Melodyneのエディションはどれがいいか迷ったらEditorがおすすめ

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Melodyne 5はEditorエディションがおすすめ【どれがいいか迷ったら】ボーカル補正以外の使い方もいろいろ!

シュンナリタ
シュンナリタ
ぼくがお気に入りで使用しているMelodyneの使い方あれこれをまとめていきます。めっちゃ奥が深いです。 #Celemony

Melodyne 5(メロダイン)とは

Celemony社のMelodyneは、ボーカル編集やピッチ補正の定番ソフト。

わずかに音程の外れたボーカルを正しいピッチにずらしたり、ビブラートやピッチドリフトの量を、編集の跡が分からないように自然にコントロールすることができます。

Melodyne 5の多機能な使い方、いろいろなエディットに使える

Melodyneの用途はボーカルのピッチ補正だけではありません。

エディションによってできる範囲は異なりますが、シンセサイザーやギターなどの楽器、パーカッションなどなど、あらゆるオーディオをMelodyneの機能を使ってクリエイティブに編集することができます。

下記のリンク先には、Melodyneの基本からドラム・ベース・ピアノへの使い方まで、動画などでまとまっています。

MelodyneのKSHMRとSkrillexの使用例

EDM / Dubstep系のトップアーティストである2人の使用例をご紹介。

KSHMRの使用例

こちらのは、EDMアーティスト/DJのKSHMR(カシミア)が、Melodyneを使ったボーカルのピッチ編集を紹介している動画です。

音程の補正だけでなく、音程を大きく変えるなどのクリエイティブな作業もMelodyneを使って実践しています。

Skrillexの使用例

All my vocals are usually done with Melodyne and a ton of other plug-ins to make it sound weird.

引用: Interview: Skrillex talks production, plug-ins and power edits

こちらはSkrillex(スクリレックス)の楽曲製作についてのインタビュー。

Skrillexの楽曲のボーカルはいつも、Melodyneと、そのほかたくさんプラグインを使って仕上げられているようです。

この曲のボーカルパートなんかモロに、Melodyneでガッツリと音程やタイミングをエディットしている感じですよね。

Melodyne 5をクリエイティブに使いこなそう!

KSHMRやSkrillexのように、Melodyneをクリエイティブに使いこなせると、かなりDTMの幅が広がります。

例えば、ひとりでDTMをしていて、「こんなボーカルが欲しいなぁ」と思ってもなかなか頼める人はまわりに居なかったりしますよね。

そんな時にダウンロードしたボーカルサンプルをMelodyneでエディットして、ボーカルパートを自分で作ったりしてもおもしろいですよね。

また、Melodyneを使うと、リードシンセなど、メロディ作りも、MIDIやDAW上でオーディオをエディットするのとまたひと味ちがったおもしろい効果が得られます。

Melodyne 5のエディションはどれがいいか迷ったらEditorがおすすめ

Melodyne 5には4種類のエディションがあります。どれがいいか迷ったら、おすすめはEditorです。

Editorエディションがおすすめな理由

Editorより高価なStudioエディションのみで使える機能は、かんたんにまとめると以下の3つ。

Studioエディション

  • 複数のトラックを同時に表示し編集する「マルチトラックノート編集」
  • 音色の調整をする「サウンドエディター」
  • あるトラックのタイミングを別のトラックに適用する「クオンタイズ」

このような、Melodyneを高度に使いこなした効率的な作業やミキシングをしなければ、Editorが必要充分です。詳しい機能比較は公式サイトで確認してみてください。

なお、とりあえず低価格なエディションを手に入れて、後々Editorへアップグレードすることもできます。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。Moment名義で曲をリリースしつつ、DJしたりしています。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでブースに立ってました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細や経歴はこちら

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