MODO BASS 2 レビュー 使い方まとめ

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MODO BASS 2をレビュー【使い方まとめ】音作りも、打ち込みも、 DTM初心者からマニアまでサクサク楽しめる音源

シュンナリタ
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MODO BASS 2をレビュー!プリセット内容や機能の特徴・使い方をまとめました。
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MODO BASS 2をレビュー【フィジカルモデリングのベース音源】

MODO BASS 2は、IK Multimediaがリリースするベース音源プラグインです。

Fender Precision Bass・Jazz Bassなど、22種類のベースをフィジカルモデリングで再現しており、サンプリングでは難しい柔軟かつリアルなサウンドエディットが可能。さらに、小容量で軽い動作を実現しています。

DTM初心者から、とことんベースにこだわりたいクリエイターにまで幅広くおすすめ。これ1つでさまざまな楽曲制作に対応します。

以下で内容や機能の特徴をチェックしていきましょう。

プリセット【最適なベース選べる】

プリセットメニュー

MODO BASS 2 プリセット

MODO BASS 2を手に入れたら、まずはプリセットからチェックしてみましょう。

ドロップダウンメニューを開くと、Finger・Pick・Slapといった奏法別や、Double Bass・Fretlessといったタイプ別にカテゴリー分けされており、その中に多彩なベースモデルのプリセットがずらりと並びます。

プリセット名はジャンルやサウンドの雰囲気をもとに付けられているため、イメージに近いものをすぐに選び出せます。

充実の収録モデルは22種類

MODO BASS 2 収録モデル

MODO BASS 2に収録されるベースモデルは下記の22種類。ベーシックなエレキベースから、フレットレスベース・アップライトベースまで網羅しており、幅広いジャンルの楽曲制作に対応します。

マニュアルに各モデルの特徴や最適なジャンル・実機の背景などが記載されているので、一度ざっと目を通してから使い始めるのがおすすめです。

モデル

  • ’60s P-Bass(‘60s Fender Precision Bass)
  • ’70s P-Bass(’70s Fender Precision Bass)
  • ’70s J-Bass(‘70s Fender Jazz Bass)
  • Punk Bass(Fender Mark Hoppus Jazz Bass)
  • Fretless Jazz(Fender Jaco Pastorius Jazz Bass)
  • Fretless Bass Man(Pino Palladino Fretless Music Man StingRay Bass)
  • Fusion J-Bass(Fender Marcus Miller Jazz Bass)
  • Horn Bass(Danelectro Longhorn Bass)
  • Studio Upright(Jazz style Upright Bass)
  • Rockabilly(Rockabilly style Upright Bass)
  • Aluminum(Noah Paraffina Bass)
  • Modern J-Bass(Fender Jazz Bass)
  • Devil Bass(Gibson EB-0 Bass)
  • Bass Man 5(Music Man StingRay 5-string Bass)
  • Rick n’ Bass(Rickenbacker 4003 Bass)
  • Studio Bass(Yamaha TRB 5P Bass)
  • Violin Bass(Höfner Violin Bass)
  • Thunder Bass(Gibson Thunderbird Bass)
  • Japan Bass(Ibanez Soundgear (SR) Bass)
  • Flame Bass(Warwick Streamer Bass)
  • Imperial Bass(Imperial Custom 6-string Bass)
  • Metal Bass(Dingwall Combustion 5-string Bass)

使い方・機能【初心者からマニアまで楽しめる】

MODO BASS 2は、GUI上部のタブから表示を切り替えられます。

音作りにはPLAY STYLE・STRINGS・ELECTRONICS・STUDIO、打ち込みの際にはPATTERNS・CONTROLタブを使用します。

音作り: PLAY STYLE・STRINGS・ELECTRONICS・STUDIO

音作りにおいては、フィジカルモデリングならではの圧倒的な柔軟性が魅力。1つのベースモデルから、無限に近いバリエーションを生み出せます。

PLAY STYLE・STRINGS・ELECTRONICS タブ

MODO BASS 2 音作り

PLAY STYLEタブではFinger・Pick・Slapの変更をはじめとする奏法の調整が可能。STRINGSでは弦の材質や状態を設定でき、ELECTRONICSではピックアップの種類や位置変更を行えます。

STUDIO タブ

MODO BASS 2 アンプシミュレーター

STUDIOタブにはAmpliTube 5 譲りの高品質なアンプシミュレーター・エフェクターが内蔵されており、最終的な出音まで作り込むことが可能です。

このように機能は非常に豊富ですが、DTM初心者がすべてを理解してコントロールする必要はありません。プリセットのままでも十分に即戦力となりますし、わかる部分だけを少し調整してみるだけでも十分楽しめます。

もちろん、ベースに精通したDTMerであれば、徹底的にエディットして自分だけのサウンドを作り込むのもかなり面白いはずです。

打ち込み: PATTERNS・CONTROL

PATTERNS タブ

打ち込みはイチから作成してもいいですが、PATTERNSタブに収録されている1,500種類以上のフレーズを活用すると非常に便利。曲のジャンル・セクション・キーなどでフィルタリングでき、気に入ったパターンはMIDIファイルとしてドラッグ&ドロップでDAWに直接貼り付けられます。

なお、EZbassのような楽曲制作サポートや高度な編集機能は搭載されていません。アイデア探しとして使うのがベストです。もし、収録フレーズを元にオリジナルな楽曲へ展開したいなら、コード進行作成プラグインのScaler 3と併用すれば遊びの幅がぐっと広がりますよ。

また、CONTROLタブではキースイッチのマッピングを自由にエディット可能。さまざまなプレイスタイルに対応します。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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