
特徴や使い方をレビューします。 #Zynaptiq
【SALE】こちらもあわせて
Zynaptiq INTENSITYをレビュー【クリアで鮮やに音圧アップ】
INTENSITYはZynaptiqがリリースするダイナミックプロセッサープラグイン。
方向性としてはコンプレッサーやマキシマイザーの部類。しかしシステムはまったく異なっており、なんと顔認証アルゴリズムの技術にもとづいて作られています。
サウンドの細かいところまでくっきり聞かせて、ラウドネスを上げたい!
というDTMerはぜひチェックを。
音圧モリモリに、というよりかはこのグッと鮮やかに聞かせられるようにできるところが特徴です。
かんたんに素早く、クリアでいいサウンドに仕上げたい!
という人にもぜひ。
ほとんどワンノブのコントロールで、マスタリングからバス、各トラックのミキシングにまで使うことが可能。また、動画用のサウンド処理などにも、いろいろと役に立ちます。
関連記事: Zynaptiqのおすすめプラグインまとめ
インテリジェント機能で曲作りをがっつりサポートしてくれる、Zynaptiqのプラグインラインナップは要注目です。
Zynaptiq INTENSITYのサウンドデモとプリセット
サウンドデモ
プリセットのサウンドデモを撮ってみたので、音の変化をチェックしてみて下さい。
上で書いたように、派手に音圧が上がるような変化ではないので、ヘッドホン推奨。
埋もれているサウンドのディティールが前にでてくるのがわかると思います。

プリセットは23種類収録されており、用途にあわせて選べます。
また、プリセットには調整するべきパラメータ(Dry/Wet・BIAS)が書かれているものがあるので、サウンドデモではそこをコントロールしてみています。
ちなみに、プラグインを立ち上げたときのデフォルトプリセットが、なかなかわかりやすくいい音にしてくれます。プリセットを選ぶ前に、まずはデフォルト状態で、メインコントロールのINTENSITYノブを上げてみるのがいいかも。
Zynaptiq INTENSITYの使い方【シンプルでかんたん】
さて、ここからはINTENSITYの機能や使い方を説明していきます。
上記の動画とあわせてチェックしてみてください。
パラメーターは少なめで、GUIもシンプル。ある程度各機能をチェックしたら、実際にサウンドを鳴らして音の変化をききながら、使い所を見つけていくのがいいと思います。
INTENSITYノブ【メインコントロール】

メインコントロールとなるのが、GUI左側にあるINTENSITYノブ。
まずはここをいじってみましょう。
このパラメーターを上げていくと、埋もれているサウンドがグッと浮かび上がってきます。
なお[LVL COMP](LEVEL COMPENSATION)をオンにすると、ボリュームの変化を自動で補正可能。
ここでエフェクト全体の強度を決定し、下で説明するパラメーターやDRY-WET MIXでサウンドを整えていきます。
BIASノブとカーブモード

GUI右側のBIASノブでは、周波数帯に対してエフェクトがかかる度合いをコントロールできます。
カーブはプリセットが用意されており、選択してBIASノブで強度を設定します。

また、カスタムで好きなようにカーブを描くこともできます。
OUTPUT GAINとSATURATE

OUTPUTセクションでは、シンプルな[GAIN]コントロールのほか、[SATURATE]が選択可能。
[SATURATE]はソフトニーのマスタリングサチュレーションリミッターとなっており、サウンドに暖かみのあるドライブ感をくわえることができます。