SONiVOX - Orchestral Companionをレビュー
Orchestral Companionは、SONiVOXのオーケストラ音源シリーズ。
Brass(金管楽器)・Strings(弦楽器)・Woodwinds(木管楽器)の3種類があり、とても丁寧にサンプリングされたいいサウンドが収録されています。
リアルな生音系楽曲として打ち込むもよし、壮大系なエレクトロニック/ダンスミュージックのパーツとして使うもよし。価格もリーズナブルなので、初心者にもおすすめです。
下記に、それぞれのサウンドデモと解説をまとめていきます。
Orchestral Companion - Brassのレビュー
こちらはOrchestral Companion - Brassです。
トランペット・フレンチホルン・チューバ系など、5GBオーバー、58種類のプリセットが内蔵されています。
サウンドデモ
見事に壮大なサウンド。
サチュレーションを強めにかけてTrap系の曲のホーンサウンドに使うのも臨場感が出てかっこいいですね。
Orchestral Companion - Stringsのレビュー
こちらはOrchestral Companion - Stringsです。
バイオリン・ビオラ・チェロ・コントラバス系など、7GBオーバー、63種類のプリセットが内蔵されています。
サウンドデモ
めちゃくちゃいい空気感。
EDM系の楽曲にも取り入れやすい質感ですね。
Orchestral Companion - Woodwindsのレビュー
こちらはOrchestral Companion - Woodwindsです。
ピッコロ・フルート・イングリッシュホルン・オーボエ・クラリネット・ファゴット・コントラファゴット系など、9GBオーバー、72種類のプリセットが内臓されています。
サウンドデモ
こちらもとてもいい空気感。特にアタックの立ち上がり方、揺らぎ方がめちゃくちゃ好きです。
RPG系のゲーム音楽を作りたくなるなぁ。笑
Orchestral Companionシリーズの使い方【機能のポイント】
Orchestral Companionシリーズのパラメータはどれも同じシステムとなっています。
機能を1-6の順に説明していきます。
マスター・アウトプット
3つのノブがあり、tune・transpose・volumeの設定ができます。
演奏方法の選択
SUTAIN・STACCATO・PIZZICATO・TREMOLOなど、演奏方法の切り替えができます。
それぞれのボタンはC-1からF-1に応答するようになっていて、MIDIで切り替えることも可能。
エンベロープ(AMP・FILTER)
AMP(ボリューム)とFILTERのエンベロープを設定することができます。
エフェクト(REVERB・CHORUS・DELAY・EQ)
エフェクトはREVERB・CHORUS・DELAY・EQの4種類が内蔵されています。
あえてここでCHORUSを思いっきりかけて、変なサウンドを作ってしまうのも逆におもしろかったりします。
フィルター
フィルターはLow Pass系、Hi Pass系、Band Pass系など、10種類のフィルタータイプから選択できます。
LFO
LFOはAMP・FILTER・PITCHそれぞれに対して適用可能。
自然な揺らぎの調整だけでなく、ここでも思いっきり変な音にしてしまうのも面白いです。
SONiVOX - Orchestral Companionのセール情報と購入方法
SONiVOX - Orchestral Companionシリーズは単品のほか、バンドルでの購入が可能。
数年前はより大幅割引をすることもありましたが、最近のセール時はだいたい60%オフほど。バンドルは40%オフくらいが多いです。
SONiVOX - Orchestral Companionシリーズを単品購入
Orchestral Companionシリーズの販売ページ
SONiVOX - Orchestral Companionシリーズをバンドルで購入
下記のバンドルには、Orchestral Companionシリーズが全てセットになっています。
Premier Collectionバンドルを購入の際、何かSONiVOXのプラグインを1つでも持っている場合は、さらにお得なアップグレード版が利用可能。