでは2〜4dbのGRが推奨されています。また、プリセットにも目安とするべきGRが書いてありますので、チェックしながらコントロールしていってみてください。

パラメーターノブ

PulsarAudioMuのパラメーターノブ

GUI中段は、コンプレッションのパラメーターノブが表示されています。

左右の各チャンネルにTHRESHOLD・ATTACK・RELEASE・OUTPUTノブが搭載。L-Rモードのときは左/右がL/R、M-Sモードのときは左/右がM/Sのチャンネルとなります。

中央には両チャンネル共通のINPUTノブ。こちらをコントローラーしていくことでコンプレッションレベルとチューブサウンドの色付け調整していきます。Ratioノブはありませんが、THRESHOLDを下げたりするとより高いレシオが設定される仕様となっています。

また、MIXノブでDRY/WETも調整可能。パラレルコンプレッションもすぐにできます。

モード切替スイッチ【MS/LR・LIMIT/COMP・LINK】

PulsarAudioMuのモードスイッチ

パラメーターノブの中にあるスイッチでは、モード切替が可能です。

まず、中央のノブで左右のチャンネルをMSとするか、LRとするかを決定。

となりのLINK SIDECHAINをオンにすると、両チャンネルをミックスして検出し、それぞれのGRが同じになります。マスターバスでがっつりコンプレッションするときなど、ステレオ感をキープしたい場合に使えます。

各チャンネルにはLIMIT/COMPスイッチがあり、リミッターモードとコンプレッサーモードを選ぶことができます。

LINK CONTROLをオンにすると、左右のパラメーターを連動させてコントロールが可能。

SIDECHAIN・SIDECHAIN EQ・LISTEN

PulsarAudioMuのSidechain

GUI下部では、検出するサウンドを調整して、コンプレッションのコントロールが可能。

まず、左側のINT/EXTスイッチで入力サウンドをトリガーとするか、外部のトラックをトリガーとするか決定。EXTの場合はDAWでサイドチェーントリガーを設定します。

となりのLOOKノブではサイドチェインの反応を前後にずらすことが可能。

また、中央のSIDECHAIN EQでは、検出するサイドチェインサウンドをフィルタリング。直接サウンドに影響するEQではありません。例えばINTモードでローをカットすると、キックドラムではコンプレッサーがトリガーされないようにしたりすることができます。

くわえて右側のLISTENセクションでは、モニターするサウンドの選択が可能。アウトプットサウンドだけでなくL/M・R/Sサウンドオンリーで聴いたり、サイドチェイントリガーとなっているサウンドが実際どのように入力されているかもチェックすることができます。

Oversamplingでさらなる高音質化も

PulsarAudioMuのOversampling

GUI右上のボタンからは、オーバーサンプリングも2×〜8×で設定が可能。よりアナログに近い高音質化を目指していくことができます。

ただしCPC負荷はガッツリとかかりますので、必要に応じて使ってみてください。

Pulsar Audio Muのプリセット・サウンドデモ

PulsarAudioMuのプリセット

Muには、Drum Buss・Guitar・Leveling・Maor Appelbaum Mastering・Master・Vocalでカテゴリー分けされた21種類のプリセットが用意されています。

ゆるやかに全体に統一感を出すプリセットから、がっつりとパンチを出すプリセットまでさまざま。下記の動画で、使用例とサウンドを確認してみてください。

UADからもハイクオリティーなバリミューエミュレーションがリリースされています。あわせてチェックを。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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