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MAutoAlign - MeldaProductionをレビュー【位相ずれ高速解決】
チュートリアルとサウンドデモ
MAutoAlignはMeldaProductionがリリースする、位相問題を解決してくれるプラグイン。
複数マイクで録音したトラックをミックスする場合など、位相ずれによってサウンドがうすっぺらくなってしまう『フェイズキャンセレーション』をかんたんに防いでくれます。
ドラムやギターなど、レコーディングをして曲作りをすることが多い!
という場合は、ぜひチェックを。
使い方は、各トラックにインサートしてワンクリックするだけ。手動で1つ1つ気を使わなければいけないトラックディレイを自動で適用し、位相補正までできる超時短ツールです。
また、レコーディングはしない打ち込み系DTMerも見逃せません。
ミックスするとサウンドがよわよわしくなってしまう…。
ということはありませんか?
それは、位相が原因かもしれません。このことについては、下の(MAutoAlignは打ち込み系のミックスにも効果あり)ところでもう少しまとめています。
ちなみに位相問題についてイメージがわかないという人は、下記の動画をぜひチェックしてみてください。ミックスの中で逆相がサウンドを打ち消してしまうということを、わかりやすく解説しています。
MAutoAlign - MeldaProductionの使い方
MAutoAlignの基本は、各トラックにインサートして[Analyse]ボタンを押すだけでOKです。
ここからは、よりくわしい機能や設定・使い方について説明していきます。
下記の動画もあわせてご参考にどうぞ。
Analyse・ディレイ表示・INV
まずは、この上の画像で黄色で囲ったセクションから。
こちらの[Analyse]ボタンをおすと、MAutoAlignがインサートされているトラックを解析して、自動で位相問題を解決してくれます。
適用されたディレイは、その下の段にsample(サンプル数)・ms(ミリ秒)・m(メートル)・ft(フィート)で表示。
位相反転されている場合は、[INV]がハイライト表示されます。こちらは手動でオン/オフすることも可能です。
[Bypass all]ボタンで、MAutoAlignが適用されている各トラックを同時にバイパスできたり、A/B比較機能もあり、使い勝手もよくできています。
Group・LATENCY・DELAY
次は赤で囲ったセクション。
さまざまなパートでMAutoAlignを使用する場合は、Group分けをします。そうるすことで、ドラムセット・ボーカルごとなど、それぞれにMAutoAlignを適用することが可能。
MAutoAlignを使用してミックスにずれを感じる場合は、LATENCYノブを使用することでグループ全体のタイミングを調整することができます。
DELAYノブを使うと、[Analyse]で適用されたディレイを手動で調整することが可能。GUI下部に表示されるサンプル数表示なども、コントロールにあわせて変化していくれます。最終的には自分の耳で、ベストなサウンドを判断していきましょう。
ANALYSIS
青で囲ったANALYSISパネルは、解析設定のセクション。
解析の長さ・サウンドのフィルタリング・ディレイの最大値などをコントロールすることができます。
SPECTRAL PHASE COMPENSATION
こちらは、SPECTRAL PHASE COMPENSATIONパネルをひらいた画面。
[Enable]ボタンでオンにすると、位相を直接補正することでミックスの質をコントロールしてくれます。THRESHOLD・SMOOTHING・DEPTHノブで、補正のレベルを調整が可能です。
ディレイ・インバートのみでの処理を再生しながら比較したいときは、[Enable]ボタンとなりの[Bypass]ボタンが便利。SPECTRAL PHASE COMPENSATIONモードではレイテンシーが発生しますが、そのレイテンシーをキープしたままオン/オフすることができます。
MAutoAlignは打ち込み系のミックスにも効果あり
上の方で貼ったチュートリアル動画を見てもらえれば、複数マイクでレコーディングされたトラックのミックスに対する効果はよくわかると思います。
さらにMAutoAlignは、打ち込み系DTMでも有効に使えるということについて書いていきます。
ミックスがなんだかスカスカに聞こえる場合は、位相反転してみるとパワフルに聞こえるなどというのはよく知られたことなので、当然といえば当然ですね。それを自動で解析&調整してくれるMAutoAlignは、とても便利なプラグインです。
オーディオ化したシンセレイヤーや、キック&ベースのサンプル素材をミックスしてみました。
どうでしょう?
シンセレイヤーは厚みがしっかりプラスされ、キックとベースのからみはそれぞれのアタックがくっきり前に出てきてくれる感じ。
この動画でははっきりとわかりにくいかもしれませんが、ぼくのモニター環境ではブラインドテストをしても9割方判別できるレベルでした。
これ、そのまま「まぁこんなもんかな」と済ませてしまっていることがものすごく多い部分だと思うんです。MAutoAlignをインサートしてみて、はじめていい結果が出せるのに気づくんですよね…。
ちなみにMAutoAlignのマニュアルには、パラレルEQなど、Dry/Wetのミックスにおける位相変化の修正にも効果的と記載があります。
MAutoAlign - MeldaProductionのセール情報と購入方法
セール情報更新: 2025年1月6日まで
現在、MeldaProductionがホリデーセール開催中!
と、大幅割引に。
▼MAutoAlignをふくむバンドル▼
- MCompleteBundle 53%オフ
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また2025年1月3日まで、Plugin Boutiqueで買い物をすると(上記リンク先)『Oxide Tape Recorder - UAD』(通常163.90ドル/テープエミュ)『Nectar 4 Elements - iZotope』(通常53.90ドル/ボーカル処理)『Vapor Keys - Karanyi Sounds』(通常53.90ドル/シンセ)『Rhythm Box - Pitch Innovations』(通常31.90ドル/リズムシーケンサー)のどれかを選び無料でもらえるキャンペーンが行われています!4回何か買えば、通常トータル約4.6万円がすべて無料に。
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MAutoAlignは単品のほか、バンドルでの購入が可能。
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MAutoAlign - MeldaProductionを単品購入
MAutoAlign - MeldaProductionをバンドルで購入
MAutoAlignは、下記のバンドルにもふくまれています。
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