Push 2

DAW

Ableton Push 2は買いなのか?メリット、デメリットをまとめてみた。

Ableton LiveのユーザーはPush 2がかなり気になるというひとも多いですよね?

今回はそんなAbleton Liveの最強コントローラーPush 2についてまとめます!

ちなみにぼくは基本、アレンジメントビューを見ながら、PCのキーボードやマウスでポチポチして作業をしていく派のDTMerです。MIDIコントローラーは現状、音出しとアイディア作りのためにいじるくらい。

そんなぼく目線で、Ableton Push 2のメリットとデメリットを整理してみましたよ!

Ableton Push 2とは?

まず、 Ableton Push 2とはそもそも何なのか?どんな使い方ができるのか?です。

Push 2はAbleton Liveとシームレスに連動し、ビートの作成、ノートやコードの再生、サンプルの処理、ソング構成の構築など、コンピューター画面を見ることなくすべての作業が行えます。

つまり、これ一台でAbleton Liveの音楽制作のあらゆる操作でがきる、ハードウェアコントローラーなのです。

価格チェック

ちなみに、Push 2を買うと、Ableton Live Introが付属してきます。

Ableton Push 2のメリット

ということでメリットから。

(紹介する動画は、すべて日本語字幕ありです。)

効率的に曲のスケッチができる

このように、Push 2はAbleton Liveのセッションビューと連動して、効率的に曲のスケッチをすることができます。

メロディやドラムのパターン、エフェクトなど、アイディアをどんどんストックしていくことができますね。

ハードウェアだからそ生まれるアイデアがある

やはりPCのマウスをいじっているのでは生まれないアイデアってありますよね。

とくにこの動画のような、ノブをグリグリといじってオートメーションを記録できるのはハード機材の醍醐味ですなぁ。直感的に操作ができますよね。

こうやって生まれたアイデアとかフレーズをどんどんストックできるのはめちゃくちゃわくわくしますね。

作曲に集中できる

PCの画面と向き合って作業するよりも、こういった機材と向きあって作業したほうが集中力がアップしますよね。

やっぱり機材をいじるのって楽しいんですよ。時間を忘れてずっといじっていられる。

あと、いい意味でできることが限定されるので、曲作りがブレないですよね。
どうしてもPCで作業していると、もっと他にいいサンプルがないか探し始めてしまったり、途中で調べもののほうに時間を食ってしまったりしてしまう。。。

パフォーマンスにも使える

こんな感じでパフォーマンスにも使えます。

普段からPush 2で制作をしていれば、ライブパフォーマンスにもスムーズに導入できますね。

音楽してる感が強くなる

ここまで見てもらえばわかると思いますが、やっぱりこういう機材を使いこなせるのはかっこいいw クオリティうんぬんは関係なくてもw

それに部屋のインテリアの一部として、眺めているだけでも満足感が得られるのではないでしょうかw

Ableton Push 2のデメリット

次はデメリットも挙げていきます。

覚えることが多い

いちばんのネックはやはりこれでしょう。
操作方はPCキーボードのショートカットを覚えていくようなイメージ。

それと、あくまでAbleton Liveでの作業に沿った操作になるので、まずは先にPCの画面で、Ableton Liveの全体的な概要と基本操作を理解してから導入することをおすすめしますね。

DTM初心者にとっては、なかなか扱いが難しいのではないでしょうか。

事前準備が必要

このようにドラムを打ち込んでいく場合などは、事前にドラムラックを組んでおかないと、スムーズには作業できませんね。既存のドラムキットやサンプルパックを使う場合は問題ありませんが。

ぼくはけっこう、色々なサンプルパックから組み合わせてドラムパターンを組んだりしながら作業するんですが、そのようなワークフローには向かないですね。

全体像がイメージしにくい

どうしてもディスプレイが小さい分、作業しながら全体像をイメージしにくくなりますね。

最初からPC画面のアレンジメントビューで作業をしていれば、このように作業しながら曲の全体像をイメージできますし、エフェクトの並びも一瞬でわかります。

アレンジメントビュー

ブラウザパネルも眺めながら作業できるので、次にどういう音を入れるかを作業と同時に考えることができます。

オーディオエフェクトなどの挿入が遅い

オーディオエフェクトなどを挿入するときは、このようにブラウジングします。

PC画面であれば名称で検索することもできますし、ドラック&ドロップでサクサク作業できます。

細かい調整が難しい

ボリュームの調整、サンプルやノートのタイミングや長さなど、細かい調整はPC画面での作業が操作性高しです。直接数値も打ち込めますしね。

ぼくはMacのトラックパットの作業していますが、慣れるとめちゃくちゃ早いですよ。

Skrillexもこちらのmusicradarのインタビュー記事で、トラックパッドを使っているから作業がめちゃくちゃ早い、と言っています。

作りながら完成させにくい

ぼくは作曲をするとき、アレンジをしながらミキシングもある程度同時に進めていくのですが、そういう制作スタイルにはPush 2は不向きですね。

また、EDMやDubstepのようなガッチガチにクオンタイズされて、ミックスも完全無欠で音圧重視な音楽作りには向かないですね。

まとめ

最後にまとめです。Push 2はこんなイメージで使うのがベストですね。

アイデア作りに使う

やはりPush 2を使って作業するからこそ生まれるアイデアやサウンドがあるのは魅力的。

ただ、やはり同時に画面も見ながら作業するのがベストかと思います。

最終的な曲のブラッシュアップも無理せずPC画面のアレンジメントビューでやるのがいいですね。

ワークフローに変化をつけたい場合などはいい

自分のDTMのスタイルに変化をつけたい場合、Push 2のようなハードウェアはとても役に立ちますね。

きっとフレッシュなインスピレーションが湧いてきます。

揺れのある音楽を作る

最近密かに話題になりつつあるLo-Fi Hip Hopなど、ガチガチにクオンタイズされていない、揺れのある音楽を作るのには最適ですね。

身体を実際に動かして打ち込むからこそ生まれるグルーヴって、間違いなくありますからね。

Ableton Liveについてのまとめ記事

Ableton Liveの購入から曲を完成させるまで

まとめ記事: Ableton Liveの購入から曲を完成させるまで【DTM初心者に向けたワークガイド】

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