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2024年11月: Apollo Monitor Correction Add-onがリリース。
SoundID Reference - Sonarworks: キャリブレーションソフト
SoundID Referenceは、Sonarworksがリリースするヘッドホン・スピーカーキャリブレーションソフトウェア。
ポイント
- さまざまなモニター環境の特性をフラットに補正。
- 幅広いリスニング環境をシミュレート。
ミックスをする場所が変わったりしても、同じサウンドで作業を進めることが可能。
また、どこで再生されてもいい鳴りがするように、仕上がりのチェックもすぐできます。部屋で完成させた曲を車とかほかのスピーカーで聴いたら、げんなり…って経験みんなぜったいありますよね。(苦笑)そういった際の修正も、効率化してくれるツールです。
SoundID Reference - Sonarworksの種類と使い方・対応機種
ヘッドホンとスピーカーをキャリブレーション
SoundID Referenceシリーズのエディションは3種類です。
3エディション
いずれも、スタンドアロンアプリケーションと、DAW用のプラグインを収録。
くわえて、追加パッケージのSoundID Reference Virtual Monitoring Add-onがあります。
それぞれの違いや使い方をチェックしていきましょう。くわしい比較表は以下のページに載っているので、あわせてご確認を。
SoundID Reference for Headphones【対応機種をチェック】
ヘッドホン用
SoundID Reference for Headphonesは、ヘッドホンに使用できるもっとも低価格なエディションです。
使い方は、500種類以上収録されたプロファイルから使っているヘッドホンモデルを選ぶだけでOK。
定番のSony・Audio-Technica・AKGなどはもちろん、あまりメジャーでないメーカーにも対応した充実のラインナップ。AppleのAirPodsシリーズもバッチリふくまれています。イヤホンでちょっと作業って時にもgoodです。
SoundID Reference for Speakers & Headphones【マイクで測定】
スピーカーをマイクで測定
SoundID Reference for Speakers & Headphonesは、上で書いたヘッドホン+スピーカーキャリブレーションに対応します。
ステレオスピーカーおよびサブウーファーとルームアコースティックの鳴りをマイクで測定することで、ニュートラルなサウンドをモニターすることが可能。
同じ機材を使っても、部屋とかセッティングにより聞こえ方は大きく違うもの。DTM初心者さんは、まずこれをマストで頭に入れておきましょう!
SoundID Reference for Multichannel
マルチチャンネル対応
SoundID Reference for Multichannelは、マルチチャンネルスピーカーにも対応。
イマーシブオーディオは年々注目されているところではありますが、一般的なDTMerはスルーでいいかと思います。
SoundID Reference Virtual Monitoring Add-on
追加パック
SoundID Reference Virtual Monitoring Add-onは、各エディションへのアドオン。
ヘッドホンモニタリングを、プロフェッショナルなスタジオで作業しているようにシミュレートする機能が追加されるパッケージです。より場所を問わず、正確にミックスを進めていくことが可能となります。
Apollo Monitor Correction Add-on for SoundID Reference
2024年には、Universal Audio Apollo Xシリーズのハードウェア内部処理に対応するApollo Monitor Correction Add-onがリリースされました。
"セットして忘れる"よりシームレスなキャリブレーションが可能となっています。
SoundID Reference - Sonarworksをレビュー【ヘッドホン】
SoundID Referenceを通したヘッドホンの使用を実際に試してみました。ザッとレビューをまとめます。
キャリブレーションについて
まずは、サウンドをニュートラルにしてくれるキャリブレーションについて。
手元にあるヘッドホンをいろいろ補正してみましたが、まず正直言ってすべて同じに聞こえるというわけではありません。それぞれのキャラクターは残ります。
しかし、確実にモニタリングに求められる鳴りへと平均化してくれるんですね。チェックすべき音が、どのヘッドホンでも一定してくっきり見えてくる感じ。これを意識しておくと、幅広い場面でとても有用に使えます。
リスニング環境シミュレートについて
さまざまなリスニング環境シミュレートをシミュレートしてくれるTranslation Check機能はとても便利ですね。
車・スマホ・ノートパソコンなどがプリセットされており、サクサクと確認していくことが可能。時間効率がめちゃくちゃアップします。
やはりきちんとスピーカーを変えて鳴らしてみることは重要ですが、その前にSoundID Referenceでチェックすれば大きなミックス修正を繰り返さずに済みます。
ほんと、これまでぼくは何度車の中で独り自分の曲に涙したことか…。もちろん悪い意味で…。
SoundID Reference Virtual Monitoring Add-Onについて
アドオンの追加機能もナイスです。ヘッドホンモニタリングが、周りにスタジオが広がっているような聞こえ方にはっきりとなります。おすすめ。
設定で選べるファーフィールドの大きいスピーカーシステムをDTM環境で構築するのはとくに厳しいので、導入の価値が高いです。
SoundID Reference - Sonarworksのセール情報と購入方法・価格チェックまとめ
セール情報更新: 2024年11月25日まで
と、お得に。
また2024年11月23日まで、Plugin Boutiqueで買い物をすると(上記リンク先)『AXXESS - GForce』(通常92.39ドル/シンセ)『Beatmaker VICE - UJAM』(通常75.90ドル/ドラムマシン)『Monark - Native Instruments』(通常108.90ドル/シンセ)『Advanced Mastering Course - Mastering The Mix』(通常108.90ドル/ビデオコース)のどれかを選び無料でもらえるキャンペーンが行われています!4回何か買えば、通常トータル約5.8万円がすべて無料に。
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SoundID Referenceシリーズはソフトウェア単品のほか、測定用マイクとのセット購入が可能。アップグレード版やアドオンもあります。
SoundID Referenceシリーズを測定用マイクとセットで購入
スピーカーキャリブレーションに必要な測定用マイクとソフトウェアのセット販売があります。
他社製測定用マイクを持っている場合はそちらの使用も可能ですが、正確な結果のためには純正マイクが推奨されています。
SoundID Referenceシリーズ・測定用マイクを単品購入
ソフトウェア各種・マイクは単品でも購入可能。
SoundID Referenceシリーズにアップグレード
旧バージョンや下位エディションを持っている場合には、お得なアップグレードにも対応しています。
アプグレ
- SoundID Reference for Headphones アップグレード版(Sonarworks Reference 3 or 4 Headphone Editionから)
- Sound ID Reference for Speakers & Headphones アップグレード版(SoundID Reference Headphonesから)
- SoundID Reference for Speakers & Headphones アップグレード版(Sonarworks Reference 3 or 4 Studio Editionから)
- SoundID Reference for Multichannel アップグレード版(SoundID Reference for Speakers & Headphonesから)
- SoundID Reference for Multichannel アップグレード版(Reference 3 or 4 Studio Editionから)
SoundID Reference Virtual Monitoring Add-onを購入
Apollo Monitor Correction Add-on for SoundID Referenceを購入
アドオン単品のほか、SoundID Referenceシリーズとのバンドルもあります。
Add-onの販売ページ