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PSP Vintage Warmer 2をレビュー【上質なアナログ感】
Vintage Warmer 2はPSP Audiowareがリリースするリミッター/コンプレッサー系プラグイン。
その名のとおり、上質なビンテージのテイストをくわえてくれるのが特徴です。
アナログなあたたかみのある雰囲気で、曲をまとめたい!
というDTMerはぜひチェックを。
ミックスの中で、アナログテープを通したようにサチュレーションさせるのもよし。マスタリングで色付けしつつ、一体感を出すのにもよし。設定によって、使い方は幅広くいろいろです。
流行のLo-Fi Hip Hop・Chillout系ジャンルにはもちろんぴったり。Boom bap Hip HopやRock系のシブいかっこよさを出したいときにも、最高にいい仕事をしてくれます。
よりクリエイティブに、モダンなサウンドデザインを目指すならSaturn 2もおすすめです。
PSP Vintage Warmer 2のプリセット【サウンドデモ】
こちらがVintage Warmer 2のプリセット画面。
Mixバスやマスターバスでスタートポイントとして使えるものを中心に、ギター・ベース・キック・スネア用の設定がラインナップ。また、テープシミュレート用のプリセットもあります。
下記の動画では、アウトプットだけ調整していますが、基本的にプリセットのみでサクッとミックスしてみました。
サウンドデモ
どうでしょう?
キックはちょうどよくブーミーなねばりがでて迫力がアップ、ギターはめちゃくちゃかっこよく厚みとザラつきがだせました。
マスターでは、グッとガッツのある感じにまとめあげてくれています。
いずれもそこまで派手な変化ではありませんが、とても耳あたりがよく、大好きな質感なんですよね。
PSP Vintage Warmer 2の使い方【ミックスに・マスタリングに】
さてここからは、Vintage Warmer 2の機能や使い方のポイントについて説明していきます。
システムはわりとシンプル。だからこそ仕組みをある程度理解したほうが、より幅広い場面で効果的に使うことができると思います。
なお、Vintage Warmer 2にはメインバージョンのほか、CPU負荷やレイテンシーの少ないVintage Warmer・さらにシンプルなMicro Warmerも付属しています。
VUメーター
GUI上部はVUメーターとなっています。
Pre・Post・Gain Reductionの表示をスイッチで切り替え可能。また、PPMモードにして、ピークレベルをチェックすることもできます。
Drive・Celling・Brick Wall・Knee【コンプやリミッティング】
コントロールパネル左側のノブやボタンは、コンプレッションやリミッティングに関するパラメーターとなっています。
いちばん大きなDriveノブはインプットレベルをコントロールし、どのくらいコンプレッションやサチュレーションをするか設定。
Kneeノブを0にすればハードニーのリミッティングに。上げていくと、ソフトニーのコンプレッサーやテープサチュレーターのように動作させることが可能。ここが、いろいろな使い方をするときのポイントです。
Ceillingノブはスレッショルド的な役割で、リミッターのかかるレベルを設定。その後段となる[Brick Wall]ボタンをオンにすると、0dBFSを超えないようになります。
Speed・Release【アタックやリリース】
Speedノブではアタックタイム・リリースタイム両方のベースをコントロール。
Releaseノブはリリースタイムの調節となります。[Long]ボタンをオンにすれば、より長いリリースタイムを設定することが可能。また[Auto]ボタンをオンにすると、サウンドに応じて自動調整を入れてくれます。
Low・High【プリEQ or バンド設定】
コンプ/リミッティングの前段となるLow・HighおよびFreqノブは、Singleバンドモード時・Multiバンドモード時で少し意味が変わります。
Singleバンドモード時は、プリリミッターのLow・HighシェルフEQとして動作。
Multiバンドモード時は、各バンドの周波数帯設定とプリリミッターゲインとして動作します。
Mix・Output
最終段ではDri/WetのMixと、Outputレベルをコントロールすることが可能です。
Fat・Muti・Stereo・Linkなど【スイッチ】
GUI下部のFatスイッチでは、PSP Audioware独自のオーバーサンプリングが有効になり、よりアナログに近い質感で処理をすることが可能。
ほかのプラグインにあるオーバーサンプリングとくらべても、あきらかにカドがなくなり、音粒にスピード感が出てきます。当然CPU負荷は重くなりますが、積極的に試していきたいポイント。
そのとなりのスイッチをSingleモードにすると、サウンドがシングルバンドで処理され、全体にまとまりが出やすくなります。Multiモードにすれば、サウンドが3バンドにわかれて処理され、クリアでスムーズな質感となります。
また、Stereo・MonoのほかL・Rのみの処理モードにすることも可能。
Linkスイッチは、ステレオの両チャンネルをあわせて処理するか、それぞれ処理するかを選択することができます。
リアパネル【Saturation・Release・メーターなどの設定】
Vintage Warmer 2のロゴをクリックすると、リアパネルが表示されます。
こちらではマルチバンド時のSaturation・Release処理を調整したり、メーターやノブの環境設定をすることが可能。
PSP Vintage Warmer【CPU負荷・レイテンシーが少ない】
付属するPSP VintageWarmerは、初代VintageWarmerに近い低CPU負荷・低レイテンシーとなっています。
PSP Micro Warmer【シンプル・シングルバンド】
PSP Micro Warmerはよりシンプルに、シングルバンドモードのみ。
こちらも無料で付属しており、各トラックでガンガン立ち上げて使いたいときにもありがたいパッケージとなっています。
PSP Vintage Warmer 2のセール情報と購入方法・価格チェック
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Vintage Warmer 2は単品のほか、バンドルでの購入が可能。
PSP Vintage Warmer 2を単品購入
PSP Vintage Warmer 2をバンドルで購入
*追記: 現在、バンドルでの販売は無くなっています。
Vintage Warmer 2は下記のバンドルにもふくまれています。
バンドルの販売ページ
- PSP Ultimate Bundle