機能や使い方をレビューします。
MXXXをレビュー: 多くのプラグインを自由に組み合わせられる!
MXXXはMeldaProductionがリリースするモジュラースタイルのマルチエフェクトプラグイン。
MeldaProductionのほぼすべて、70種類以上のプラグインがMXXX内部で使えるようになっており、自由自在に組み合わせてエフェクトを作り上げることができます。
オリジナルなエフェクトで、自分らしいサウンドを鳴らしたい!
エフェクトチェーンやモジュレーションなど、自分で細かく組み立てるのが好き!
なんていうDTMerは要チェック。
さらにMXXXにはエフェクトだけでなく、MPowerSynth・MDrummer・MSoundFactoryなどの音源までも内部にふくまれているので、
MeldaProductionが好き!全プラグインほしい!
という方も必見です。
高価なプラグインですが、ちょっとやそっとじゃ使い切れない無限の可能性を持った特大ボリュームプラグイン。導入の価値はアリアリだと思います。アップデートもずっと無料なので、長く最新のフル機能を使い放題していけることでしょう。
MXXXの販売ページ
続きを見る: MeldaProduction おすすめプラグインまとめ
MXXXのイージースクリーンと500種類以上のアクティブプリセット
「ちょっと使うのが難しそうだな」と、思ったかもしれませんが大丈夫。プリセットもしっかりと充実しています。
上記画像は、MXXXのイージースクリーン。画面の上側で選べるプリセットはアクティブプリセットと呼ばれ、500種類以上から選択可能。ミキシングやマスタリングなどの用途や、使うサウンド、タイプやキャラクターなどでソートできるようになっており便利です。
それぞれのアクティブプリセットにはマクロコントロールが設定されており、かんたんにサウンドをいじることも可能。また、マクロコントロールは、大小のノブ・スライダーなど、プリセットごとに使いやすくGUIがカスタマイズされています。プリセット1つ1つが個別のプラグインかのように使える感じ。
MXXXの使い方【Editスクリーン】
さて、ここからはMXXXのもう少し踏み込んだ使い方について説明していきます。(こっちが醍醐味でもあります。)上記のチュートリアル動画もあわせてチェックしてみてください。
下記には主に、Editスクリーンでコントロールできる各セクションの機能をまとめました。
こちらは[Edit]ボタンを押すとイージースクリーンから切り替わる画面です。
GLOBAL PRESETS【充実のプリセット】
上で説明したアクティブプリセットのほかにも、GUI上のプリセットボタンからひらける、GLOBAL PRESETSブラウザがあり。こちらでもさらにそのほかのプリセットが選べるように鳴っています。
GLOBAL PRESETSブラウザでは自分で作成したプリセットなどを整理して保存できます。また、クオリティの高いプリセットが作れたら、オンラインのデーターベースを利用してシェアすることもできます。もちろんデーターベース上のプリセットを使用することも。
モジュラーデザイナーでエフェクトを組み合わせる
上記画像左が、MXXXのコアとなるモジュラーデザイナーです。
この6×16のパネル上で、さまざまなプラグインをモジュールとして自由自在に組み合わせることが可能。サイドチェインのシステムもありです。
組み込んだそれぞれのモジュールは、画像右側でパラメーターをコントロールすることができます。
プラグインは上記の画面で選択できるようになっています。カテゴリごとに分かれており、便利です。
上でも説明しましたが、この中にはシンセやドラム音源などもふくまれています。MIDIトラックの頭に挿入すれば、シンセやドラムプラグインとしても使える万能さ…。
マルチバンド対応・アナライザー
Editスクリーン上部にはアナライザーが備えられています。
こちらから最大6のマルチバンドに分けることができ、各バンドでエフェクトモジュールを組むことが可能。
複雑にオリジナルエフェクトを組み上げて、どんなおもしろいサウンドが鳴らせるか、考えはじめるとワクワクが止まりません!
モジュレーターやアルペジエイターで動きのあるエフェクトを
Editスクリーン右下のUTILITESセクションには、Modスロットやアルペジエーターが備えられています。
モジュレーターは一般的なADSRエンベロープや柔軟なLFOをはじめとし、ここだけでもかなり多機能。相当、いじりたおしがいがあります。
アサインはLearnボタンを押して、動かしたい範囲でそのパラメーターを動かせばいいだけなのでラクラクです。
Multiparameters【イージースクリーンとリンク】
Editスクリーン右はじに表示できるMultiparametersはシンセなどでいうところのマクロコントロールです。そのスロット数はなんと128も。笑
こちらもアサインはModと同じくLearnボタンを押してからパラメーターをうごかすだけ。
作成したマクロは名前をつけて、イージースクリーンからコントロールできるように設定できます。もちろんノブやスライダー、グループ分けなどなど、GUIがカスタマイズ可能となっています。
グローバルパラメーター・メーター
GUI右側にはメーターも表示可能。上の部分はグローバルパラメーターとなっており、Dry/Wet・Input・Outputなどがコントロールできます。
各セクションそれぞれにプリセットあり・Randomボタンも注目
各セクションの各パラメーターにもプリセットが備えられています。プリセットの組み合わせだけでも天文学的数字になりますね…!
各プラグインやセクションごとの使い方を細かくマスターするのはかなり大変なので、ここもプリセットが充実しているのはかなりありがたい。
また、MeldaProductionプラグイン共通の機能ですが、プリセットのとなりに備えられているキューブ型アイコンのRandomボタンもかなり有能。
Randomボタンでランダムに設定されたセッティングをチェックしているだけで、インスピレーションがドバドバ湧いてきます。笑
こういう偶然の出会いから生まれる創作って、すごくワクワクしますよね。
MXXXのセール情報と購入方法
MXXXは単品購入のほか、バンドルでの購入が可能。
時々50%オフセールをしていますが、たまに60%ほどの割引となることもあります。タイミングがあえばチャンスです。
MXXXを単品購入【低価格版のMXXXCoreもあり】
主要モジュールのみが使えるようになっている、低価格なCoreバージョンもあります。
セール状況をチェック
MXXXをバンドルで購入
MXXXおよびMXXXCoreは下記の2バンドルにふくまれています。バンドルもアプデはずっと無料。
バンドルの販売ページ
その他MeldaProductionのおすすめプラグイン【レビューとセール情報まとめ】
そのほかのおすすめプラグインやセール情報は、下記の記事でまとめています。