u-he_Divaセール情報とレビュー

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u-he Diva | 2024/11/1までセール【レビューあり】極上のアナログシンセサイザープラグイン【ぶ厚いリアルサウンド】

シュンナリタ
シュンナリタ
Divaはリアルを極めたアナログシンセサイザープラグイン!
特徴や使い方をレビューします。

u-he Divaをレビュー: リアルで太い、アナログシンセサウンド!

u-heDivaをレビュー

Divaはu-heがリリースするシンセサイザープラグイン。

さまざまな往年の名機とされるアナログシンセシンセを細かくモデリングしています。

ぶ厚いアナログシンセサウンドがほしい!

というDTMerは、ぜひサウンド聴いてみてください。かなりグッとくる重厚感…。

サウンドデモ

また、Divaはアナログシンセのオシレーターやフィルターなどの特徴を再現しているだけでなく、アナログ回路にみられるサウンドのゆらぎまでをも表現。

アナログシンセならではの、リアルなグルーヴを曲に取り入れたい!

と、いうなら要チェック。実機をあつかっているような感覚でサウンドメイキングができます。

Hive 2も人気がありますが、逆にハイファイなサウンドと自由度が特徴です。u-he社のふところの深さをひしひしと感じますね。

プリセット【JUNO-106・JUPITER-8・Minimoogなどのテンプレもあり】

DivaのPRESETSパネル

u-he_Divaのプリセット

Divaには、BASS・LEAD・POLY SINTH・DREAM SYNTHなどのカテゴリに分けられた1,200以上のファクトリープリセットが用意されています。

プリセットパネルでは、8つのお気に入りフォルダ作成したり、特徴やサウンドキャラクターのタグでソートも可能。チェックしやすくなっています。

名機をモデリングしたテンプレート

u-he_DivaのTemplates

Divaのプリセットには、ハードウェアのシステムをテンプレート化したプリセットも数種類ふくまれています。

u-he_DivaのJuno_Jupiter_Moog_MS20

プリセット名とGUIからみて、Roland Alpha Juno・Roland JUNO-106・Roland JUPITER-8・Roland JUPITER-6・Minimoog・Korg Mono/Poly・Korg MS-20といった感じ。

1つのプラグインでいくつもの名サウンドをあつかえるのも魅力です。

名機のシンセ・キーボードサウンドコレクションとしてはArturia V Collectionも人気です。あわせてチェックしてみてください。

サウンドバンクの追加も【エキスパンション】

プリセットは追加で購入することも可能

u-he公式のDiva soundsetsほか、Plugin BoutiqueやLoopmastersなどでも、サードパーティ制のプリセットパックが販売されています。

u-he Divaの使い方

さて、ここからはDivaのおもなシステムやパラメーターについて説明していきます。

ハードウェアシンセからモデリングされた、複数のオシレーター・フィルター・エンベロープモジュールを組みかえて音作りできるのが特徴です。

また、u-he公式チャンネルのYoutubeプレイリスト、Diva Tutorialsには上記動画をはじめとするチュートリアルもアップされています。あわせてチェックしてみてください。

5つのオシレーター

u-he_DivaのOSC

オシレーターセクションはTRIPLE VCO・DUAL VCO・DCO・DUAL VCO ECO・DIGITALの5種類。

TRIPLE VCOは3つのオシレーターを搭載し、となりにMIXERセクションが用意されます。

MIXERセクションには、各オシレーターのボリュームノブや、フィルター後のサウンドをミキサーにもどすFEEDBACKノブがあります。

2オシレーターのDUAL VCOは波形選択がボタン形式で、1つのオシレーターで複数の波形を鳴らすことができます。また、ideal・analog1・analog2から波形の微妙なニュアンス選択可能。

また、PWM・CROSS MOD(FM)も設定できます。

DCOはPULSE・SAWTOOTH・NOISE・SUBOSCILLATORが組み合わされた、1オシレーター。ほかにはないあざやかなサウンドを鳴らすことができます。

DUAL VCO ECOはCPU負荷の少ない、2オシレーターモード。PWM・FMは搭載していませんが、RINGモジュレーションが可能となっています。

u-he_DivaのDigitalOSC

さらに、デジタルオシレーターをエミュレートしたDIGITALもあり。デジタルのクセやエイリアシングまで、しっかりモデリング。

Multisaw波形で作るリッチなサウンドなど、Divaの持つサウンドメイキングの幅を広げてくれます。

FEEDBACK・4つのHPF【ハイパスフィルター】

u-he_DivaのFeedbackとHPF

オシレーターのとなりには、FEEDBACKおよびHPF(ハイパスフィルター)セクションが設置されます。4つのモジュールから選択可能。

NO HPFは、FEEDBACKノブのみ。TRIPLE VCOにもあったように、フィルター後のサウンドをどのくらいもどすかをコントロールします。低域をブーストしたりサブハーモニクスを補強したりすることが可能。

