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2022年10月: LX480 Completeが、LX480 Dual-Engine Reverb V4としてアップデート。
特徴や使い方をレビューします。
LX480 Essentials / Dual-Engine Reverb V4 - Relab Development【セール中】
LX480シリーズはRelab Developmentのリバーブプラグイン。
1986年にリリースされたデジタルハードウェアリバーブの名機『Lexicon 480L』をエミュレートしており、数々の名曲に使用されたリッチな響きを鳴らしてくれます。
ラインナップは、下記の2種類。
- LX480 Essentials…【スタンダードバージョン】シンプルで使いやすく低価格
- LX480 Dual-Engine Reverb…【上位バージョン】2つのエンジンを搭載し機能が充実
間違いないクラシックなリバーブサウンドがほしい!
というDTMerは、ぜひチェックを。
Plate・Hallなどのアルゴリズムは、重厚な密度で壮大な雰囲気を演出。Ambience・Roomなどのアルゴリズムは、空気をまとったような自然な質感。さまざまな空間を作り出すことができます。
それでもって、Lexicon 480LのLARC(Lexicon Alphanumeric Remote Control)と呼ばれるコントローラーを再現した、このビジュアルも魅力がありますよね…。使っていてテンションがあがるやつ。
UADのネイティブ対応プラグイン、Lexicon 224 Digital Reverbもハイクオリティでおすすめ。
LX480 Essentialsのレビュー・使い方【使いやすいスタンダードバージョン】
まず、スタンダードバージョンであるLX480 Essentialsの機能や使い方についてレビューしていきます。
とても使いやすくまとまっているので、こまかいリバーブコントロールが苦手ならこちらがおすすめ。
LX480 Essentialsのプリセット【サウンドデモ】
LX480 Essentialsには100種類ほどのプリセットを収録。
Ambiences・Halls・Plates・Roomsのアルゴリズムごとに分けられたカテゴリーと、Joe Carrell・Richard Furchのシグネチャープリセットがラインナップされています。
ベーシックでわかりやすいプリセットネームがそろっているので、サクサク作業したいときにgoodです。
LX480 Essentialsのディスプレイ
LX480 Essentialsのディスプレイは、シンプルなINPUT/OUTPUTのレベルメーターとなっています。
オリジナルの480Lと同じ仕様ですね。
LX480 Essentialsのアルゴリズム【PLATE・HALL・AMB・ROOM】
Essentialsバージョンのアルゴリズムは4種類。
主要なPLATE・HALL・AMB・ROOMが収録されており、コントロールスライダー上部のボタンで切り替えが可能です。
LX480 Essentialsのパラメーターコントローラー
Essentialsバージョンでは、REVERB TIME MID・LOW FREQUENCY・HIGH FREQUENCY・PREDELAY・DRY/WET MIXの6パラメーターのみがコントロール可能。
こちらにもそれぞれUndo/Redoボタンが備えられています。
LX480 Completeのレビュー・使い方【機能充実の上位バージョン】*現: Dual-Engine Reverb V4
次に、上位バージョンのLX480 Completeについて。こちらは多くのパラメーターがコントロール可能。
オリジナルであるLexicon 480LのLARC(Lexicon Alphanumeric Remote Control)システムを再現しつつ、独自の機能も取り入れられています。
*旧バージョン時のレビューです。
LX480 Completeのプリセット【サウンドデモ】
LX480 Completeのプリセットは320種類ほど。
オリジナルの480LやLexicon PCM91のカテゴリがあったり、アーティストプリセットも豊富。また、Essentialsバージョンのプリセットもふくまれています。
はじめのカテゴリーのあと、それぞれAmbience・Halls・Platesなどのアルゴリズムでさらに分類されていたりします。
Completeバージョンはパラメーターが多くて難しく感じてしまうかもしれませんが、その分さまざまな場面に対応するプリセットも豊富なのでありがたいです。
LX480 Completeのディスプレイ・9種類からアルゴリズムを選択
GUI上部はディスプレイとなっています。
REVERB・EARLY REF・TIME/FREQ・FILTER/REQの各ページで、対応するパラメーターをグラフィック表示。チェックするだけでなく、直接グラフィックからコントロールすることもできます。
また、ディスプレイの右上からはリバーブアルゴリズム選択可能。
Completeバージョンには、HALL・PLATE/ROOM・TWIN DLAEYS・PANORAMA・RANDOM HALL・RHALL HD・AMBIENCE・RHALL(LITE)・RHALL HD(LITE)の9種類が用意されてます。
LX480 Completeのパラメーターコントローラー
Completeバージョンのパラメーターは8つのページにわかれています。
パラメーターページ
- QUICK…主要パラメーター、自由に割り当ても可能。
- TIME…残響の減衰時間など。
- SHAPE…空間のサイズ感や、プリディレイなど。
- FILTER…リバーブ音のフィルタリング。
- MOD…コーラスやディレイ。
- DEN…リバーブ音の密度や、DRY/WET。
- ERTM…エコーやディレイ。
- ERVL…同じくエコーやディレイ。
といった感じで、各パラメーターをコントロールすることが可能です。リンクしてディスプレイのグラフィックも動作。なお、アルゴリズムによって、コントロールできるパラメーターは少しずつ違います。
パラメーターは略されていてわかりづらいかもですが、コントロールスライダーのどこかをクリックするときちんとしたパラメーター名が表示されます。
そして、下にならんでいるボタンはUndo/Redoボタン。
上部のABボタンは、デフォルトだとA/B比較ができる切り替えボタンとなりますが、[SETUP]ページからA/Bの2つを組み合わせたルーティングを設定することも可能です。
LX480 CompleteのSETUP
[SETUP]ボタンをおすと、ディスプレイの表示が切り替わります。
CONFIGURATIONページでは、上で説明したA/Bのルーティングを設定可能。また、オリジナルである480Lのエミュレーションを部分的にON/OFFをすることができます。
そのほかのページでは、INPUT/OUTPUTコントロール・DRY/WETのロック・QUICKページのパラメーター割り当て・グラフィックのカスタマイズなどができます。
LX480 - Relab Developmentシリーズのセール情報と購入方法
セール情報更新: 2024年12月9日まで
現在、Relab Developmentがブラックフライデーセール開催中!
と、大幅割引に。
また2024年11月15日まで、Plugin Boutiqueで買い物をすると(上記リンク先)『Beatmaker VICE - UJAM』(通常75.90ドル/ドラムマシン)『Monark - Native Instruments』(通常108.90ドル/シンセ)『Advanced Mastering Course - Mastering The Mix』(通常108.90ドル/ビデオコース)のどれかを選び無料でもらえるキャンペーンが行われています!3回何か買えば、通常トータル約4.5万円がすべて無料に。
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LX480シリーズ通常購入のほか、アップグレード版もあります。
2022年10月: LX480 Completeが、LX480 Dual-Engine Reverb V4としてアップデート。
LX480 Essentialsを購入
お手ごろ価格なスタンダードバージョン。
LX480 Dual-Engine Reverb V4を購入
こちらは機能がより充実した上位バージョンです。
LX480 Dual-Engine Reverb V4にアップグレード
何かRelabプラグインを持っている場合は、LX480 Dual-Engine Reverb V4へアップグレードを利用することができます。