セール情報更新: 2024年12月9日まで
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MAutoVolume - MeldaProductionをレビュー
サウンドデモ
MAutoVolumeはMeldaProductionがリリースする、ゲインコントロール系のミキシングツール。
いわゆる『手コンプ』を自動でおこなってくれるプラグインで、ボーカルやベースなど、曲の中で主軸となるトラックがしっかり際立つようにしてくれます。
できるだけナチュラルなサウンドで、ミキシングしたい!
という場合におすすめ。
MAutoVolumeはコンプのように圧縮をしたりせず、ボリュームをコントロール。大きすぎるサウンドは小さめに、小さくて聞こえにくいところは大きくと、原音の質感キープしつつトラックのラウドネスをととのえてくれます。
そして使い方は、とてもシンプルでかんたん。
コンプレッサーの設定は、ちょっと苦手なんだよな…。
というDTMerも、ぜひチェックしてみてください。
ひとまず製作中の仮ミックスではMAutoVolumeをポンッとインサートしておいて、そのあとコンプ・サチュレーションなどを使って味付けも試しつつ仕上げる、なんていうのもありです。
ちなみに、Wavesがリリースするボーカル用のVocal Rider・ベース用のBass Riderも、近い用途の人気プラグインですね。MAutoVolumeはボーカルやベースに限らず、ギターやサックスなどのさまざまななトラックに、1つでオールマイティーに対応するのがいいところ。
MAutoVolumeの販売ページ
MAutoVolume - MeldaProductionの使い方
さて、ここからはMAutoVolumeの機能や使い方のポイントをまとめていきます。
基本的には、エフェクトチェーンの最後にインサートすればOK。あとはひとまずGENERALセクションのSENSITIVITYノブをコントロールしたり、ADVANCEDセクションで調整をしてみてください。
ちょっと古いGUIの動画ですが、上記のチュートリアルもあわせてご参考にどうぞ。
GENERAL【SENSITIVITY・LOOK-AHEAD】
まずはGENERALセクションから。
SENSITIVITYノブでは、エフェクトのかかりぐあいをDry/Wetのような感じでコントロール。MAutoVolumeのメインパラメーターとなります。
となりのLOOK-AHEADノブを上げていくと、サウンドを先読みしてエフェクトがかかりはじめます。アタックをきっちりおさえてクリッパー的に動作させることが可能。また[Hold]ボタンを使うと、ピークポイントの処理がLOOK-AHEADと同じ時間ホールドされます。
そのほか、INPUT/OUTPUTレベルノブがあり。
グラフ・メーター
GUI右側のグラフでは、Input/Output・ゲインがどれくらい上下に調整されているかを、わかりやすくチェックすることができます。
このほか、シンプルなメーター表示に切り替えも可能。
ADVANCED【RANGE・SPEED・NOISE FLOOR】
ADVANCEDセクションでは、エフェクトのかかりかたを細かく調整していくことができます。
RANGEノブでは、プラスマイナス最大dBの範囲で自動ゲインコントロールがおこなわれるかを設定。
SPEEDノブでは、エフェクトの反応スピードを設定。サウンドがちょっと不自然な感じになったら、ここをコントロールしてみるといいです。また、下のボタンではSpeed modeを切り替えて、質感を調整することも可能。
NOISE FLOORノブは、ノイズとみなしてコントロールしないサウンドの範囲を設定。
デフォルトではNoise Gateが[Enable]となっており、インプットがNOISE FLOOR以下になったとき、ゲートのようにボリュームが下げられます。[Disabled]にした場合、ふたたびNOISE FLOORを上回るまで適用されている自動ゲインコントロールのレベルはそのままキープ。[No attention]はその中間で、自動ゲインコントロールがない状態にもどります。
SIDE-CHAIN【BG SENSITIVITY・BG GAIN・FAST・Ducking】
SIDE-CHAINを[Enable]にすると、サイドチェイン入力にあわせたゲインコントロールをすることが可能。
たとえばボーカルトラックにMAutoVolumeをインサートし、そのほかすべてのトラックをまとめてサイドチェイン入力とすれば、ボーカルトラックとそのほかのサウンドのボリュームがほぼ同じになります。
BG SENSITIVITYノブは、エフェクトが設定されているパラメータとサイドチェイン入力、それぞれにどれだけ影響を受けるかコントロール。
BG GAINノブはサイドチェイン入力のレベルを、FASTノブはサイドチェインの影響を受けるスピードを調整します。
また[Ducking]をオンにすると、コンプレッサーでおこなうサイドチェインダッキングのように使用が可能。サイドチェイン入力が大きくなったとき、ボリュームがしぼられます。
DETECTOR
DETECTORセクションでは、HIGH-PASS・LOW-PASSフィルターでエフェクトのトリガーとして検出するサウンドを調整。
下のListenボタンをおすと、実際どのようなサウンドが検出されているかチェックすることができます。
また、Listen to sidechainボタンでサイドチェイン入力されているサウンドをチェックすることも可能。
MAutoVolume - MeldaProductionのセール情報と購入方法
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MAutoVolumeは単品のほか、バンドルでの購入が可能。
MAutoVolumeを単品購入
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MAutoVolumeをバンドルで購入
MAutoVolumeは、下記のバンドルにもふくまれています。
MeldaProductionプラグインのレビューとセール情報まとめ
そのほかのおすすめプラグインやセール情報は、下記の記事でまとめています。