Eighty Eight Ensembleをレビュー
Eighty Eight Ensembleは、SONiVOXのグランドピアノ音源。
Steinway 9-foot CD 327グランドピアノを丁寧にサンプリングしており、とても高音質。
また、グランドピアノだけでなく、ベース、ギター、ストリングスサウンドなども内蔵されており、色々と使える音源です。
価格も手頃なので、DAW付属などのグランドピアノ音源しか使ったことがないという人は、ぜひチェックしてみてほしいです。
Eighty Eight Ensembleの販売ページ
Eighty Eight Ensembleのサウンド【音質】
サウンドデモ
この高級なグランドピアノらしい質感と空気感。マジでいい音。ステージが目の前に見えてきそうな。
これ、サンクラのデモより、実際に自分で強弱をつけて鳴らしてみた方がもっと感動的なんですよね…。
このエエ音なんですが、とても丁寧に時間をかけて収録されているようです。1つの鍵盤に対して16の強さで録音され、全体で1,500(11GB)以上ものサンプルで構成されているとのこと。
だからこそ、自分でMIDI鍵盤繋いで鳴らしてみたときのフィーリングがとても気持ちいいんですね。
Eighty Eight Ensembleのプリセット
プリセットはこんな感じで別れており、選びやすくなっています。
CLASSで、16〜4段階のDynamic Layer(鍵盤の強弱)のピアノサウンド、Combinations(ストリングスなどとレイヤーになったサウンド)、Key Split Combis(鍵盤の位置でサウンドが変わる)が選択できます。52種類。
GENREはRockやPopps、Jazzなど、選択できます。35種類。
CHARACTERでは、Warp、Bright、Softなど、質感を選択することができます。16種類。
Combinations / Key Split Combis
上で説明したように、このCombinationsとKey Split CombisはEighty Eight Ensembleの特徴ですね。まさしくその名の通り、アンサンブルできるわけです。
Combinationsのサウンドデモ
このように、Combinationsでは、グランドピアノにストリングスやパッドサウンドなどをレイヤーして鳴らすことができます。
Popsなど以外にも、Dance Music系にもガンガン使える感じのやつです。
さらにKey Split Combisでは、下記の画像のように鍵盤の位置によってベースを鳴らしたり、ピアノを鳴らしたりといった使い方ができます。
一部を重ねてレイヤーにすることも可能です。
Eighty Eight Ensembleの使い方【パラメーター】
Eighty Eight Ensembleのサウンドはプリセットそのままでもいい音ですが、下記のパラメーターを操作することでエディット可能です。
Levels
Levelsセクションでは各音量の調整ができます。
- Layer…ピアノにレイヤーとなっているストリングスやパッドなどの音量。
- Solo…Key Split Combisでのリードレイヤーの音量。
- Bass…Key Split Combisでのベースレイヤーの音量。
- Pedal…サスティンペダルを話したときの音量。
- Release…ピアノサウンドのリリース音量。
Limitter
リミッターセクションです。
強めにかければ、詰まった重いサウンドにすることもできます。
Equalizer
Low / Low-Mid / High-Mid / Highの4バンドのスライダーでイコライジングできます。
Reverb
リバーブセクションです。
ピアノの部屋鳴りをイメージして、広さや響き方を調整しましょう。
Eighty Eight Ensemble - SONiVOXのセール情報と購入方法
Eighty Eight Ensembleは単品のほか、バンドルでの購入が可能。
Eighty Eight Ensembleを単品購入
セール状況をチェック
Eighty Eight Ensembleの販売ページ
たまにセールをしており、70%オフほどの大幅割引になることが多いです。
Eighty Eight Ensembleをバンドルで購入
下記のバンドルにはEighty Eight Ensembleがふくまれています。
Premier Collectionバンドルを購入の際、何かSONiVOXのプラグインを1つでも持っている場合は、さらにお得なアップグレード版が利用できます。
Film Score Companionもよくセールをしており、おすすめです。
そのほかのおすすめピアノ音源
そのほかのおすすめピアノ音源については、下記の記事にまとめています。