HPF | POSTでは、このあと説明するメインフィルターの次にハイパスフィルターがくるようになります。BOOSTを選択すると、低域を補強することも可能。

HPF | PREはGUIの順番どおり、オシレーターとメインフィルターのあいだのハイパスフィルター。ふくらみすぎてしまう低域を事前にカットしたりします。

HPF | BITEもメインフィルターの前となりますが、PEAKノブでレゾナンスコントロールもできるようになっています。

5つのVCF【メインフィルター】

u-he_DivaのVCF

メインフィルターはLADDER・CASCADE・MULTIMODE・BITE・HUBIEと、5種類から選択可能。

クラシカルなLADDERフィルターは、EMPHASISノブでコントロールするレゾナンスサウンドがめちゃくちゃ気持ちいいです。両サイドのノブでモジュレーション設定が可能。

CASCADEは、LADDERにくらべてクリーンなサウンドメイキングが可能。ROUGH/CLEANスイッチで、トーンを変更することもできます。

MULTIMODEではHP(ハイパスフィルター)・BP(バンドパスフィルター)を設定可能。

BITEは、PEAKノブでコントロールするレゾナンスに特徴があります。分厚くエッジのあるサウンドがいい感じです。

HUBIEではMORPHノブおよびモジュレーションで、LP(ローパス)・HP(ハイパス)をスムーズにクロスフェードできます。

3つのENV【2基のエンベロープ】

u-he_DivaのENV

エンベロープは上下に2基搭載されており、それぞれADS・ANALOGUE・DIGITALの3種類から選択可能。エンベロープの微妙なカーブも、複数のハードウェアからモデリングしているこだわりポイント。

ADSのリリースタイムはDECAYと連動しています。RELEASEスイッチでカットすることも可能。

ANALOGUEはベーシックなADSRに、VEL(ベロシティ)、MIDIノートによってコントロールされるKYBDスライダーがあり。

u-he_DivaのDigitalENV

DIGITALには、Q・Cボタンがくわわります。Q(クオンタイズ)をオンにすると、ステップ感のあるニュアンスに。C(カーブ)をオンにすると、エンベロープカーブが少しS字を描くような形になります。

LFO

u-he_DivaのLFO

GUI左下には、LFOを2基そなえています。

8種類からLFO波形を選択できます。

EFFECT

u-he_DivaのEffect

GUI右下にはエフェクトスロットが2つ。Chorus・Phaser・Plate・Delay・Rotaryの2種類からエフェクトを選択可能。赤いボタンでオン/オフにできます。

どのエフェクトもアナログ感があって、サウンドを分厚くしてくれます。

とくにいい感じだと思ったのは、Rotaryエフェクト。Leslieのロータリーキャビネットをエミュレーションしており、サウンドをワイドに持ち上げてくれます。

MAINパネル【TUNING・AMPLIFIRE・PAN・VOICE・ARP】

u-he_DivaのMainタブ

GUI下部中央はパネルが切りかえられるようになっています。

MAINパネルではTUNING・AMPLIFIRE・PAN・VOICE・ARPが設定可能。

TUNINGのVibratoノブはLFO1とリンクしています。

MODIFICATIONSパネル

u-he_DivaのModifications

MODIFICATIONSパネルでは、さらにいろいろなモジュレーションを設定できます。

TRIMMERSパネル

u-he_DivaのTrimmers

TRIMMERSパネルでは、デチューンの調整やアナログサウンドのゆらぎをコントロールすることができます。

アナログの回路では、チューニングやエンベロープのカーブが常に微妙な変化をしています。それをシミュレーションすることで、よりリアルなアナログシンセのサウンドを再現することができます。

SCOPEパネル

u-he_DivaのScope

SCOPEパネルでは、オシロスコープで波形表示が可能。

エフェクト前のシグナルを表示するので、純粋なシンセサイズでの波形変化を確認することができます。

u-he Diva: CPU負荷は重いけど、最高なサウンド。【まとめ】

u-he_DivaのUPC負荷は重い

さて、ここまで説明してきたように、Divaはサウンドもシステムも申し分なく、かなり魅力のあるシンセサイザープラグインです。

ただし、こまかくアナログモデリングをしつつ、電気的なゆらぎまでをもシミュレートしているぶん、CPU負荷もかなり重い感じなのでちょっと注意を。

上記の画像はCore i7・メモリ16 GBのMacで3和音をならしているところ。プリセットによっては、1発でこんな感じに15〜20%くらいのCPU負荷があります。

スペック低めのパソコンであつかうときは、ちょくちょく書き出しをするなど、工夫をして使ったほうがいいですね。

それを差しおいておけるほど、サウンドの質感は極上なんですよね。

u-he Divaのセール情報と購入方法・価格チェック

最新の #DTMセール 情報はX(@DTM_Checker)でも発信しています。お得に #DTM を楽しもう。

またPlugin Boutiqueには、3種のエキスパンションとセットでお得なu-he Diva+ Bundleもあり。

u-he Divaプリセットパックを購入

プリセットパックの追加も可能。

u-he公式のDiva soundsetsほか、Plugin BoutiqueやLoopmastersなどでも、サードパーティ制のプリセットパックが販売されています。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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