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Rhodes V8 Pro Virtual Instrumentをレビュー【公式プラグイン】
Rhodes V8 Proは、Rhodesがリリースするエレクトリックピアノ音源プラグイン。
本家本元、Rhodes公式が実機のRhodes MK8をサンプリング&モデリングしたバーチャルインストゥルメントです。
エレピの音が好き!Rhodesが好き!
というなら、問答無用でマストチェック。
誰もがあこがれる、Rhodesのリアルサウンドを気軽に鳴らすことができます。
また、エフェクトやチューニングのシステムも魅力たっぷり。
とことんエレピの音作りにこだわりたい!
というDTMerも、マニアックに奥深く楽しめます。
Rhodes V8 Pro Virtual Instrumentのプリセット【サウンドデモ】
サウンドデモ
プリセットは充実の208種類を収録しています。こんな感じで、どれもエレピ好きにはもうたまらないハイクオリティなサウンド。
PRESET
ドロップダウンメニューのセレクターはこのようにカテゴリーで分けられています。
クラシカルなRhodes MK1やMK2タイプ、ワウやアンプ強めのアグレッシブなサウンド、モジュレーションが効いたクリエイティブなテクスチャーなどなど、幅広くラインナップ。ふところの深さをしみじみ感じますね。さすがRhodesピアノです。
PROFILE
またPRESETのほかに、PROFILEを選択してSETUP・DETAILビューの設定を切り替える機能もあります。
こちらも、幅広く120種類がカテゴリー分けされてラインナップ。さまざまな個性のRhodesを試していくことが可能です。
Rhodes V8 ProのプリセットでLo-Fi Hip Hop作ってみた
Scaler 2で見つけてエディットしたコード進行パターンを、Rhodes V8 ProのFrank McComb - Stereo Pan 1というプリセットで鳴らしてビートを作り上げています。
Rhodes V8 Pro Virtual Instrumentの使い方【エレピの音作り】
ここからは、Rhodes V8 Proは機能や使い方について。
サウンドは、MAIN・SETUP・DETAILの3ビューでコントロールできます。
上の動画はシステム全体のオーバビューとなっていますので、あわせてチェックしてみてください。
MAIN: PREAMP・EQUALIZER・VARI-PAN
こちらは、MAINビュー左側のセクション。PREAMP・EQUALIZER・VARI-PANのコントロールノブがあります。
DRIVEノブを上げれば、すぐにディストーションがかった力強くアツいサウンドにすることが可能。少しだけかけた際のあたたかみも、かなりいい感じ。
また、ENVELOPEノブはEQUALIZER MIDバンドのモジュレーションコントロールとなっており、オートワウエフェクトとして使うことができます。
VARI-PANで作れるエフェクトは、左右にサウンドを揺らすオートパンだけではありません。高いRATEでキツくかければ、リングモジュレーションのように、メタリックでシンセっぽいサウンドにすることが可能です。
MAIN: COMP・CHORUS・PHASER・DELAY
こちらは、MAINビュー右側のセクション。COMP・CHORUS・PHASER・DELAYおよび、DRY/WET MIXのコントロールノブがあります。
いずれも実機からモデリングされたアナログエフェクトで、Rhodesエレピにしっかり寄りそってくれる最高の質感。
CHORUS・PHASERでサウンドをフニャッとさせてあげれば、ゆるーくLo-Fiな雰囲気になります。
また、DELAYをオンにすると、グッとくるムーディーな空間をすぐに演出することが可能です。
SETUP【Rhodesの内側からチューニング】
SETUPビューでは、Rhodesピアノのふたを開けたかのように、内部のメカニカルな調整をすることができます。
コントロールできるのは、LEVEL・DAMPER・FINE TUNE・TIMBREの4種類。このパラメーターが、全鍵盤に対してそれぞれ割り当てられています。
ダンパーの効き具合を弱めにして伸びやかさを出したり、倍音成分を少なくしてピュアな音色にしたり、作り込み方はいろいろ。
フラットな設定もいいですが、がっつりヨレさせてくたびれた古いRhodesのように仕上げるのもまたおもしろいです。
DETAIL【エフェクト設定・アンプ/キャビネットモデル など】
こちらはDETAILビュー。全体に関するパラメーターや、エフェクトの細かい設定がコントロールできるようになっています。
さらに、5種類からアンプ/キャビネット・2種類からマイクモデルの選択が可能。
アンプ/キャビネットはFender TwinやRhodesスーツケースのモデルなど、マイクはダイナミックマイクとコンデンサーマイクのモデルが搭載されています。
【低価格版】Rhodes V8 Virtual Instrumentとの比較ポイント
低価格版として、Rhodes V8もリリースされています。こちらとフルバージョンのRhodes V8 Proをザッと比較してみました。
Rhodes V8 比較
- プリセット数が半分以下
- プロファイル数が半分ちょっと
- エフェクト系が使えない
- SETUPビューのコントロールができない
違いはこんな感じ。しっかりエレピの音を作り込んで遊ぶことはできなくなっています。
くわしくは、公式サイトの比較ページ RHODES V8 SPECIFICATIONSをチェックしてみてください。
V-Rack・V-Panもチェック【エフェクトプラグイン】
V-Rack
Rhodes MK8のアナログプリアンプ/エフェクトセクションをモデルとしたエフェクトプラグイン、V-Rack・V-Panもリリースされています。
上で書いた通り、ドライブやオートパンの感じなど、質感最高。これをほかの音源と組み合わせて音作りできるのは、またワクワクが広がります。
Rhodes V8 Pro Virtual Instrumentシリーズのセール情報・価格チェック
セール情報更新: 2024年12月2日まで
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また2024年11月15日まで、Plugin Boutiqueで買い物をすると(上記リンク先)『Beatmaker VICE - UJAM』(通常75.90ドル/ドラムマシン)『Monark - Native Instruments』(通常108.90ドル/シンセ)『Advanced Mastering Course - Mastering The Mix』(通常108.90ドル/ビデオコース)のどれかを選び無料でもらえるキャンペーンが行われています!3回何か買えば、通常トータル約4.5万円がすべて無料に。
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Rhodes V8 / V8 Proは単品販売のみ。バンドルなどはありません。エフェクトプラグインのV-Rack・V-Panもあわせてチェックを。
Rhodes V8 / V8 Proを購入
定価はV8 Proが299.95ドル、V8が179.95ドル。
Plugin Boutiqueでは、Rent To Ownプランも利用できます。