VISION 4X - Excite Audioの使い方とレビュー

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VISION 4X - Excite Audio【2024/12/2までブラックフライデーセール】レビュー & 使い方まとめ!曲のクオリティを上げてくれるアナライザープラグイン!

シュンナリタ
シュンナリタ
VISION 4Xは、ひとつでいろいろな方向からサウンドをチェックできるアナライザープラグイン!Noisiaプロデュース!特徴や使い方をレビューします。

VISION 4X - Excite Audio: アナライザープラグイン by Noisia

VISION 4Xは、Excite Audioがリリースするアナライザープラグイン。

下記4種類のビジュアルでサウンドを可視化し、ミキシング作業をサポートするツールです。

4つのビュー

  • Spectrogram: スペクトログラム(時間軸・周波数・エネルギー)
  • Bar Graph: もっとも一般的であろうスペアナ / リファレンスカーブやハイライト表示あり
  • Waveform: オーディオ波形 / オーバーシュート表示あり
  • Phase Correlation Meter: ステレオイメージと位相相関 / VU・RMSメーター

開発には、ドラムンベーストリオのNoisiaがチームアップしています。ヒットメーカーがリアルに求める機能性と使い勝手が1つにまとめられたシステムは、要チェックです。

VISION 4Xの販売ページ

VISION 4X - Excite Audioの使い方

VISION 4XをNoisiaの面々がどのように活用しているのか、動画で例が紹介されています。

彼らが作り出す、強力なサウンドの真髄をかいま見ることができる内容。かなり有益ですよ…。

パーフェクトなキックの作り込み

スペクトログラムを確認しながら、ベストフィットするキックのクリック成分を作成しています。フリーズして表示されるのがわかりやすいです。

ビートミュージックの要となるキックやローエンドについては、下記の動画でも解説されています。あわせてどうぞ。

ボーカルトラックを多面的に分析

スペクトログラムを通すことで、ループの音程やハーモニクスがまるごと表示されます。ディエッサーやマルチバンドコンプをどのような設定でかけるか、スピーディーに判断することが可能です。

リファレンスに近づける

Bar Graphには、リファレンスカーブ表示機能が備えられています。参考にしたい楽曲の周波数バランスを目指して作品を仕上げていくことは、DTM上達の近道です。

波形の変化を細部まで見極める

こちらはVISION 4XのSideモードを利用した動画。サイドシグナルにスタンダードEQとリニアフェイズEQをかけて、どのような違いがあるかを確認しています。

VISION 4X - Excite Audioをレビュー

Vision4Xのレビュー

ここからは、VISION 4Xを使って感じたポイントや使い所などをまとめていきます。今回レビューを書きながら、サウンドを深く理解することの重要性をあらためてしみじみ感じました…。

てか、Noisiaかなり好きなのですがほんとリスペクトです。解散しちゃったけど各々の活動に今後も注目したい!

4つのアナライザー【これひとつでOK】

Vision4Xの使い方_4アナライザー

何と言っても、VISION 4Xをひとつマスターに立ち上げておけば、4種類のアナライザーを通してさまざまな角度からサウンドを分析できるのは大きなメリットです。

各トラックやバスの作り込みからマスタリングまで、楽曲制作全体を通して活躍してくれます。

ただし、システム環境や作業内容によってはパソコンがもっさりするかも。がっつりグラフィックでわかりやすくリアルタイム表示してくれるからしょうがないですね。その場合は、要所要所で使うなど、状況に応じて利用してみてください。

カスタマイズは自由自在

見なれた横表示のスペアナにもできる

Vision4Xの使い方_カスタマイズ_スペアナ

各ビジュアルの表示は、GUI中央の矢印をドラッグすることで自由にバランスを変更することが可能。

設定画面

Vision4Xの使い方_設定

設定画面を開けば、さらに用途にあわせたカスタマイズにも対応します。集約された便利さ。プリセットも用意されており、サクサク切り替えて作業できます。

リファレンスカーブは、自分でお気に入りの曲を読み込んで作成する機能もあってバッチリです。

今までにない発見がある

VISION 4Xを常に使っていると、サウンドに対して今まで意識できていなかった発見がいろいろあります。

これまで僕は基本的に、ふつうのスペアナを1つだけ立ち上げながら作業していました。同じDTMerは多いと思いますが、いくつかのプラグインを表示して切り替えつつ確認していくのっておっくうじゃないですか?

それがVISION 4Xなら、すぐにスペクトログラムでエネルギーのバランスや流れを見たり、位相の状態によって音場がどうなっているか気にかけることができます。MIDI打ち込みや、エフェクト後の波形をサッとチェックできるのもすごく便利。

もちろん曲のクオリティアップをサポートしてくれますし、音響学的な探究心をドバドバわかせてくれる感じがするのもお気に入りなポイント。おすすめです。

Insight 2はラウドネスメーターなどを備えた、よりマスタリング仕様な高機能アナライザーです。

DTMは覚えないといけない用語や数値が多くて大変ですが、楽しさでもあります。ぜひ、いろいろな方向から音をチェックして曲をレベルアップさせてみてください!

VISION 4X Liteもあり【低価格版】

低価格版として、スペクトログラム表示だけのVISION 4X Liteもリリースされています。

くわしくは、下記販売ページに比較表が載っているのでチェックしてみてください。

おすすめは、やはりフルバージョンのVISION 4Xです!

VISION 4X - Excite Audioシリーズのセール情報と購入方法

VISION 4Xシリーズは単品のほか、バンドル・アップグレードでの購入が可能。

セールは比較的頻繁に行われています。現在の状況は、シリーズ一覧ページでご確認を。

セール状況をチェック

VISION 4X・VISION 4X Liteを単品購入

VISION 4Xの販売ページ

フルバージョンのVISION 4Xは、12か月分割購入となるRent To Ownシステムも選べます。

VISION 4Xにアップグレード

VISION 4X Liteを持っている場合は、フルバージョンへのアップグレードが利用できます。

VISION 4Xをバンドルで購入

バンドルにふくまれる、Bloom Vocal Aetherなども要注目のプラグインです。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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