2023年、Rhodesがついに公式プラグインのリリースを開始しました。
これまで多くのメーカーがRhodesピアノをモデルにした音源を販売していますが、やはりエレクトリックピアノ好きとして本家本元にはかなりグッときますよね…。
という最強のお墨付きは抜きにして、サウンドやシステム自体も非常に素晴らしいラインナップです。ぜひ、それぞれチェックしてみてください。
Rhodes V8 Pro / Rhodes V8
Rhodes V8 ProはRhodes MK8をサンプリング&モデリングしたエレピ音源プラグイン。
現行の実機がそのままソフトウェアとしてリアルに作り上げられており、エフェクトノブのコントロールはもちろん、内部のメカニカルな調整まで可能です。その上、さまざまな音色のプリセットも充実。
なお、低価格版のRhodes V8もあります。
Rhodes Anthology
Rhodes Anthologyは、Rhodes MK1 Stage 73・Sparkletop 73・Rhodes MKV 73・Rhodes MK7 73がサンプリングされたエレピ音源プラグイン。
数々のヒット曲を彩った1965年〜2010年までの伝説的なサウンドを、まとめて1つのシンプルなインターフェース上であつかうことが可能。各世代の空気感を、いつでもサッっと楽曲にまとわせてくれます。
V-Rack
V-Rackは、Rhodes MK8のアナログプリアンプ/FX回路をモデルとしたエフェクトプラグイン。
Rhodesのエレピサウンドを印象付けているとも言えるドライブやオートパンを、ほかの音源と組み合わせることが可能。味わいのある最高な質感で、サウンドデザインのワクワクを広げてくれます。
V-Pan
V-Panは、Rhodes MK8のパンニングをモデルにしたエフェクトプラグイン。V-Rackよりもシンプルで低価格になっています。
Vari-Pan回路によるRhodesピアノの心を揺さぶるような広がりや奥行きを、さまざまな場面で音作りに利用することができます。
Rhodes Chroma by Cherry Audio
Rhodes Chromaは、Cherry Audioとの協力によりリリースされているシンセプラグイン。
Rhodesと言えばエレクトリックピアノですが、実は1980年代にARP Instrumentsが開発したChromaを引き継ぐ形でシンセサイザーを短期間製造していました。そのレアなモデルを忠実に再現しつつ、モダンな楽曲制作にフィットするシステムに作り上げられています。
メーカー公式だからこその、マニアックな音源です。