特徴や使い方のポイントをレビューします。
Softube Heartbeatをレビュー
HeartbeatはSoftubeのドラムマシンプラグイン。
80年代のドラムマシンからインスピレーションをうけて作られたプラグインで、アナログ感あふれるサウンドがめちゃくちゃかっこいいです。
太っといアナログドラムサウンドを自分で作りたい!
アナログなドラムループを自分で作ったサウンドで組み上げたい!
なんてDTMerにはとてもおすすめ。
また、GUIがデカくてシブいデザインで最高にかっこいいです。
まるで、デスクの上にドーーンとハードウェアドラムマシンをセットして作業しているような感覚になれます…。
Heartbeatの販売ページ
プリセットとサウンドデモ
サウンドデモ
Heartbeatのプリセットサウンドは、上でも書いたようにアナログ感満載で最高です。
ハウスなど四つ打ち系サウンドからぶっといキックベースの荒々しいTrap的なサウンドまで、かっこいいものばかり。
プリセットは50種類。
プリセットボタンをクリックすると別ウィンドウでプリセット一覧が表示されます。
それぞれのプリセットの雰囲気などごとに付けられているタグを選択してソートすることもできるので、とても使い勝手がいいです。
Softube Heartbeatの使い方
さて、ここからはHeartbeatの主な使い方をピックアップしていきます。
アナログドラムマシンらしいわりとシンプルなシステム。
それでいてAuto Layer Machine機能ではランダム要素を楽しめるのでインスピレーションもドバドバ湧いてきます。
音源
Heartbeatの音源はこの7種類、8つのコンソールとなり、それぞれがMIDIキーにアサインされています。
まず左からbd 1とkickの2つはバスドラム音源。
タイトなキックはもちろん、ディケイやハーモニクスの調整でTrap的な長いキック&ベースサウンドも製作可能。
SD RIMとSD CLAPはスネアやクラップ系音源。
その隣HI HATが文字通りハイハット系音源になります。
その隣2つのPercはパーカッション系。
アナログドラムマシンらしいカウベルやタムタムなどのサウンドはここで作ります。
そして一番右が文字通りのCymbal音源になります。
ミキサー
上記8つのサウンドのバランスはこちらのミキサーで調整可能。
下部にあるTIME GATEノブを使うと、それぞれのドラムサウンドの長さを調整することができ、短くキレのいいサウンドにすることができます。こちらは、収録メモリがとても小さい古いドラムマシンのサウンドを意識しての機能ということです。
Auto Layer Machine
こちらの4つのAuto Layer Machineを使うと、サウンドをレイヤーさせるだけでなく、ランダム感が強くいい意味でめちゃくちゃなサウンドを作ることができます。
[CHAOS]フェーダーを右に寄せるほどレイヤー具合が文字通りどんどんカオスになっていきます。
こちらも4つのAuto Layer MachineそれぞれがMIDIキーにアサインされているので、指1本でヘンテコなサウンドを鳴らすことができます。
エフェクト
主なエフェクトはこちらの3つ。
ドラムサウンドの空気感を作り込むことができます。
上段のdyna-miteはコンプ、リミッター、ゲート系エフェクト。
中段のFILTER ECHOはディレイ系エフェクト。
下段のTSAR-1Dはリバーブです。
Softube HeartbeatはModular内でも使用可能
Heartbeatは、SoftubeのモジュラーシンセプラグインシステムModular内でも機能する、MODULAR READYシリーズです。
7種類のドラム音源モジュールに加え、DRUM EQが利用可能。
関連記事: Softube Modular | レビュー
Softube Heartbeatのセール情報と購入方法
Heartbeatは単品購入のほか、バンドルでの購入が可能。
Softube Heartbeatを単品購入
セール状況をチェック
Heartbeatの販売ページ
ちょくちょくセールで半額になっています。たまにもっと割引率がいい時もありますが、だいたい60%オフくらい。
Softube Heartbeatをバンドルで購入
プラグインバンドル『Softube Volume 6』にもHeartbeatがふくまれています。旧バージョンを持っている場合は、アップグレード版も利用可能。
バンドルがセールをしている時もあります。
そのほかのおすすめSoftubeプラグイン
Softubeにはハイクオリティなアナログ/ハードウェアエミュレーション系のプラグインがいろいろ。
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