SSL Native X-Saturator レビュー

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SSL Native X-Saturator【レビュー】サッと音を太くできる!汎用性の高いサチュレータープラグイン

Solid State Logicがリリースするサチュレータープラグイン、SSL Native X-Saturatorを実使って感じる特徴や使いどころをまとめます。

記事内では、実際のビートメイクで使用した例も紹介していきます。SSL Native X-Saturatorが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

SSL Native X-Saturatorをレビュー

公式でもアピールされているように、SSL Native X-Saturatorで最も注目したいのは汎用性の高さ。ボーカル、ドラム、ギター、ベース、エレピなど、トラックを選ばず幅広く使用できます。

また、Solid State Logicらしい、アナログ感のある高品質なサウンドをミックスに取り入れられるのも大きな魅力です。

以下で、これらの特徴をもう少し詳しく紹介していきます。

販売ページ

サッと使えて太く存在感のあるサウンドにしてくれる

サウンドデモ

上のサウンドデモ動画では、ボーカル、ベース、クラップにSSL Native X-Saturatorを使用する様子をチェックできます。

このように、ミックスの中でちょうどいい存在感を加えながら、サウンドの質感も柔軟に調整が可能。持っておくと、かなり幅広い場面で使えるプラグインです。

細かいところまで自分でミックスを作り込む場合はもちろん、ラフミックスの段階でサウンドの方向性をサッと決めたいときにも便利です。

SSL Native X-Saturatorを使ってビートメイクしてみた

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上の動画で僕が制作したビートでは、ベースやドラムバスをはじめ、ミックス全体でSSL Native X-Saturatorを活用しています。

サンプリングしたベース素材では、元々のループが持っていたグルーヴ感を活かしながら、Hip Hopらしい太さと腰を加えることができました。

ドラムバスでは、全体をまとめながら軽くパンチを加えるような使い方をしています。

このようにミックスの段階で使うだけでなく、サンプリング素材をそのまま使ってみて「ちょっと細いな」と感じる場合には、スライスする前にSSL Native X-Saturatorを通しておくのもおすすめです。

あらかじめ太さや質感を整えておくことで、ミックスの中でも扱いやすく、しっかり主張できるサンプリング素材に仕上げられます。

Decapitator・Saturn 2との使い分け

SSL Native X-Saturatorは、そんな使い勝手のよさが魅力のサチュレータープラグインです。

サチュレーターでは、ほかにSoundtoys DecapitatorFabFilter Saturn 2もよく使いますが、それぞれキャラクターや向いている使い方が異なります。

Decapitatorはより強くサチュレーションを効かせて、ぶっとくゴリゴリしたサウンドを作りたいときに向いています。

一方、Saturn 2は細かな設定を追い込みながら音を作り込んだり、自由にサウンドデザインを探求したいときに使いやすいプラグインです。

それに対してX-Saturatorは、複雑な設定を追い込まなくても、サッと音に太さや存在感を加えやすいところが特徴だと感じます。

シンプルながら幅広く対応するパラメーター

SSL Native X-SaturatorのGUIとパラメーター構成

この汎用性と使いやすさには、パラメーター構成も大きく関係しています。

各パラメーターは、基本的に以下のような役割で使います。

パラメーター

  • DEPTH:より複雑で密度の高いサウンドにしたい場合に上げる
  • HARMONICS:偶数倍音と奇数倍音のバランスを調整し、サウンドのキャラクターを決める
  • DRIVE:サチュレーションの量を調整するメインパラメーター
  • MIX:原音とエフェクト音のバランスを調整する、一般的なDry / Wet設定
  • SHAPE:よりアグレッシブで粗いサウンドにしたい場合に上げる
  • +6dB:内部クリッピングを避けるためのヘッドルームを確保する

これらを組み合わせて、さまざまな質感のサチュレーションを作り出すことができるわけです。

シンプルな構成ながら、設定次第で幅広いアナログ機器のキャラクターを再現できるのもX-Saturatorの面白いところ。

各パラメーターの詳しい動作については、公式マニュアルもあわせてチェックしてみてください。

プリセット

SSL Native X-Saturatorのプリセット

シンプルな構成ということもあり、プリセットの数はそれほど多くありません。

ただ、使用するトラックや求める質感ごとに、スタートポイントとして分かりやすい設定が用意されています。

このあたりも、あまり深く考えすぎず、作りたいサウンドに近いプリセットをサッと選んでみて調整していく使い方がおすすめ。実際に使ってみると、プリセットを出発点にして少し調整するだけで狙った方向に持っていきやすく、スピーディーに作業を進められます。

「まずは音を太くしたい」というときに迷わず使える、信頼感のあるサチュレータープラグインです。

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  • この記事を書いた人
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シュンナリタ

『マタタキベース』でDTM情報を発信中。長野在住。東京時代は年間200日くらい各所のClubでDJしてました。かれこれ15年以上音楽業界の片隅に居ます。プロフィール詳細やディスコグラフィーはこちら

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